4日目のルート
リヒテンシュタイン(リヒテンシュタイン)
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マイエンフェルト(スイス)
ハイジの舞台。アルムおじさんの家で牛乳を飲む
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クール(スイス)
ベルニナ鉄道始発の駅
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車は駐車場に止めて、クールからベルニナ鉄道に乗車
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サンモリッツ(スイス)
乗り換えを間違えた
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ティラーノ(イタリア)
ホテル泊
サービスエリア車中泊からリヒテンシュタインへ
6時30分ごろ起床。起きてみると、綺麗なサービスエリアだったことがわかる。夜は暗くて様子がわからなかった。
サービスエリアで朝ごはん。俺は節約のために何も頼まなかった。アキだけコーヒーを飲んでた。
このサービスエリアのトイレにはシャワーがあった。しかし、開いていない。鍵がかかってる。店員に聞いたら、契約してるトラックの運転手じゃないと入れない?らしい。よく英語がわからなかった。仕方ないのでトイレの水道で頭だけ洗った。8時ごろ出発。
リヒテンシュタインに到着
9時前にリヒテンシュタイン着。小さい国だし、朝早いのか全然人が居ない。
山々が綺麗に見える。いい天気だ。
顔ハメパネルで遊ぶ。
リヒテンシュタインの観光案内所。
観光案内所では入国スタンプ(非公認)が押して貰える。ユーロの1国のため、陸路で移動している場合はパスポートチェックもないし、入国スタンプもない。これを押したパスポートで海外の色々なところに行ったが一度も問題視されなかった。リヒテンシュタインのスタンプなんて持ってる人ほぼいないので是非。スーパーでパンとか買った。リヒテンシュタイン産のビールも買った。9:45にリヒテンシュタイン発。
スイスへ向けて出発
スイスの高速道路は乗り放題で、定額制のチケットが必要。いくつかブログを読んだりしてみたが、なくても大丈夫そうな感じがした。しかし、一応買っておくことに。確か40ユーロ。スイスに入ってからサービスエリアや料金所など、どこでも販売している様子だった。チケットはステッカーになっていて、フロントガラスに貼る。もちろん貼っておいたのでスイス内では特にトラブルなし。高速道路は特にチェックなしで乗れた。
スイスのマイエンフェルト
10:30、スイスのマイエンフェルトに到着。街は通過して、ハイジの舞台に向かう。ここにはハイジ●●という施設がいくつかあるが、レストラン、観光案内所、アルムおじさんの家など役割で名前がわかれている。まずはレストランであるハイジホフの駐車場に車を止めて、アルムおじさんの家に向かう。周辺に駐車場がなく、ハイジホフに半日近く車を停めていたが、問題なかった。無料。
車は俺らの一台のみ。奥には観光バス用駐車場があったので、おそらくここに停めておいても問題ないのだろう。
10:30、ハイキングスタート。快晴だけど気温はそこそこで風がとっても気持ちいい。アルムおじさんの家までは約2時間かかったが、相当ダラダラ登っていたので普通に行けば1時間半くらい。
道はずっとこんな感じ。整備はされているが、坂道を2時間歩くのはけっこう疲れる。基本的に日陰はない。
ここは途中にあるハイジドルフ。観光案内所とお土産を販売している。ツアーとかだとここからスタートすることも多いらしい。アルムおじさんの家で飲んだ牛乳がとても美味しかったので帰りにマグカップを買った。
いよいよ、アルムおじさんの家に向かって歩く。他に歩いている人が全くいない。
牛の放牧をしていて、柵には電線がついてる。注意。
途中の湧き水が美味しかったー!
アルムおじさんの家まで行くのはけっこうつらかった。直射日光だし、ずっと坂だし、暑いし。途中で何か買うことはできない。
山道の途中には、ハイジに出てきたアイテムなどが設置されている。これはクララの車椅子。
アルムおじさんの家付近。ヤギの群れがいて、首の鐘がカラカラ鳴っていた。本当にペーターが出てきそうな長閑な景色。
やっと到着!今日は2組目のお客さんだよ、と言われた。出迎えてくれたのはアルムおじさんではなく、アルバイトの若い女性。
チーズとパンと牛乳を頼む。この辺で取れたものではないらしく、バギーみたいので下の街から運んできているらしい。
現代のアルムおじさんの家はソーラー発電をしていた。
しばし休憩。
ここで吸う煙草は美味しかったな~
あとはひたすら下山。
帰りもけっこうきつい。途中途中休みながら山を降りる。
スイス、マイエンフェルトからクールへ
15:00、下山完了。クールに向かう。マイエンフェルト、とってもいいところだった。半日かかるが、アルムおじさんの家には行ったほうがいい。とても気持ちの良い場所だった。今でも景色が忘れられない。
15:45、クール着。その辺の適当なスーパーの駐車場に停めた。次の日帰ってきた時に、長時間停めていたせいなのか、罰金になっていた。市内の商業施設に車を停めるのは注意。
少し街をぶらつきながら、駅に向かう。アキはアイスクリーム食べてた。
ベルニナ鉄道の始発駅、クール駅
ベルニナ鉄道の始発駅、クール駅。
駅のチケットカウンターでベルニナ鉄道のチケットを購入。サンモリッツから乗る人が多いと聞いていただが、始発のクールから終点のティラーノ(イタリア)まで乗ったほうが楽しい、見どころが全部見れると聞いていたので今回はそうすることに。チケットカウンターのお姉さんは優しい人で、このルートなら乗り放題パスが安い、と普通のパス購入をしようとしていた俺らに教えてくれた。チケットは問題なく購入。
出発まで時間があるので近くのカフェでお茶をしたが、値段がすごい高かった。
スイス、ベルニナ鉄道
17:50頃、ベルニナ鉄道に乗車!車内は空いていて、ボックスシートを占領。
路線と見どころは机にプリントされていてわかりやすい。
さすがヨーロッパ。自転車のスペースも完備。
徐々に山の中に入っていく。移り変わる景色がとても素敵。何度かトンネルに入るけど、抜けるたびに景色が変わり、見ていて飽きない。
アキが突然ビールを買ってきてくれた。常温だったけど美味しい。今夜はクールに車を放置してきたので運転はなし!乾杯!
後日談:アキがビールを買ってくれた理由を聞いたら下記の返事が。ごちそうさまでした。
>なんで電車乗ってるときにビール買ったかと言うと、
>倉林が色々予定たてたり、色々と頑張っていたから
ただただベルニナ鉄道に揺られる。余裕ぶっこいてたら、どこかで乗り換えをしなくてはいけなかったらしく、正しい電車に乗り換えるためにサンモリッツで降車。ちなみに改札などはまったくなく、乗車中に車掌さんがチケット確認に周ってくる。
スイス、サンモリッツ
19時過ぎ、サンモリッツ着。よくわからないので駅員に聞いたら、もう1本電車に乗って、別の駅からはもう電車がないからミニバスに乗れ、とのこと。駅員さんの対応はしっかりしていてわかりやすかった。
サンモリッツから乗った列車は貨物列車のようで、客席はほぼなく、ほとんどが木材を積んだ車両だった。イタリアに輸出されるのだろうか。
標高が高くなってくるとけっこう寒い。上着がいる。
乗換駅に到着。ミニバスに乗り換える。このあたりから真っ暗で、あまり景色は見えなかった。
ベルニナ鉄道の終点、イタリアのティラーノに到着
22時ごろ、イタリアの国境を超えて、ティラーノに到着。ミニバスはティラーノ駅の目の前に止まったのでわかりやすい。これにて本日のベルニナ鉄道の旅終了。乗り換えミスで後半の車窓は楽しめなかったが、明日もベルニナ鉄道でクールに戻るので問題なし。この写真の通り、小さな街。駅前といえど何もないし人もいなかった。
宿を探す。駅前にあったミニホテルみたいなところに予約なしで行った。久しぶりのホテル。一泊二人で80ユーロくらいだったかな。
夜23時頃、ホテル周辺を散歩。イタリアに来たのでイタリアンという安易な発想でレストランでパスタとピザを食べた。美味しかったけど自炊パスタの方がもしかしたら美味しいんじゃないか??とか話していた。
久しぶりにシャワーも浴びれた。24時半ごろ就寝。
(2015/7/1)