11日目のルート
サン・シル・ラポピー(フランス)
寝坊した
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ルマン(フランス)
松井大輔が活躍した街へ
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モン・サン・ミッシェルに向けて爆走
途中での小麦畑のど真ん中で道が工事で進めなかった。
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タイヤの圧が不安で、少しだけ空気を入れた
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モン・サン・ミッシェル(フランス)
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モン・サン・ミッシェルの駐車場で車中泊
サンシルラポピーからルマンへ
朝はなかなか起きれず。さすがに二人共疲れてたかな。11時頃に宿を出発。途中、良い写真が撮れるところがあった。
今日の目的地はまずはルマン。ひたすら車を走らせる日だ。途中で、廃線になったであろう線路があったので歩いて行ってみた。
お昼過ぎにスーパーマーケットがあったので寄る。今夜のパスタを調達。もう完全に安さで決めてた。大体毎回ボロネーゼ。
ガソリンも入れる。
フランスの高速道路は区画ごとに切符をもらって、それで精算をするシステムだった。有料なだけあって、綺麗な高速道路だった。
ルマンに到着する前に、ナビが指示する方向が工事で行けない場面があった。小麦畑のど真ん中で、立ち往生。下手に別の道にいったら何km迂回するかわからない。それくらい道がない田舎を走っていた。結局、行けるだけ行ってみたり、人に聞いたりしながら走ったら1時間くらいロスしたけど一応ルートには戻れた。いったい自分たちがどこにいるのかわからなかったのですごく不安だった。
ルマン
約8時間くらい走り、ルマンに到着(よく走ったなぁ)
観光案内所でルマンのサッカーショップを聞いたが、いまいち英語が通じない。俺の英語がダメなんだろうけど。そもそもこの時点でルマンはフランスの下部リーグに降格しており、サッカーショップがあるか微妙なくらい弱くなっていた。結局、見つけることができなかった。
すごい建築の教会
ルマンには路面電車が走っていた。
古い建物が素敵な街。松井大輔もここで暮らしていたのかなぁ。
ルマンはF1でも有名なのね。知らなかった。片田舎の落ち着いた街で散歩が楽しかった。でも時間がないので40分くらいで出発。計画よりも遅れてる。
ルマンからモンサンミッシェルへ
モンサンミッシェルを目指してとばす。あたりはただの草原になってきた。写真では伝わらないくらい眩しくて、夕日に向かって走り続ける。あまりの眩しさにサングラスを2つかけるアキ。一個はアキの本物のレイバン。もう一つは俺の偽物のレイバン。これが面白くてけっこう印象的な出来事だった。
22時30分くらいにモンサンミッシェルが見えてきた。 丘の向こうにモン・サン・ミッシェルが見えた時、感動した。パッフェルベルのカノンを大音量で流したら感動してアキが泣いていた。それを見て俺も泣いた。アキの名言「やべぇ、俺泣きそう」爆笑。今でも思い出して笑える。疲れもあって二人共テンションが高く、景色もとても綺麗だったのですごい高揚してた。写真撮り忘れるくらいに。
車でモンサンミッシェルに到着
23時、やっとモンサンミッシェルに到着。今日1000kmくらい移動したんじゃないかな、、。車はモンサンミッシェルの駐車場に止める。たしか少し駐車場が高かった印象。
ライトアップが消える前に行かないと!急ぐ。モン・サン・ミッシェルのライトアップは25時に消える。バスの中でもカノンを聞いていた。
くだらない動画撮ってるなぁ笑
これがモンサンミッシェル。なんて美しいんだろう、というベタな印象だけど、それが素直な感想。想像してほしい。1日に12時間近く運転して移動し続けた最後にこの景色を見ながらパッフェルベルのカノンを聞くシーンを。感動するでしょう。
とりあえず上まで行く。俺は2回目だがアキは初めてなので一通り回る。この時間だとパリからのツアー客は帰っているので人はあまりいない。ゆっくり見れる。
セントジェームスってお店、前に来た時はカタカナじゃなかったのに笑
しばらく、綺麗なモンサンミッシェルを眺めていた。1時間くらい歩いてまわった後、終バスが無くなる前に戻る。24時くらいが最後のバス。
一度車に戻って、ガスコンロなどの料理の準備をして、モンサンミッシェルを眺められる橋に行く。駐車場からは見えないのだ。
今夜はごちそうなのだ。モンサンミッシェルを見ながら日本から俺が持ってきたカップ麺を食べる!!と意気揚々と橋の上で火を起こそうとするが、風がめちゃくちゃ強くて全くつかない。点いてもすぐ消える。しかも寒い。中止~笑
そんな感じで奮闘していたらモンサンミッシェルのライトアップも消えたので大人しく車に戻った。
車の中でパスタを作る。
いつも通り美味しい!
そしてデザートにカップ麺。
アキ、嬉しそうだね。美味しかったね。
この時点でもう2時近い。誰もいない。
明日は移動もあるので、眠いけど今夜中に洗い物を済ませた。多分朝になると混むし。
そしてお決まりのシャワー笑
3時前に就寝。もちろん車中泊。この日は楽しかったなぁ。思い出深い1日だった。
(2015/7/8)