3日目のルート
ミュンヘン(ドイツ)
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ヴィース協会(ドイツ)
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フュッセン(ドイツ)
ノイシュバンシュタイン城
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どこかのサービスエリア(オーストリア)
旅行中初めての自炊。車中泊
ミュンヘンを散策。朝からビールを飲みに行く。
7:30起床
起きたらこんな感じだった。車中泊は毎回、夜に着いて周りがよく見えない状態で寝るから起きてみて「こんなところだったのね~」と驚くことが多かった。他にも路駐がたくさんいてびっくり。
オリンピアパークミュンヘン、つまりミュンヘンオリンピック公園へ。ここのスタジアムはドイツワールドカップの開幕戦かな?が行われたはず。
8:30。朝のサイクリングは気持ちがいい。
スタジアムはやっぱり開いてなかった。外から眺めて終わり。
ドイツワールドカップの記念で、この公園の池の横の斜面の芝生にサッカーコートができたことがあるらしい。TABIPPOのサイトで見て行くのを楽しみにしていたのだが行ってみたらなくなっていた。わかりにくいけど、1枚目の写真の奥。
チャリを車に戻し、地下鉄でミュンヘン中心地へ移動。
ミュンヘンのビアガーデン
地下鉄で中心街まで移動し、徒歩で町中を歩く。なんだか久しぶりの都会だ。
まだ朝の9時半なのにもうビアガーデンがやってた。今日の運転はアキに全部任せて、俺は朝から1リットルジョッキでビールを飲んだ。
ここでパンを買って朝ごはん。アキはりんご買ってた。
天気もよくてとても気持ちのいい場所だった。
シュナイダーヴァイセ
最初のビアガーデンでビールを飲み干した後、すぐさま次のお店へ。有名なビアパブ、シュナイダーヴァイセ。日本語メニューもあり。観光ガイドブックにも必ず載っているような有名店なので、混む時はかなり混むらしい。朝行ったので、ガラガラ。地元のおじさんが新聞片手にビールを飲んでいる様子が微笑ましい。ここでお土産の1リットルのビアグラスを買った。 日本に帰って使うことはなかった。
ホーフブロイハウス
2軒目のビールを飲み干して、ソーセージを美味しく食べてから今度は3軒目。こちらも有名なビアパブ、ホーフブロイハウス。さっぱりしたビールがとても美味しかった。このビールは一番美味しかったな。日本でもたまに売っているのを見る。
すでに朝から3リットル近いビールを飲んでいた俺と正反対に、今日終日運転手のアキはジョッキでスプライトを飲んでいた。ソフトドリンクもジョッキで出てくる。
シュナイダーヴァイセもホーフブロイハウスも有名店で、どちらも内装などの雰囲気は抜群。ビールをより美味しくしてくれる。ホーフブロイハウスの方が広くて、観光客が多い印象だった。まだ朝10時くらいだというのにけっこう混んでいた。
ブンデスリーガのチーム、1860ミュンヘンのサッカーショップへ
ドイツ2部のミュンヘン1860のお店。行きたかったので行った。半年だけ大迫選手がいたチーム。昔ドイツ1部だった頃に試合を見て、かっこいいユニフォームだったから欲しかった。当時初めて見た時はkappaでスタイリッシュな縦縞がすごくかっこよかった。ファンショップはミュンヘンの中心地にあったがバイエルン・ミュンヘンのファンショップの方が大きい。扱いの差を感じる。
ミュンヘン1860のお店は小さかったが、店員さんは日本人が買いに来てくれた!と喜んで歓迎してくれた。ユニフォームを買った。ヨーロッパで人気のmacron社製なのがお気に入りポイント。
こちらがバイエルン・ミュンヘンのお店。ここは支店で、本店はもっと大きいらしい。
俺が仕事の連絡をしなくてはいけないので一旦、マクドナルドで休憩。Wi-Fiが使えた。
14時半頃、地下鉄でオリンピック公園に戻り、車でヴィース教会に向かう。
ミュンヘンからヴィース教会へ
ヨーロッパのサービスエリアは大体臭い。窓を空けて走ってると、牧場とかがあってたまに臭い。
16:30 ヴィース教会到着。
世界遺産であるヴィース教会は有名観光地になっていて、近くにあるノイシュバンシュタイン城とセットで観光することが多いようだ。
精巧に作られた像や絵がびっしり。一枚の絵の教会も迫力があるが、ヴィース教会はそれらが実像で飛び出しているからもっと迫力がある。
後に世界遺産検定2級を受けてみたときに、ロココ様式の建築の代表例としてヴィース教会が出てきた。彫刻が施された教会内部は確かに他の教会とは異なる美しさ、精巧さがあった。
観光地でよくあるコインを潰して記念コインにしてくれる機械をやるアキ。嬉しそう。この後も各地でやることに。そういえば日本ではこれ見なくなったなぁ。
ノイシュバンシュタイン城へ
17:15 ヴィース教会を出発し、ノイシュバンシュタイン城があるフュッセンに向かう。
途中でナビがおかしくなったのか、道に迷う。村みたいなところで通行人に聞いても、英語が通じない上に、なぜこんなところで黄色人種が車を運転してるんだ?みたいな感じで有力な情報は得られず。カンと方位磁石を頼りにとりあえず進む。
山の向こうにノイシュバンシュタイン城が見えてきて、無事に着いた。18:20着。18時過ぎだとノイシュバンシュタイン城周辺の観光施設は営業時間外で、駐車場もいくつか閉まっていたり、城に行くバスがなかった。
歩いて行くのはめんどくさいので城の近くまで車で行けるんじゃないかと思って、山道に車で突入。途中、ホテルの駐車場があったから止められるんじゃないかと思ってたけど「無理無理帰れ」と言われておとなしく戻り、下の駐車場に停めて徒歩で登ることに。
もうこの時間になるとほぼ人はいない。下から城までは徒歩で約30分。そんなにきつい斜面ではなかったけど、歩いて登るのは普通はしない。無料のシャトルバスがある。
ノイシュバンシュタイン城
ノイシュバンシュタイン城。おとぎ話にでてくるみたい。ゼルダの伝説みたい!
もう開園時間がすぎているので内覧はできないのでパス。さっさとさらに上の橋に向かう。実際、内覧は大して面白くない上に、時間がかかるし混むし、オススメしないと聞いた。だったらさらに上まで行って、橋よりもさらに奥までトレッキングでもしたほうが楽しいとか、下の街を散策したり、他にもいくつかお城があるからそっちを見るのがいいらしい。
ノイシュバンシュタイン城を眺める、マリエン橋へ
ノイシュバンシュタイン城から橋までの道。橋までは15分くらい。
有名な橋から見た景色。綺麗だった。この橋も日中は激混みでかなりストレス溜まるらしい。誰もいない。この時間に来れてよかった。ちなみにこの時点で20時くらい。
足元。高い。
アキが写真を撮ってあげてた。欧米人カップルの彼女のスカートが風でめくれそうになってた。パンチラは見れなかった。風が強いので女性の方はご注意。
御礼に俺らも撮ってもらった。
これが橋。このさらに奥も行くことができるらしい。そこから見た景色も良いらしい。
ノイシュバンシュタイン城周辺の地図。木製でちょっとわかりにくい。この地図で言うと、左側のPマークあたりから歩いて中央のノイシュバンシュタイン城へ。そこから右側のマリエン橋まで行って戻った感じ。
交通サインがあるから迷うことはない。道も簡単だし。まぁなによりこの時間に行ったから空いていたのが良かった。
麓には湖畔リゾートホテルみたいのもあって、周辺はまったりした感じ。宿泊しても面白いかもね。
車中泊でめんどくさかったのが水の確保。ここでは湧き水が出ていたので全タンクに汲んだ。これが冷たくて美味しかった!きもちいい~!
20:30 ノイシュバンシュタイン城出発
ドイツからリヒテンシュタインへ
今夜はどこかのサービスエリアで寝ることにして、明日の目的地リヒテンシュタインに向かう。とりあえず行けるところまで行こう。
大きなサービスエリアを見つけたので、とりあえず入る。全くどこだかわからないが、オーストリアにいるらしい。22:30、サービスエリアに到着。
サービスエリアで車中泊
こういう移動が最後の行程になる日はできるところまで移動して、寝るというスタイルにしていた。日本と同じように、高速道路上にはサービスエリアの標識が出ていて、何の施設があるかアイコンで書かれていることが多かった(トイレ、レストラン、キャンプ場など)それを見て、ここが良いんじゃない?的な感じでその場で毎晩の宿は決めていた。
もうレストランなどは全て閉店していたがWi-Fiだけあったので閉店したレストランの自動ドアの前でスマホをいじる。
初めての自炊
今夜が初めての自炊。アウトドア用のガスコンロ、鍋、パスタ、フライパンで調理。パスタやパスタソースはすでにスーパーで購入していた。この後も同じだが、基本的に、2日分くらいのパスタとパスタソースを常に車に乗せておくようにこまめにスーパーで買っていた。細麺のほうが茹でる時間が短いのでガスの節約になる。
荷物が多いし、移動もめんどくさいので、普通に駐車場の横の原っぱでやった。アキが雰囲気を出すと言って持ってきたキャンドルのおかげで良い雰囲気になった。しかしこのキャンドルはこのサービスエリアの出発時に忘れてきたのでこの日のみの活躍で終わった。
今夜はボロネーゼ。後にも先にもこのパスタがヨーロッパ中で一番美味しかったかもしれない。二人で、こんなに美味しいのか!?と驚いていた。
自炊中の動画。13:50くらいで二人で食べ始めて美味しいー!ってなってる。これ見ると、うわー!サービスエリアで自炊したパスタ食べたいーー!!ってなる。それくらい美味しかった。
車はサービスエリアの駐車場に停めた。周りには大型トラックなどが止まっていて、運転手が中で寝てる。綺麗で大きなサービスエリアで、駐車場も広かった。あまり出入りが多そうな出入り口はやめて、奥の方に止めた。駐車位置からトイレがすごく遠かったので、近くの草むらで用は済ませた。24時過ぎに就寝。
(2015/6/30)