ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUE GIANT】

東京が舞台!ブルージャイアントの聖地巡り!

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

大好きな大人気ジャズ漫画「BLUE GIANT」東京編に登場するモデル、聖地巡りをしてきた。第一部の前半は仙台が舞台で、後半は東京に移る。主人公のダイは仙台で生まれ育ち、東京を経て世界へと舞台を移していく。東京が舞台として描かれているのは高校を卒業して上京し、同級生の玉田の家に居候を始める4巻後半から第一部最終巻の10巻まで。第二部からはブルージャイアントシュプリーム、としてヨーロッパ ドイツに舞台が変わる。

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

第一部の前半、仙台のモデル、聖地巡りはこちらの記事で。

仙台でブルージャイアントの聖地巡礼とモニュメントを訪れてみた【モデル、ロケ地】 - Travel Kurarin

ジャズ漫画 BLUE GIANT(ブルージャイアント)とは?

石塚真一先生の漫画作品。ジャズを題材にしている。主人公がジャズに魅了され、サックスを始めて、世界へ羽ばたいていくストーリー。小学館ビッグコミックで2013年から連載開始。ブルージャイアントのデザインは名門ジャズ・レーベル、ブルーノート・レコードのレコードジャケットが多数オマージュされている。

主人公、ダイの出身地は仙台。仙台の青葉第二高校ではバスケ部に所属。サックスケースには仙台の大崎八幡宮のステッカーが貼られている。アニメ映画版ではプロバスケチーム「仙台89ers」のステッカーも増えていた。ドラムスの玉田は同じ高校でサッカー部に所属。アニメ映画版では強豪校の仙台育英や東北高校のいる宮城県でベスト8まで進出したらしい。

サックスの主人公 宮本大のモデルは?

特に大のモデルになったアーティストは公表されていない。作者の石塚さんは前作の岳でも大に少し似ている、明るくてエネルギーのある主人公として島崎三歩を描いている。三歩と大は見た目も正確も異なるし、物語のストーリーが異なるが、情に熱く素直で似ているところもある。あ、2人ともコーヒーが好き。一貫して努力家で明るい主人公の主人公像が登場している。

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画像引用 : E♭アルトサクソフォン スーパーアクション80シリーズII|Henri Selmer Paris

大はアグレッシブでハードなサックスの演奏を好んでいる。使用しているサックスはセルマー スーパーアクション80シリーズ。ベルに刻印されたSELMERの文字や植物が作中でも何度か描かれている。実際にジャズライブを見に行っても、使い込まれて真っ黒になったサックスは本当にかっこいい。

テナーサックス H.Selmer セルマー SA-80II シリーズ2

ジャズに詳しい石塚さんだからこそ、ジョン・コルトレーンに代表される、たくさんの名サックスプレイヤーの良いところや、好きなところを盛り込んだプレイヤーに大はなったのだろう。激しい演奏にフォーカスした理由は「若い主人公が世界を目指すストーリーだから」と石塚さんはインタビューで答えていた。もしも、岳の三歩のように海外から帰国してから物語が始まったら、大の演奏も違ったのかもしれない。

参考 『BLUE GIANT』作者・石塚真一さんはこう言った「ジャズはシャツなんです!」

私は石塚さんの作品が岳から好きで読んでいる。岳でもコルトレーンや交通整理で働いているサックスプレーヤーが登場する。いつも各キャラクターの熱量に圧倒される作風が好きだ。岳のキャラクターも、ブルージャイアントの大、玉田、雪祈もみんな何かに向かって精一杯生きている感じが、読んでいて元気をくれる。私も毎日自分の持っている全部を出し切って生きていこうと思える。

ブルージャイアントを読んでから、石塚真一さんのデビュー作「This First Step」を読むと深みが増す。短編集 東京チェックインに収録。登場人物の年齢が高く、ブルージャイアントとは違う視点で、ジャズの良さがわかる。例えば、第1部で登場した楽器を買った作業着のお父さんや小銭を貯めて楽器を買ったサラリーマンなど、作中には一瞬しか登場しないがジャズに熱い人達にも想いを馳せることができる。かっこいい。

セルマー公式Instagramでもブルージャイアントが紹介されている!

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https://www.selmer.fr/en/blogs/infos/blue-giant-un-manga-sur-la-passion-du-jazz?_pos=1&_sid=074961488&_ss=r

セルマーの楽器を使う、若い青年のジャズの物語、としてブルージャイアントが紹介されている。すごい!岳の時代から、ギアを細かく描く石塚さんならではの描写が公式に届いているのすごい。三歩はNIKE ACG、大はセルマーだよね。

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画像引用 : ALL STAR US × BLUE GIANT 発売 – コンバース オンライン ショップ | CONVERSE ONLINE SHOP

スニーカーはコンバースのハイカットを愛用している。映画版を記念して、コンバースからコラボモデルが発売。なのになぜか、アニメ版では大のコンバースはローカットになっていた。

ブルージャイアント東京編の舞台は隅田川沿い

登場する聖地やモデルを集めていくと、ほとんどが墨田川沿いに集中している。

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左側画像引用 : BLUE GIANT 4巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

私も4年間ほど、江東区に住んでいたことがある。情報がなかったので原作を何度も読みこんで自分で舞台や聖地を調べていった。自分が住んでいた時期に連載のリアルタイムで漫画を読んでいたので、大たちが近所にいる感覚が嬉しくて自分の住んでいる街が好きになった。夜中、河川敷を散歩していたらいつか大に出会えるんじゃないかと思っていた(笑)

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画像引用 : BLUE GIANT 6巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

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6巻の巻末描き下ろしショート作品には隅田川沿いの景色がたくさん出てくる。上は永代橋近く。このあたりは作業用の船や屋形舟がよく通る。作中には力士も描かれているので、やはり両国から門前仲町周辺がモデルになっていることがわかりやすい。このあたりの川沿いを歩くだけでブルージャイアントの聖地巡りの雰囲気を十分、味わうことができる。

お台場なども登場し、主に江東区、墨田区、中央区が多い。ソーブルーのモデルである「ブルーノート東京」がある渋谷・表参道エリアもよく登場する。

6巻では楽器屋が多い御茶ノ水も登場。私も初めてエレキギターを買ったのは御茶ノ水のイシバシ楽器だった。三軒茶屋も登場している。

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画像引用 : BLUE GIANT 6巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

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大がチラシ配りをしていたのは恵比寿。初ライブは恵比寿のライブバー。ライブの場所は恵比寿、渋谷、葛飾、新宿など。新宿ピットインがモデルだと思われる「Jピット」などのライブハウスが作中に登場する。

7巻で大が買い物をしているのはおそらく吉祥寺PARCO。若干、PARCOの外装が異なるが都内のPARCOで一番近いのは吉祥寺店だと思う。そして吉祥寺にはヨドバシカメラもある。

私個人の推測だが、おそらく練習場所であるテイクツーは日本橋、水天宮、人形町、茅場町あたりに位置する。モデルは不明。映画版では新橋にあるようだった。玉田の家は墨田区、江東区もしくは月島のあたりだろうか。アニメ映画では人形町の親子丼の有名店「玉ひで」の看板が映っているシーンがあった。

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4巻で大が玉田の家を出たシーンで月島の北側にあるタワーマンション「リバーポイントタワー、シティフロントタワー、スカイライトタワー」に似ている建物が見える。

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画像引用 : BLUE GIANT 4巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

あと、「もんじゃ」と思われる看板が右下に描かれている。永代橋を歩いて帰っているシーンもあるので、もしかしたら月島側ではなく門前仲町方面の可能性もある。

地球の歩き方「東京23区」に写真を掲載頂きました!

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東京23区内の観光ガイドブックの「ヒットアニメ&マンガの景色に出合う」にてブルージャイアントの聖地として永代橋の写真を掲載頂きました!

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永代橋(東京都江東区)

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画像引用 : BLUE GIANT 4巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

大が上京してすぐ、家探しをしているシーンで登場。

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大は「ナガヨ橋」と呼んでいるが実際の名称は「エイタイ橋」。三輪さんとのお別れを回想する場所。おそらく、この橋の近くが練習場だと思われる。

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永代橋の登場回数は多く、ブルージャイアント1部の東京編での印象的な場所の1つになる。6巻ショート作で描かれているのも永代橋周辺。

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画像引用 : BLUE GIANT 5巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

6巻で初ライブの後、玉田が泣いているのも永代橋。

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その後、玉田がトランペットの中学生に出会うのは浜町公園。曲線の植栽スペースが特徴的な大きな公園だ。玉田が練習を抜けて歩いて浜町公園に来ているということは、3人の練習の拠点になっている「ジャズ テイクツー」はこのあたりにあるのかもしれない。練習後に永代橋を歩いて帰っているシーンがあるので、テイクツーと玉田の家は川の対岸かもしれない。ちなみにテイクツーはないが、テイクファイブは池袋にある。

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永代橋の高架下の方が、隅田川大橋よりも原作の練習場の雰囲気に近いかも。

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画像引用 : BLUE GIANT 7巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

7巻47話の扉絵。

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永代橋を北側に望むアングル。白い車が通るまで待っていたので、すごく寒かった。頑張ってシャッタースピードを調整したが、暗くて上手く撮れるはずがなかったので待たなくてもよかったかもしれない。東京スカイツリーが見える。49話の扉絵にも登場する。

Google マップ

隅田川大橋(東京都中央区)

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画像引用 : BLUE GIANT 4巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

大が家から自転車を漕いで見つけたサックスの練習場。

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車の交通音があること、上下に2層になっていること、道幅が広いこと、橋桁の形状などからおそらく、墨田川大橋であると推測できる。

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昔、私はこの近くに住んでいて、サックスを高架下で吹いていたら警備員に怒られたことがある。

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雨はしのげるが、水辺なので風が冷たい。夏はすごく良いところなので、隅田川テラスでずっとダラダラしていた思い出。

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作中では壁に落書きがされていたが、実際は綺麗に整備された場所。ヘビーローテーションを歌うヤンキーはいない。

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映画版ブルージャイアントの練習場所は豊洲ぐるり公園の晴海大橋

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映画版では豊洲ぐるり公園の晴海大橋が練習場所のモデルになっている。大がサックスを練習したり、玉田と話したりするシーンで登場。映画ではサークル飲み会の余り物を持って帰ってきたり、缶と枝で玉田が初めて大と演奏した場所だったかな?晴海大橋は現作には登場しない。

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キャプチャ引用 : 2月17(金)公開|映画『BLUE GIANT』予告編 - YouTube

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せっかく撮るなら、シャツとショルダーバッグを玉田に合わせればよかった。近くの豊洲ピットや特徴的な形の橋桁も映画では正確に描かれていた。橋の真下に行くには少し迂回する必要がある。MIFAフットサル場とワイルドマジックの間の道を通って、川沿いに出るのが一番近いルートかな。

Google マップ

コミックス4巻表紙の場所は豊海橋近く

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左側画像引用 : BLUE GIANT 4巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

4巻の表紙になっている場所も隅田川大橋の近く。

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隅田川大橋の南西側にある豊海橋のお手洗い横あたり。階段、ベンチ、背景になっているビルが同じ。昔は表紙と同じように「リースマンション」と書かれた看板があったが、今はなくなっている。今でもビルの形は同じなので見つけやすい。

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対岸にある緑のネオンの「亜州食道」が目印。日本IBMビルの裏手。

新橋駅(東京都港区)

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何度か登場する新橋。大のバイト先がある繁華街。

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画像引用 : BLUE GIANT 10巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

大が10巻で騒ぎを起こしたのは新橋の居酒屋。

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駅の入り口、高架下のアーチが特徴的。以前、駅前にあったドラッグストア「キムラヤ」が描かれている。

新橋駅

画像引用 : 2012年のちょっと懐かしい「JR新橋駅」。ホーム上に一声園という謎の庭園を見つける | 駅トホ

貴重な昔の写真を駅トホ様から引用させて頂きました。キムラヤは現在、日比谷口の方で営業中。

すしざんまい 新橋SL広場前店(東京都港区)

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画像引用 : BLUE GIANT 4巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

主人公、宮本大が上京して初めて応募して合格したバイト先。

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自転車で通っているし、直前に新橋駅周辺のシーンがあるので、おそらく新橋SL広場前店。もしくは、近隣の店舗である門前仲町店か東陽町店。

映画版ブルージャイアントでは新橋が練習場所になっていた

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映画版でははっきりと、新橋とわかるシーンが多かった。SL広場や新橋駅の上空からの絵が登場する。ジャズバー「TAKE TWO」は新橋にある演出になっていた。モデルがあるのだろうか?「和音」と書かれた日本酒か焼酎が描かれていた。

ジャズバー So Blue Tokyo(ソーブルー)のモデル

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画像引用 : BLUE GIANT 5巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

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雪祈が憧れるジャズクラブ、ソーブルーは「ブルーノート東京」がモデル。ニューヨークに本店のある、言わずとしれた世界的な名門ジャズクラブ。南青山にある。

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外装、地下に降りる階段、ステージの雰囲気など実際と似ている。アニメ映画版ではほぼ同じ外観で登場する。ブルージャイアント第一部東京編で最も重要な場所の1つ。大たちのバンド、JASS(ジャス)にとってかけがえのない場所。

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画像引用 : BLUE GIANT 10巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

行ったことがない方は是非、一度は足を運んでみてほしい。雪祈が打ちのめされて、深夜に歩いてソーブルーまで来るシーンがある。原作では場所が不明だが、アニメ映画版では人形町から表参道まで約8km歩いていることになる。

ブルーノートは席番号が書かれたレコード風のコースターがかわいい。ブルージャイアントとブルーノートのコラボも実現しているし、ライブも開催している。平さんもブルーノート職員にモデルがいるらしい。

BLUE NOTE TOKYO

アニメ映画版で登場するコットンズはコットンクラブがモデル

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ソーブルー以外にもいくつかのジャズバーやライブハウスが登場。コットンズは東京駅近くにあるコットンクラブがモデル。同じブルーノート系列店舗。ビジネス街にあって駅から近いので仕事帰りに寄りやすい。

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レコード会社21ミュージックはユニバーサルがモデル

大たちに惚れ込むレコード会社の五十貝さんが勤務しているのは、21ミュージック。ブルージャイアントのコンピレーションアルバムなどを発売しているユニバーサルミュージックがモデル。アニメ映画版では五十貝さんが出す名刺にユニバーサルの本社「神宮前タワービルディング」の住所がほぼそのまま載っていた。ちなみに五十貝さんはユニバーサルのジャズ担当で実在する社員さんがモデル。

『ブルー・ジャイアント』 | BLUE GIANT - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

ドラム玉田が通う早稲田大学(東京都新宿区)

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画像引用 : BLUE GIANT 7巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

5巻で初登場。ドラム玉田俊二の通う大学は早稲田大学。作中表記は早池田大学。特徴的な建物「大隈講堂」と正門の文字で推測できる。映画版では食堂も登場。

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校門には大学名が書いていなかった。「早稲田大学」と書いてある校門は実際にあるのだろうか?

玉田が最初に購入した電子ドラムセットはYAMAHAのDTXシリーズ。高校生の時や大学入学当初の玉田のキャラ的には早稲田っぽい。けど馴染めなかったみたい。私も高校までサッカー部だったので、サークルノリのサッカーと部活のサッカーの差に何か虚無感を抱く玉田に共感できる。

ピアノ雪祈が通う青山学院大学(東京都渋谷区)

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画像引用 : BLUE GIANT 5巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

5巻で登場。長野県松本市出身のピアノ沢辺雪祈(ユキノリ)が通う大学は青山学院大学の青山キャンパス。作中表記は青丘学院大学。

映画版では立教大学に変更されている。蔦が絡まった立教大学の校舎が描かれている。小説版BLUE GIANTでも池袋の大学と書かれていて、映画版では立丘大学と表記されていた。なぜか原作と映画版で雪祈の所属大学が変わっている。

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青山学院大学にはジャズ研やソサエティなどのジャズサークルがある。たしかに雪祈は青学っぽい。ちなみに雪祈のバイト先は銀座三越5階の紳士靴コーナー。都内には三越がいくつかあるが、5巻登場の建物の形で銀座だと思われる。雪祈は錦糸町に住んでいるかも?7巻で駅前が登場するが、ライブ会場に向かっているだけかもしれない。

小説版BLUE GIANTでは三軒茶屋に住んでいる。もし三軒茶屋に住んでいると仮定すると、楽器を買った作業着の人とたまたま駅が同じだったシーンも納得がいく。

意外とブルージャイアントファンの中でも知られていないが、特装版「ブルージャイアント ライブセレクション」には特別読み切りが掲載されている。本編では描かれていない、1部のその後にあたる、雪祈退院の日を描いた描き下ろし漫画が収録されている。特典のCDには激選されたジャズのライブ音源が入っていて、かなり良いセット。

映画公開を記念して、雪祈が主人公の小説版ブルージャイアントも発売になった。アニメ映画の脚本と、原作コミックスのストーリーディレクターを務めるNUMBER 8(南波永人さん)による書き下ろし小説。雪祈視点の新しいブルージャイアントの物語。

こちらも是非。できれば原作、映画を見てから読んでほしい。どちらにも描かれていない、雪祈のストーリーや気持ちの変化がわかり、より原作や映画が面白くなるような作品だ。特に、原作ではなんとなく距離感のあった、玉田と雪祈の間柄は小説版ならでは。3人のバンド名「JASS」の由来や、大の恋話も小説版だけの特別コンテンツ。

お台場エリア(東京都港区)

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

9巻で三輪さんと大がデートするエリア。二人が乗るゆりかもめから、東京ビッグサイトや観覧車が見える。残念ながら長年愛されたパレットタウンの大観覧車は2022年8月に営業終了。ブルージャイアントの聖地が1つ減ってしまった。

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

デックス前のお台場海浜公園(オリンピックが終わって入れるようになった!)、モアイ像、自由の女神、お台場名物のガンダムの足だけ、などが登場する。

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晴海ふ頭公園、晴海客船ターミナル(東京都中央区)・豊洲ぐるり公園(江東区)

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画像引用 : BLUE GIANT 7巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

大の練習場所として何度か登場。

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6巻で初めて雪祈が大を焼肉に誘うシーンでも晴海客船ターミナルのガラスの三角屋根の建物が印象的に描かれている。最寄り駅「勝どき」から遠いので雪祈もバスで向かっている。

映画版では晴海~豊洲周辺の景色がよく登場する。豊洲ぐるり公園が何度か登場し、周辺の晴海ティアロレジデンス、パークタワー晴海、パークシティ豊洲、ららぽーと豊洲などが描かれている。

映画版のロケ地について、晴海周辺に詳しい@tritongurashiさんにXで情報を教えて頂きました。ありがとうございました!

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画像引用 : BLUE GIANT 6巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

東京オリンピックもあり、以前から開発が進んでいるエリアだが、夜はいつ行っても真っ暗で、誰もいない。

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晴海ふ頭公園からは東京の夜景やレインボーブリッジが綺麗に見えるが、アクセスが悪いので混んでいない隠れた夜景スポット。

晴海ふ頭公園|海上公園なび

日中は駐車場があるが、台数が少ない。夜間は駐車場はないが、公園は開放している。9巻では大が三輪さんに、練習場所として紹介をしている。私も深夜に自転車で何度か行ってボケーっとしていたことがある。

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画像引用 : BLUE GIANT 7巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

7巻で大がサックスの手入れをするのも晴海ふ頭公園。7巻では登場回数が多い。

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ガラスの三角屋根の建物「晴海客船ターミナル」の横を大が自転車で横切るシーンがある。SHIBUYA 109を設計した、ポストモダン建築家の竹山実氏の設計。

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

2022年に晴海客船ターミナルは閉鎖。現在は入れない。客船の大型化により、レインボーブリッジの下を通れる船が少なくなったため、お台場船の科学館近くにある新しい「東京国際クルーズターミナル」に役目を移した。

ブルージャイアント東京編の聖地・舞台、モデルを訪れてみた【BLUEGIANT】

参考、引用 : 「晴海ふ頭」の閉鎖の意外な理由と現地レポート | HARUMI-LAND

映画版では晴海ふ頭公園の昔のシンボルだったアートオブジェ「風媒銀乱」(伊原通夫氏作)も印象的な登場をする。現在は見ることができない。昔見た時、すごくキラキラして綺麗だったのを覚えている。

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画像引用 : BLUE GIANT 4巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

アニメ映画版では葛西臨海公園も登場

映画版ではサックスを手入れするシーンは葛西臨海公園だった。ガラス張りのトレードマークの建物「クリスタルビュー」、潮干狩りができる「なぎさビーチ」、形がかっこいい東京ゲートブリッジが描かれている。

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浜町公園、中央区民総合スポーツセンター(東京都中央区)

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画像引用 : BLUE GIANT 6巻(小学館、石塚真一さん作、ビッグコミックス)

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初ライブ後の練習でドラムが叩けなくなった玉田が来たのは浜町公園。吹奏楽部かブラスバンド部の中学生と出会う場所。この落ち込んでいる玉田ポーズをして写真撮るの忘れた。

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6巻で大がトレーニング(オレ部)しているプールも浜町公園にある。都心では貴重な公共プール。何度か泳ぎに行ったことがある。

ブルージャイアント 仙台の聖地巡り、モデル

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仙台が舞台として描かれているのはジャズに衝撃を受ける中学生時代から初めて人前で演奏し、師匠の由井に出会い、上京するまでの1巻から4巻まで。作中に登場する定禅寺ジャズ・フェスティバルが行われる場所。第一部の前半、仙台の聖地巡りはこちらの記事で。ブルージャイアントのモニュメントやマンホールも見ることができる。

仙台でブルージャイアントの聖地巡礼とモニュメントを訪れてみた【モデル、ロケ地】 - Travel Kurarin