香港のレトロ時計 TWENCOの工場、ファクトリーストアに行ってみた!【フリップクロック、パタパタ時計、トゥエンコ、Twemco Industries Limited (大カ晶工実業有限公司)】

TWENCOの香港工場に行ってみた!

大好きな香港のTWENCO。レトロなパタパタ時計で、香港人なら誰でも知っている国民的メーカー。未だに手作業で古き良き時計をずっと作り続けている。オーダーもできて、定価より安く買える香港の工場に実際に行ってみた!

TWEMCO | TWEMCO Flip Clock's Official Site © Copyright 2021 Twemco Industries Ltd

以前、香港に行った時には高くて買うのを我慢した。結局、後から欲しくなって、日本から英語でオーダーして私は1つ保有している。曜日を繁体字表記にしてもらった珍しいタイプだ。

フリップクロック TWENCOとは?

TWEMCO は、半世紀以上にわたって全自動フリップクロックを専門とする世界的に有名なメーカーの 1 つです。 1968 年以来、TWEMCO は人々にとって最高の全自動永久カレンダー デジタル時計の開発を開始しました。 50年以上の経験とその優れた職人技と独自の機能(発明特許取得済み)により、現在では100万個近くのTWEMCO時計が市場に販売されています。 今、TWEMCO は時間の価値を解釈するファッションのアイコンになりました。 当社の主な顧客には、正確で信頼性の高い時計を必要とする銀行会社、商業機関、政府機関などが含まれます。 また、世界中の個人のお客様向けにも幅広い製品を提供しています。

About us | TWEMCO

1960年代に設立されたTWEMCO(トゥエンコ)社は、機械式デジタル時計(パタパタクロック)で世界的に有名なメーカーです。フルオートマッチクパタパタクロックを製造している数少ないメーカーで同社のカレンダークロックは1970年の香港工業賞を受賞しました。電波受信機能付きのモデルもあり、シンプルかつ都会的なクロックは正確さが求められる銀行や裁判所、貿易会社などの公共施設で利用されるなど、品質の高さは折り紙付きです。70年代を彷彿させるレトロ感のあるデザインと、パタッと音をたてながら表示板が切替わるユーモラスな動きが、TWEMCO(トゥエンコ)の魅力となっています。

TWEMCO(トゥエンコ) | 時計専門店ザ・クロックハウス

香港映画の有名作品ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星(重慶森林)」でも登場する。

TWENCO ファクトリーストアの場所

香港の九龍島側、プリンスエドワード(太子)駅から徒歩15分程度。

観光では行かない工場地帯にある。

オフィス街なので、香港らしい雑居ビルがひしめく雰囲気。

Twemco Industries Limited (大カ晶工実業有限公司)の本社工場へ実際に行ってみた!

太子駅から徒歩で、ビルに到着。

1階は荷物がたくさん。

色々な会社のオフィスや工場が入っているようだ。「どこの会社を探しているの?」とエレベーターなどを操作している管理人さんたちが優しく声をかけてくれる。トゥエンコは2階。

ビル名は長発工業大廈(Cheung Fat Industrial Building)。住所は大角咀洋松街64-76號2樓2-5號室。お気づきだろうか。ここの時計ももちろんTWENCO製。まじテンション上がる。やばい。やばい!!

エレベーターで2階へ。

香港らしいレトロなタイルとステンシルの回数表示。

エレベーターを降りて左に行くと、TWENCO本社がある。

うおーー!あった!!

シャッターが閉まっていたが、声をかけると事務室から女性が出迎えてくれた。日本から来た、時計を見せて欲しい、と伝えると嬉しそうに快諾。

たくさんの重機が並んでいて、手作業で時計を作っていた。

現在は生産していないらしい、ビンテージのTWENCOもここでは現役。かっこいい。

別の部屋でも作業が黙々と行われている。

レギュラーの全商品タイプが展示されている。全部動いているので、表示が変わるのが迫力があって、それをしばらく眺めていた。

写真を取り忘れたが、直径2mくらいある超巨大時計もあった。

希望すればパンフレットももらえる。日数はかかるが、オーダーも可能らしい。作業日数は確認してみないとわからない、と言っていた。

ファクトリーストアですぐ購入できるのはここの展示品。色や表示などは在庫確認をしてくれる。

職人の時間が合えばその場でフリップの表示変更などもしてくれることがあるらしいが、確実ではないので要確認。

値段表はなく、口頭で確認する。これは1030HKドル。日本円で約18,231円。香港PMQの雑貨屋では1300ドルくらいだった気がする。記憶が曖昧。

これが730HKドル。日本円で約12,921円。香港PMQの雑貨屋では930ドルだった。

値段は香港内で販売されている定価よりは安い。現金支払いのみ。値段は変わることがあるらしいので、期待せずに最新情報は現地で確認してください。というか行った時に疲れすぎていて、聞いた値段が合っているか自信ない(笑)

TWENCOは日本でも買える?

取り扱っている雑貨屋はネットで調べるとけっこうある。在庫切れも多いが、普通にAmazonでも買える。しかも香港現地よりやすかったり、中にはファクトリーストアと同じくらいの値段の物もあった。私はどうしても中文表記の曜日が良かったので、高くてもオーダーした。メルカリでもけっこう安く出ているね。

https://jp.mercari.com/search?keyword=twemco%20%E6%99%82%E8%A8%88&status=on_sale

【動画】香港の有名フリップクロック「Twenco」の工場、ファクトリーストアに行ってみた!

参考リンク

「TWEMCO」メイドイン香港のパタパタパネル時計を工業ビルへ買いに行く

mimiさんが紹介しているオリジナルショッピングバッグは買えないのか聞くのを忘れた!ぐあー、、悔しい。。