ジャージやスウェットの毛玉はカミソリで簡単に取れる!
ジャージ、パーカー、スウェット、セーター、ニット、カーディガンの毛玉、毛羽立ち。市販の毛玉取り機よりもカミソリの方が毛玉がよく取れる。今回はポリエステル製の古着のジャージの毛玉をT字カミソリとひげ剃り用のシェーバーで毛玉を取った。
毛玉だらけの古着のジャージ
古いジャージが好きだ。昔のスキーウェアみたいな変なデザインや色使いがたまらない。今回、毛玉を取るジャージはロンドンにあるビンテージサッカーシャツを扱っている、Classic Football Shirtsで買った90年代のセルティックのジャージ。アンブロ製。
サッカーシャツ好きとしては毎回欲しい商品が多すぎてもはやなるべく見ないようにしているくらい古いレトロなサッカーシャツやジャージが多い専門店。国際郵便にも対応していて、いつも1000円くらいで日本まで配送してくれる。
Classic Football Shirts : retro vintage soccer jerseys - Classic Retro Vintage Football Shirts
ほぼ全面に毛玉がびっしり。この毛玉を取る。
毛玉を取るにはT字カミソリ。ひげ剃りシェーバーも使える。
シェーバーよりカミソリの方ががっつり毛玉が取れるのでカミソリだけでも十分使える。今回使ったT字カミソリは下記。貝印のカミソリはとにかく良く剃れるし、このXfitシリーズは刃の部分がワンタッチで取り外し可能なので掃除もしやすいし気に入っている。
まずはシェーバーで全体を撫でる。実際、あまり毛玉も毛羽立ちも取れなかったのですぐカミソリに切り替えた。
カミソリでジャージの毛玉を取るときの注意点は生地がたるまないように張って優しくかける。カミソリがひっかかると生地本体ごと切れる。強くやりすぎると穴があくので注意。
ジャージの前身頃。カミソリ前。
カミソリ後。左側がカミソリで毛玉を取った。右側がなにもしていない。毛玉も毛羽立ちもなくなっているのがわかると思う。
全体。ここまで引いた写真だとちょっとわかりにくいかな。
カミソリでの毛玉取り比較写真
毛玉を取る前。中央の黒っぽい部分の毛玉をカミソリで取る。
カミソリ後。すっきり毛玉がなくなったのがわかる。中央以外はやっていないので、上下の部分には毛玉がはっきり残っているのがわかると思う。
あとはひたすら毛玉を取り続ける。
全体の毛玉をとると、かなり綺麗になってきた。
前身頃終了。カミソリで丁寧にやればチャックやポケットの毛玉も取れるし、毛羽立ちも少なくなるのでかなり綺麗になる。
前身頃の拡大。ほとんど毛玉がなくなった。
ジャージの背面の毛玉を取る
背中側。前身頃ほどではないが毛玉が多い。とくにポケット付近は腕と擦れるから毛玉が目立つ。
丁寧にカミソリをかける。ポケットやリブ近くは生地がたるみやすいので、カミソリで傷つけないように伸ばしながら毛玉を取る。服の内側にダンボールなどを入れて内側から広げるとやりやすい。
背面、カミソリ後。綺麗に毛玉がとれた。
たまにカミソリにつまった毛を掃除したほうがいい
何度かカミソリで毛玉を取っていると、取った繊維でカミソリがびっしりになる。こうなるとカミソリの切れ味が落ちるので、こまめに掃除したほうがいい。
すごいびっしり出てくる。これだけ繊維を削っているということは毛玉が綺麗になる一方で、服は痛むしあまりやりすぎないほうがいいんだろうな。
毛玉になりやすい、脇の下の部分
脇の下は擦れやすくて、コートなども毛玉になりやすい。カミソリ前。
カミソリ後。脇の下の毛玉もカミソリできれいにとれる。
毛玉になりやすい、袖、リブの部分
袖、リブの部分も毛玉になりやすい。このジャージもかなり付いてる。カミソリ前。
カミソリ後。袖はびっくりするくらい綺麗になったな!
毛玉はカミソリで簡単に取れる!
今回のジャージは全体に毛玉が多かったので時間がかかったが、一部分ならすぐ終わる。毛玉はカミソリで簡単に取れる!
コットン、綿素材のシャンブレーシャツの襟の毛玉も綺麗に!
ビンテージのシャンブレーシャツ。ウェスタンシャツとか好きでけっこう買ってしまうが、コットンや綿でできているものはほとんど襟などに毛玉がついている。
これもカミソリを使えばスッキリ綺麗に!でもこのシャツの時はやりすぎて生地に穴が空いた場所があったので、やりすぎは注意。
ディキーズのチノパン、コットンパンツの毛玉も綺麗に。
ディキーズのコットンパンツ、おしりのあたりやベルトループのあたりに毛玉がよくできる。
これもカミソリでさっと毛玉がとれる。コットンパンツだと生地の毛羽立ちまでは綺麗にできないが、毛玉がとれるだけでかなり綺麗になる。