ワイドハイターを使おう!白いスニーカーソールの黄ばみの落とし方
コンバースが大好きだ。特にハイカットのオールスター。ジャックパーセルも好きなんだよなぁ。
古着やリサイクルで探すと汚くて安いコンバースやジャックパーセルがよく見つかる。これはセカンドストリートで900円だった。衣料用漂白剤ワイドハイターを使えば新品並に綺麗にできる。
- ワイドハイターを使おう!白いスニーカーソールの黄ばみの落とし方
- 掃除前のコンバース ジャックパーセル。汚れや黄ばみの状態
- スニーカーの黄ばみは除光液かオキシクリーンで落ちる?ワイドハイターが1番オススメ!
- コンバースのソールの黄ばみの落とし方
- 乾かして終了!ソールの黄ばみがなくなってピカピカに!
- スニーカーの黄ばみは日焼けがひどいと落ちない
特に厄介な白いゴムのソールの黄ばみや黒い汚れ。普通に洗っても落ちない。
上の写真が購入時。
ワイドハイターでクリーニングすると、黄ばみはここまで取ることができる。
掃除前のコンバース ジャックパーセル。汚れや黄ばみの状態
キャンバスにも汚れがついている。
つま先のソールはかなり汚れている。オイルか何か?
外側のソールは擦れなどがあって黒く汚れている。
ソール全体に薄く、黄ばみもあって、随分放置されていたようだ。靴紐も汚いので外して洗う。
スニーカーの黄ばみは除光液かオキシクリーンで落ちる?ワイドハイターが1番オススメ!
スニーカーやコンバースのソールの黄ばみの落とし方で有名なのが
- 消しゴムで擦る
- ヤスリで削る
- 除光液
- 食器用の泡のワイドハイター
- オキシクリーン
- ワイドハイター
が挙げられる。この中でオススメなのは、ワイドハイターとオキシクリーンのみ。他の方法はそもそもソールの黄ばみが落ちなかったり、衣料用ではないためダメージや色落ちなどが起こることがある。
特に除光液で落ちるという情報もあるが、俺はおすすめしない。除光液で擦ると確かに汚れは落ちる。ゴムの表面は少し綺麗になるが、ワイドハイターほどは綺麗にならない。かつ、生地が痛むことがある。レザーのコンバースなどは色落ちと革のダメージが酷くなるので絶対除光液禁止。あとは除光液だとソールの塗料が溶けることもある。
コンバースにはないが、ちなみにドクターマーチンのようなコーティングタイプであれば除光液のほうが有効。ドクターマーチンのソールはエナメルなどのコーティングがされているので、それを軽く溶かすことで汚れを綺麗にすることができる。別記事にて紹介。
ドクターマーチンの汚れは除光液で簡単に綺麗にできる - Travel Kurarin
他には消しゴムや激落ちくんのようなメラミンスポンジを使う方法も出てくるが、ソールの黄ばみは擦っても落ちない。擦るよりワイドハイターの浸け置きが有効。
ワイドハイターとオキシクリーンは衣料用なので安心して使えて、かつ黄ばみもきちんと取れる。
アルカリ性の洗剤を代用するのは絶対禁止。ワイドハイターのみ推奨。
アルカリ性の洗剤を使用すると、スニーカーの生地内に残った洗剤が太陽光(紫外線)と反応して、さらに黄ばむ。もし家にワイドハイターがなくて面倒だからアルカリ性の洗剤で代用としている場合は絶対にやめたほうがいい。一度アルカリ性洗剤でスニーカーを洗うと、ほとんど回復できなくなるほど黄ばみ、洗う前より汚くなる。やはり、中性洗剤か弱酸性であるワイドハイターが一番良い。
と、ここまでワイドハイターだけを推奨しているのにアルカリ性洗剤を使って後悔している人がいる。要注意。
靴紐もワイドハイターに漬けておく
まずは汚いシューレースを別にしてワイドハイターに漬けておく。
コンバースのソールの黄ばみの落とし方
用意するのはワイドハイターとキッチンペーパー。このキッチンペーパーを使うのが個人的にはポイント。
ワイドハイターを浸したキッチンペーパーを貼ることで、より汚れに浸透し、落ちやすくなる。かつ、長時間の浸け置きが可能になる。
ワイドハイターの原液を桶に出して、ソールのサイズに合わせたキッチンペーパーを浸していく。ここでケチって原液を薄めると黄ばみが落ちにくくなるので注意。
面倒だが、できるだけ丁寧に貼ることを勧める。できるだけ、隙間なく、全ての面がワイドハイターで浸されたキッチンペーパーが張り付いている状態が理想。
ソール横も貼っていく。
キャンバス部分の汚れには直接ワイドハイターをかける。衣料用漂白剤なので、直接かけても問題なし。ただし、コットン・綿などに長時間放置は色落ちやダメージの恐れがあるので長くても1時間程度にしよう。ワイドハイターの背面にも2時間以上は浸け置きしないほうがいいと書かれている。
30分ほど放置して、ワイドハイターを流す
30分ほど放置して、キッチンペーパーを剥がしていく。
ワイドハイターが表面に残っているのでそれを使って、特に汚れがひどいところや凸凹がある部分を擦って汚れを落とす。
キャンバス生地の汚れも同様に擦ったり叩いたりして汚れを落とす。自分は素手でやっているが、意外とワイドハイターは直接ずっと触ってると手荒れするので気になる人や肌が弱い人はビニール手袋を推奨。
乾かして終了!ソールの黄ばみがなくなってピカピカに!
天日干しする。万が一、アルカリ性の洗剤を使っていた場合は天日干しすると紫外線に反応して逆に真っ黄色になるので要注意。
すでにこの時点でソールが綺麗になっているのがわかる。
乾かした後。もはや綺麗になりすぎて全体の色が変わったかと思うほどだ。
ワイドハイターで黄ばみを取る前はこちら。
かなり白くなっているのがわかる。
キャンバスのインク跡も落ちた。
ソール横の擦れ後もきれいになくなった。
どうしても落ちない汚れもあるが、ほぼ全部落ちる。
経験上、ワイドハイターで落ちない汚れは消しゴムやヤスリなど、物理的に落とすしかない。
ニューバランスのソールの黄ばみ、汚れも落ちる
ニューバランス996のスニーカーのソール汚れ、黄ばみでも同じ方法をしてみた。
ソールの軽い黄ばみ、シワの間の汚れは擦っても落ちない。
ワイドハイターに漬けたキッチンペーパーを貼り付けておけばすぐ落ちる。
スニーカーの黄ばみは日焼けがひどいと落ちない
オイルなのか、黒い汚れがひどいが日焼けの黄ばみもひどい。
かなり綺麗になった。黄ばみもけっこう落ちたが、真っ白には戻らなかった。あまりに黄ばみがひどい、黄ばんでから時間が経っていると落ちない。
擦れなどの汚れはキッチンペーパー漬けした後に歯ブラシで細かく擦ると落ちる。
擦れ汚れはこの方法で綺麗に落ちる。
この衣料用漂白剤で黄ばみを落とすことを「レトロブライト」と呼ぶ
後に知ったが、パソコンの古いキーボードの黄ばみなどを漂白剤で取ることを「レトロブライト」というらしい。海外には公式サイトもある。黄ばみが出ることを黄変(おうへん)と呼ぶ。
レトロブライト参考リンク
黄ばんだケースを漂白するレトロブライトをやってみた:おじさんの夏休み自由研究【前編】 | PC-FREEDOM
Retr0bright の結果発表と+アルファでファミコンのAV化をやってみた。おじさんの夏休み自由研究【後編】 | PC-FREEDOM
ABS樹脂などの黄ばみを取る方法なので、素材が違うコンバースやジャックパーセルのソールの黄ばみを取るメカニズムとは異なるが、方法はほとんど同じだった。
ポイントは紫外線を当てることのようなので、次回スニーカーのソールの黄ばみを取るときはワイドハイター漬けのキッチンペーパーを貼り付けた状態で直射日光に少し当ててみようと思う。もしかしたらもっと早く、綺麗に黄ばみが取れるかもしれない。