白いドクターマーチンのアッパー汚れは除光液で取るのが簡単!
ドクターマーチンのホワイト。黄ばみや汚れが付きやすく、けっこう目立つ。かなり汚れているとそれはそれで味になるが、中途半端な擦れ汚れは取りたいし、真っ白なアッパーのままで履くのもかっこいい。
白いドクターマーチンとウイングチップのドクターマーチン。アッパーの汚れは、スニーカーのソール黄ばみ取りで紹介している、ワイドハイターなどの漂白剤で取れるか試してみたが、綺麗にならなかった。
除光液、ジッポオイル、ステインリムーバーなどがアッパーの汚れ落としに使える
ドクターマーチンのソールはエナメルなどのコーティングがされているので、それを軽く溶かすことで汚れを綺麗にすることができる。使うのは除光液やジッポオイル。除光液は100円ショップに売っている。
革製品のメンテナンスで使用されるステインリムーバーなども有効だが、汚れ落とし能力(というよりは溶かす能力?)は除光液やジッポオイルの方が高い。
アッパーのことを考えたらステインリムーバーの方が丁寧ではあるが、そもそもそこまで手入れをしてもしなくても変化がないのがドクターマーチンの良いところでもある。
きちんと汚れを落としたい場合は除光液。軽く綺麗になればいいや、くらいならステインリムーバーでも良いかも。ジッポオイルでも汚れは落ちるが、除光液の方が強い。
除光液を使って、アッパーの汚れを溶かした後。かなり綺麗になっているのがわかる。特に左の8ホールは汚れが完全に消えた。
ドクターマーチンホワイトの除光液で汚れを落としてみた!
つま先に黒い線の汚れが入っている。
完全に落とすことが出来た。
左足。
こちらも消えた。つま先の黒い斑点は塗装剥がれなので落ちない。
側面。
ひび割れている部分をやり過ぎると、割れた部分から溶剤が入ってしまって、塗装が剥がれるので要注意。軽くこする程度でも汚れは落ちるので慎重に。
擦れて汚れが付きやすい内側の側面。
特にかかとが綺麗。
古いウイングチップのアッパー汚れも除去
中古で購入したウイングチップ。古いので黄ばみや汚れが強い。
除光液で掃除後。完全に落とすことができなかったが、黄ばみが全体的に取れて印象は変わった。
アッパーの細かい汚れ。
もっと擦れば落ちそうだったが、あまりやってもしかたないので、ある程度目立たないくらいに綺麗にした。
左足。細かい汚れが目立つ。
こちらも完全には消せなかったが、目立たなくなった。
ドクターマーチンの除光液での掃除の方法、メンテナンス
タオルやガーゼなど、なんでも良い。私はキムワイプを使用。ティッシュは擦るとカスだらけになるので使わないほうが良い。
除光液を数滴つけて、擦る、を繰り返す。除光液は直接ドクターマーチンにかけないこと。塗装が剥がれる。除光液は揮発しやすいので、こまめに補充したほうが簡単に汚れがとれる。強く擦るよりも除光液で撫でるくらいの感覚で溶かす方がアッパーのダメージも少ない。
撫でるだけで汚れが落ちる。
つま先の汚れを擦る。
数回擦っただけでこれくらい汚れが落ちる!
仕上げをすれば完全に消えた。
動画でもメンテナンスの様子を紹介。汚れが一瞬で溶けて落ちる様子が動画だとわかりやすいので、こちらも是非。
白いドクターマーチンのアッパーは汚れていても真っ白でもかっこいい!
汚れだらけの黄ばんだ白いドクターマーチンもかっこいいし、ピカピカの真っ白なドクターマーチンもどちらもかっこいい!使い込んでも除光液で丁寧に掃除をすれば真っ白な状態を保つことができる。ドクターマーチンのようなコーティングされたレザー以外には使えない方法なので、要注意。不安な場合は目立たないところに除光液をつけて確認してからやってみよう。
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最も多いであろうドクターマーチンの靴擦れが踵からアキレス腱のあたり。自分もよく痛む。大前提として、靴下を履いて、ドクターマーチンを着用。お風呂で馴染ませた上で、下記の対策を勧める。新品の場合は絶対に踵が痛くなるので、ドクターマーチン好きになるための修行だと思うしかない。風呂に一緒に入って馴染ませて、靴擦れなしで履けるように対策をしよう。
ドクターマーチンの症状別靴擦れ対策 - Travel Kurarin
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