チュークでのタバコ、ビール、嗜好品の情報をまとめました。原文はPDFガイドブック(下記)に掲載されているものと同じです。
チュークのガイドブックを公開しました! - Travel Kurarin
チュークでのタバコ
レストラン内、ホテル内はほぼ全面禁煙。屋外に出ればどこでも吸える。そこら中に吸い殻が落ちているが、チュークの自然や海を守るためにポイ捨てはせずに吸い殻はきちんと処理しよう。
チュークのスーパーや小さい商店では大体どこでもタバコが売っている。ただし、銘柄が少ない。下記の2種類以外はあまりない。たまにマルボロが売っている。大体、1箱3ドル前後。KOOLなど、珍しい銘柄は5ドル程度。小さな商店では1本から売ってくれることもある。1本15セント。ライターやマッチも買えるが、ライターはオイルがあるか、火がつくか確認してから買ったほうがいい。
DORAL
アメリカ産のタバコ。サイパンやグアムでも安いタバコとして有名。チューク人がよく吸っている銘柄。メンソールもあり。
USA GOLD
アメリカ産のタバコ。3種類ある。メンソールが2種類。薄い緑色の方が軽い(らしい)
チュークでのビール
チュークでビールが買えるお店は大きく2つ。小さい商店などでも売っていることがあるが、値段が高い場合が多い。実はウエノ島は法律で飲酒が禁じられている。ただ、実際には形骸化していて逮捕されることはないが、道路などの公共の場で飲んだりすると注意されることがある。一応気をつけよう。ホテルの敷地内で飲む分には全く問題ない。
アーサーマート(Awmマート)
トラックストップ近くのスーパー。一番品揃えが多く、ビール以外にもワインやウィスキーなどが売っている。アサヒビール、カールスバーグはここでしか買えない。
DWマート
空港近くの酒屋。コナビールの品揃えが多い。たまにキリンビールが入荷する。ビール以外にもウィスキーなどが販売されている。
VINSストア
ブルーラグーン敷地内の小型スーパー。一見、ビールは売っていないが隠して売っているので店員に聞いてみよう。バドワイザーのみで、最低12本から箱売り。常温。値段は他2店舗と同じくらい。ジープ島に行くならここで買おう。売っていないことも多い。
お店で買う場合は酒税がないので、1缶2ドル程度。一番安く済ませたいのであればアーサーでカールスバーグを買おう。1缶1.25ドルと破格だ。ジープ島やブルーラグーンでの滞在はVINSストアで。フロントやレストランで買うと1缶5ドルくらい。チュークで買える代表的なビールを下記に挙げた。
どのビールを買おう?
今はカールスバーグが一番安い。値段で言ったらこれ一択。レッドホースも安い。チュークはアメリカの一部だと考えるとバドワイザーやハイネケンを飲むのも気分がいい。慣れ親しんだ味はやっぱりアサヒかキリンだ。コロナにライムも南国に似合う。そして、日本では少し珍しいのがハワイのコナビール。味ごとに名前がある。ビッグウェーブは苦味が控えめで少し柑橘系、飲みやすい。ファイヤーロックはモルトと苦さのバランスが良い。ロングボードはフルーティーな飲みやすいビールだ。個人的にはカールスバーグ、コロナ、コナのファイヤーロックがお気に入り。
チューク人の嗜好品
ビートルナッツ(ビンロウ噛み)
アジアや太平洋州でよく見られる、噛みタバコの一種。ヤシ科のビンロウの実を使う。各国や地域ごとに若干楽しみ方が異なるが、チュークの場合はビートルナッツを噛んで割り、中に石灰とキンマ(コショウ科)の葉、タバコを入れて噛む。唾液と石灰と実の成分が反応して、興奮や酩酊感が楽しめる。反応で赤くなった唾液は吐き、15分ほど噛んだ実も最後は吐き捨てる。道端の赤いシミはその痕だ。依存性や発癌性があると言われているが、麻薬ではない。しかし、やり過ぎると歯が溶けたり、人体への悪影響があると言われている。もし興味があればチューク人に1つもらってみよう。
大麻
チュークでは大麻が出回っている。一部の人間が栽培して販売している。タバコのように巻いたものが多い。警察も嗜んでいるので取締はゆるい。日本人は合法化された海外でも大麻を使用すると罰せられるので、薦められても固く断ること。
ヤシ酒
切ったヤシの新芽から出る液体を貯めると発酵してヤシ酒になる。ただし、放っておくと発酵しすぎて飲めなくなる。採取するのに手間がかかるので、今ではあまり見ない。離島で飲むことができる。白く濁った液体で、味はアルコールの味が強い。