犬や猫などのペットを飼われている場合、ペットの健康管理にも気を遣っている方がほとんどだろう。最近ではペットテックという言葉も耳にするようになり、ペットの健康管理に関する技術や製品の需要も高まっているようだ。
ペットの健康管理の一環として、耳の清潔の保持も大切なのだとか。今回は自宅で手軽にペットの耳の環境チェックが行えるデバイスが登場したようなので紹介したい。
大切なのは湿度管理?!ペットの耳の健康事情
犬や猫を飼われている方は彼らの耳の清潔具合のチェックはされているだろうか。動物の耳は体毛で覆われている上に構造上L字になっていることから、人間の耳に比べて風通しが悪く、蒸れやすいため、湿度が高くなりがちなようだ。
そんな状態がずっと続いていると、耳のトラブルに繋がってしまうため定期的なチェックは必須と言われている。飼っているペットが頭を振ったり、耳を掻いたりする仕草を頻繁に行っている場合は耳が痒いというサインでもあり注意が必要なのだとか。
しかし、ペットの耳の湿度管理が重要だと言われても、そもそもどうやって管理すればいいか分からないという方も多いのではないだろうか。そんな悩みを解決してくれる画期的なデバイスが今回紹介するDearBudsPEだ。
高性能のセンサーで温度と湿度を正確に把握できる
DearBudsPEを開発したのはSAMSUNG出身のエンジニアだ。搭載されている高性能のセンサーによって、人の目では確認できないペットの耳の中の状況を細かく正確に把握できるのが強みだ。
湿度や温度を素早く感知するだけでなく、内蔵された二色のLED(近赤外線と赤色)とファンにより暖かい空気を送ることで耳の中の湿った空気を排出し、除湿もしてくれる。使用されているファンは磁気浮上ファンといって、一般的なモーターよりも静かなのに強力という優れもの。1Hz〜100Hzの低周波域を維持できるノイズ低減技術が適用されているため、大きな音が苦手なペットの耳に負担がかかることはない。
空気の循環量も1分間に3Lとパワフルで、耳の除湿にかかる時間も約3分と時間効率もかなり良さそう。適度な湿度になったら自動で止まるので、過度な乾燥も予防できる安全に配慮された設計だ。
数種類のイヤーチップや独自アプリとの連携で様々な使い方が可能
付属のイヤーチップは3種類あり、ペットの耳の大きさに合わせて取り替えが可能。イヤーチップに使用されているシリコンには食品グレードのものが採用されており、毒性もないため安心して使用することができる。メンテナンスも簡単で、取り外して水洗いするだけでOKなようだ。
DearBudsConnectという独自開発されたアプリケーションと連携させることで、湿度の管理もよりシンプルに行えるようだ。アプリケーション自体は英語や日本語はもちろん、韓国語など多言語に対応しているようで、その他の言語オプションについても今後追加していく予定とのこと。
また、DearBudsPEはペットの耳の状態チェックだけでなく、家の中の様々な場所の湿度測定機能も有しているようだ。人間にとっても湿度は体調面に影響しやすい指標の一つ。手軽に持ち運べるDearBudsPEは気になる場所の湿度を定期的にチェックするのにも便利だろう。寒くなり乾燥しやすいこれからの季節、住まいの湿度コントロールにもDearBudsPEが一役買ってくれそうだ。
Dear Buds PEでペットも人も健康に!
DearBudsPEは現在Makuakeでファンディングに挑戦している。愛するペットの耳の健康について気になる方は下記のページからぜひチェックしてみて欲しい。