JINSとzoffの調光レンズ、両方を使用してみたレビュー / 2023年追記 JINS 可視光調光レンズを使ってみた
日本人の眼鏡使用者なら一度は行ったことがあると思う、ジンズとゾフ。紫外線に反応してレンズの色が変わる、調光レンズを両店舗で購入したので使用してみたレビュー。メリット、デメリット、使用感の紹介。
2023年にはJINSから可視光調光レンズが新発売。車の中や電車の中など、紫外線カットの窓ガラス室内でも明るさに反応して色が濃くなるらしい。実際に使ってみた。
- JINSとzoffの調光レンズ、両方を使用してみたレビュー / 2023年追記 JINS 可視光調光レンズを使ってみた
- 調光レンズとは?
- JINSとzoffの調光レンズのスペック、価格、値段など比較
- ジンズの調光レンズ(カラーコントロールレンズ)
- JINSの可視光調光レンズ
- ゾフの調光レンズ(2WAY LENS)
- JINSとzoffの調光レンズ実物の比較
- JINSとZoffの調光レンズを比較。色が濃くなる速さ、濃さ【暗所→直射日光】
- JINSとZoffの調光レンズを比較。色が透明に戻る速さ、濃さ【直射日光→暗所】
- JINSの調光レンズ「ブラウン」と「キャメルブラウン」の実物比較
- 【2023年新発売】JINSの可視光調光レンズを実際に使ってみた!
- JINSとzoffの調光レンズ実物のメリット、デメリット
- JINSとzoffの調光レンズ実物の比較レビュー
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調光レンズとは?
紫外線量が多い屋外ではサングラスに、室内ではクリアレンズに自然と変化。メガネとサングラスを掛け替える必要がない、ストレスフリーなファッションアイテムとして活用できる6色展開。また日差しの眩しさから目を守るだけでなく、常に紫外線を99%以上カットするため、様々なアウトドアシーンからインドアまで幅広く活用できるレンズです。調光レンズ | レンズガイド | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)
室内ではメガネ、屋外ではサングラスに。紫外線量によってレンズの色の濃度が変化するので、室内ではメガネとして、屋外ではサングラスとして1本で2通りの活躍をします。レジャーシーズンやアクティブなシーンに最適です。2way Lens(調光レンズ)|メガネのZoffオンラインストア
JINSとzoffの調光レンズのスペック、価格、値段など比較
実際、機能は同じだが、値段や選べる色が異なる。
ジンズの調光レンズ(カラーコントロールレンズ)
- レンズ価格 5500円
- カラー 6色(グレー、ブラウン、グレイッシュグリーン、キャメルブラウン、グレイッシュパープル、グレイッシュブルー)
- 度数制限 なし
ゾフの調光レンズ(2WAY LENS)
- レンズ価格 3300円
- カラー 2色(グレー、ブラウン)
- 度数制限 あり
色の選択肢が多いのはジンズで、値段が安いのはゾフ。ジンズはフィルム式で、ゾフは練り込み式。どちらも超音波洗浄は不可、らしい。特にジンズはフィルム式なので偏光レンズやミラーレンズと同じでフィルムが剥がれる恐れがあるので超音波洗浄は控えたほうがいいとのこと(お客様センターに電話して聞いた)。
どちらも各メーカーの眼鏡フレームであればレンズ交換が可能。保証期間終了後の場合はレンズ交換代が別途5500円かかる。自分はJINSにフレームを持ち込んで交換してもらったので、合計11000円かかった。ちょっと良いサングラスが買える値段。
ジンズの調光レンズ(カラーコントロールレンズ)
ジンズの調光レンズ売り場。以前は黒一色だったが、フィルム式になって色の選択肢が増えた。グレーとブラウンだけが店舗にレンズがあるそうで、他の色を希望する場合は1週間ほどメガネを受け取るのに時間がかかる。オンラインストアでも販売されている。
調光レンズ | レンズガイド | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)
同じディスプレイの紫外線を当てていない状態。ほとんど透明だが、うっすらレンズに色がついている。
紫外線の度合いによって調光される色味を表したサンプル。ただ、これは白を背景にしている見本なので実際に調光レンズを使用してみるとここまで色味は感じない。
別のディスプレイ。前述の理由でここまで色味は出ない気がする。
ジンズのサイトでは調光レンズの特集記事があり、各レンズの実際のかけた色味や見え方が紹介されていて参考になる。店頭のサンプルレンズよりもこの記事の方が実物に近いので必見。
外に出ると紫外線に反応して色が変わることを表している。後述する実際のレンズの濃さを見てもらうと、この写真ほどレンズは濃くならないことが多いと個人的には思う。
白が背景だとレンズの色味がはっきりわかるが、
実際に使うとグレーや黒のようにも見えて、思ったほど色味は感じない。カラーレンズとは少し違う、彩度が低い感じ。
調光レンズ | レンズガイド | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)
JINSの可視光調光レンズ
2023年に新発売になったレンズ。
これでJINSの調光レンズは2種類になった。可視光調光レンズと(紫外線)調光レンズ。色はグレー、ブラウン、グリーンの3色。Zoffでは類似商品は23年8月現在はない。
店頭には紫外線調光レンズと可視光調光レンズのサンプルがあったが、これでは違いが何もわからない。
車の中でも色がつく、と書いてあったのでこれは素晴らしい商品だと感動。その場で購入した。紫外線調光レンズは電車や車の中で使えないのがネックだった。値段は8,800円。紫外線調光レンズより高い。
可視光調光レンズ | レンズガイド | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)
ゾフの調光レンズ(2WAY LENS)
ゾフは調光レンズではなく2ウェイレンズ、という別称。ゾフは2色しか選べないが、ジンズに比べて安い。→ 2022年4月更新。ゾフもレンズカラーが増えた。
2022年4月頃にレンズが増えていた。ジンズはレンズは1種類で色が複数に対して、ゾフはレンズが2種類で色が複数ある。新型は薄型タイプで6色展開。
画像引用 : 色が変わるレンズ(調光レンズ)|メガネのZoffオンラインストア
ゾフの調光レンズの旧式タイプ。グレーとブラウンのみ。→ 2022年4月更新。ゾフもレンズカラーが増えた。
紫外線を当てると、こんな感じで色が変わる。値段、色、調光レンズの方式など違いはあるが、実際見た目や使用感はジンズと同じなので説明は割愛。
JINSとzoffの調光レンズ実物の比較
ゾフとジンズの調光レンズをつけた眼鏡。上がジンズ。下がゾフ。
ジンズの眼鏡にキャメルブラウンの調光レンズ。眼鏡のフレームは数年前に購入したもので、2021年5月に度なしの調光レンズに変更した。
ゾフの眼鏡にブラウンの調光レンズ。フレームもレンズも2020年8月ごろに購入。
両者を比べてみる。紫外線がない状態。ほぼレンズは透明。
6月のある日の日中に直射日光に当ててみた。当てた瞬間からすぐ色が変わって10秒くらいするともう色はけっこうでてくる。
左がジンズ。右がゾフ。
少し晴れ間のある、曇りがちの日にジンズの調光レンズ「キャメルブラウン」を着用するとこれくらいの透け感。サングラスというよりはカラーレンズ。晴れていると普通に眩しいので調光レンズはサングラスの代わりにはならない。紫外線に反応して色が変わるので、温度や季節は問わない。
背景が白だとレンズの色味がうっすらついていて気になるが、実際に着用したり、背景を別の色にすると色付きレンズだと言われないとわからないほど色は薄い。室内では普通のメガネと変わらない。
JINSとZoffの調光レンズを比較。色が濃くなる速さ、濃さ【暗所→直射日光】
JINSの調光レンズとZoffの調光レンズを比較してみる。JINSはフィルム式の調光レンズで、Zoffは練り込み式の調光レンズ。
動画の方がわかりやすいので、実際に調光レンズの色が変わる様子を撮影。
この時は35秒ほどで最も色が濃くなって、以降は置いていても調光レンズの色は変わらなかった。ただ、この日の直射日光の紫外線量で変わる最大の濃さというだけで、夏場はもう少し濃くなるかもしれない。
JINSのキャメルブラウンとZoffのブラウンはレンズの濃さが違う。
濃くなったのはJINS。ただ、Zoffのレンズも色によっては濃さが違うかも。
調光レンズが微妙なところは、サングラス代わりにはならないこと。写真で見るとけっこうレンズの色味が濃いが、実際の外の景色を見ると眩しい。
普通の景色を眺めると、意外と色味がついていない、色が薄いことがわかる。
太陽を見るとこんな感じ。写真で伝えるのが難しいが、思ったより景色の明るさは減光されない。
青空に透かすとこんな感じ。サングラスの代わりにならなそうなのが伝わるかと。
レイバンの王道サングラス、ウェイファーラーと比較してみるとレンズの色の濃さは一目瞭然。調光レンズはサングラスの代用にはならない。
JINSとZoffの調光レンズを比較。色が透明に戻る速さ、濃さ【直射日光→暗所】
今度は調光レンズの色味がどのくらいで戻るか実験。直射日光が当たらなくなった瞬間から、色が抜けていく。
こちらも動画を撮影。
1分くらいで着用すると気にならない程度に、ほぼ透明に。色が完全に抜けるのは2-3分かかる。あとは室内でもガラス窓からの光などに含まれる微量な紫外線でうっすら色が残ったままになったりする。
直射日光をなくしてから約4分後の様子。うっすらレンズに色が残っているが、ほぼ透明。
JINSの調光レンズ「ブラウン」と「キャメルブラウン」の実物比較
JINSの調光レンズをもう1つ購入した。今度はブラウン。以前購入したキャメルブラウンと比較。同じ条件で使用するとブラウンの方が色が薄く、キャメルブラウンの方が色が濃く出た。
キャメルブラウンの調光レンズはカラーレンズのように濃く色が出たのに対して、ブラウンの調光レンズはあまり色が濃く出なかった。色は同じ茶色系統だが、けっこう色の濃さに差がある。色の薄さ、濃さで好きな色の方を選ぶのがおすすめ。
見え方はこんな感じで、キャメルブラウンの方が色が付きやすい。ブラウンはほとんど色味がついている気はしない。どちらもサングラスの代用にはならない。
着用写真の比較。これがジンズの調光レンズ「ブラウン」。
これがジンズの調光レンズ「キャメルブラウン」。
【2023年新発売】JINSの可視光調光レンズを実際に使ってみた!
2023年にはJINSから可視光調光レンズが新発売。車の中や電車の中など、紫外線カットの窓ガラス室内でも明るさに反応して色が濃くなるらしい。実際に使ってみた。
晴れでの使用時。右下が今回新しく購入した可視光調光レンズ。紫外線調光レンズに比べるとレンズが少し濃いので、薄めのサングラスくらいの暗さになる。紫外線調光レンズよりも購入して満足度が高い。とはいえ理想の使い方はできない。
紫外線調光レンズはJINSもZoffも色が付く程度の反応で、サングラスの代用品には全くならなかった。窓際の席や車の中では眩しくても透明になってしまうし、使い所がいまいちわからず、結局曇の日のファッションアイテムとして使っていた。
新しい、可視光調光レンズはそれらの悩みを解決してくれるため、個人的には可視光調光レンズの方が良い買い物だった。しかし、快晴の日や直射日光の中ではサングラスの完全な代用品にはならない。
晴れている時のレンズの色濃さを比較してみた。紫外線調光レンズよりは減光してくれるので、可視光調光レンズはぎりぎりサングラスの代わりになるかも?いや、でも眩しいな?という微妙な感覚。晴天時はやっぱりサングラスの方が落ち着く。クリアレンズと減光レンズを兼用するのは技術的にかなり難しいことなんだろうな~。
紫外線カットの窓ガラス内部でも、明るいと色がつく。ホテルのロビーで窓際の席に座っていたが、外が明るかったのでレンズには色がついていた。
外が晴れていても室内はほぼ透明になる。明るい窓際でなければ、室内でレンズが反応することはほぼない。
快晴の日に車の中でも実験してみた。車種はトヨタのヤリス。
車のフロントガラスの性能が良いのか、調光レンズの限界なのか、直射日光が当たっていても全然色がつかない。
可視光調光レンズには期待していたが、車の中で直射日光が当たっても色が薄かった。車の窓ガラスが可視光を減光調整しているのかもしれない。
外に出すとこれだけ色がつくので、同じ日照条件でも車内と外ではかなり差があった。
晴れた日の電車の中。窓際で明るいか、直射日光が当たるくらいでないと、そこまで色はつかないが、紫外線調光レンズよりはわずかに色が付く。
電車の中で窓際の直射日光に当ててみた。少し色がつくが、外での直射日光ほどは色が濃くならない。
オフィスの窓際、明るいところや直射日光があたるところでも色がついた。ブラインドを閉めると、色はほぼつかなかった。
車や電車、ビルの窓ガラスは可視光線も一部遮断しており、目に優しい光しか通していないのだろう。それが可視光線調光レンズが反応しにくい理由かもしれない。
少し晴れ間の見える曇りがちな日でも色がついた。
紫外線調光レンズに比べると、色がつきやすいので、曇の日でも使いやすい。
夕方くらいになってくると、色もかなり薄くなってくる。夕日の直射日光に当てると少し色がついた。
左ジンズの可視光調光レンズと右レイバンのサングラスの比較。サングラスの方が減光するが、可視光調光レンズもまぁまぁ優秀な減光能力。
左、JINSの紫外線調光レンズと右、可視光調光レンズの比較。カメラ撮影だとあまり差がわからないが、肉眼だともっと減光能力に差がある。
晴れた日に、並べて色の濃さやレンズ反応の速さを比較してみた。
窓を開けて、直射日光を当てて、レンズの色の濃さの変化を撮影してみた。10秒くらいで色がはっきりつく。比較してみると、紫外線調光レンズとの色の濃さがわかりやすい。
明るいところから暗いところへ、レンズの色の濃さの変化を撮影してみた。色が抜ける方が時間がかかるようだ。
JINSとzoffの調光レンズ実物のメリット、デメリット
- どちらのメーカーも調光レンズの反応速度は同じくらい。
- すぐに色が変わらないので、建物を出た時には眩しい。
- 逆にすぐに色が戻らないので、建物に入った瞬間は少し暗く感じる。
- 車の運転時や、電車に乗っている時、ガラス張りの建物の中にいる時などは調光レンズが働かず、色が変わらない。そもそも車の窓ガラスなどは紫外線を通さないようになっているので、調光レンズは反応しない。これがけっこう不便で、天気の良い日は運転時が眩しいし、電車に乗っても眩しい時がある。そんなシーンでは調光レンズはサングラス代わりには全く使えない。
調光レンズが役に立つ、良いシーン、メリット
曇りの日
メガネとサングラス両方を持ち歩きたくない時(サングラスの代用品になるかは個人の感覚さがある)
調光レンズが邪魔になる、悪いシーン、デメリット
運転時、電車、ガラス張りの建物の中
屋外で透明レンズのままで着用したい時(紫外線には無条件で反射して色が濃くなるので、営業職などのスーツ仕事には向かないかも)
JINSとzoffの調光レンズ実物の比較レビュー
ただのメガネでもないし、サングラスの代用にもならない。正直、微妙な立ち位置の調光レンズ。紫外線の強弱によるが、サングラスほど濃くなることはほぼなく、薄い色味の入ったカラーレンズのような雰囲気の時が多い。
調光レンズだと晴れの日では減光が足りなくて眩しいので、自分はサングラスを使う。
運転時や電車でも減光されないので結局サングラスを使う。
雨の日だとほぼ紫外線がないので調光レンズの変化はなく、ファッションアイテムとしての薄いカラーレンズとしても使いにくい。
自分は曇りの日や、サングラスを使うほどでもないが少し眩しい日 または 普通にファッションアイテムとして眼鏡を使いたい時にこれらの調光レンズ眼鏡を使用している。
自分は好きでよくサングラスをしているが、普段はサングラスをしない人、サングラスはちょっと厳ついので苦手な人には、ちょうど良いレンズの色味なので良いと思う。
まずは店舗でレンズの色などを見るのがおすすめ。JINSはオンラインでも多数扱っているので、既製品購入ならオンラインでもOK。
調光レンズ | レンズガイド | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)
zoffははゾフ楽天市場店だとポイント10倍などでお得に買えることがある。
調光レンズは人気が続いていて、最近ではレイバンにも調光レンズモデルがある。
【関連記事】レーシック後に余ったコンタクトレンズをエコファに買取に出してみた
先日、ついにレーシックをした。視力は両目ともに1.5!遠視も乱視も近視も全部治って、とんでもないほど快適な生活をしている。そこで不要になったコンタクトレンズを買取に出してみた。コンタクトレンズは医療品のため、やはり買い取ってくれる業者が少ない。調べたところ、実質2社しかなかった。ちなみに大前提として、使用期限が切れているコンタクトレンズは買い取ってくれない。捨てよう。
【コンタクト買取レビュー】レーシック後に余ったコンタクトレンズをエコファに買取に出してみた - Travel Kurarin
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