ChatGPTに代表される対話型AIサービスの普及により、自分が知りたい情報に、今まで以上にアクセスしやすくなってきたように感じる。従来の検索エンジンと異なり、チャット形式でキーワードや条件を入力するだけで良いので、テンポ良く必要な情報を集めることができる点が非常に便利だ。しかし、実際に使ってみると実用性が低いことが多く、期待外れな印象だった。しかし、とても使いやすく、利便性の高いAIサービスを見つけた！
そんなAIボットが、日本語での使用に特化した形となって登場した「SABOROT」 だ。
日本人によって開発され、日本での利用に最適化されている。「カンタン」と銘打ってあるだけに操作もシンプルに行えるらしい。簡単すぎると性能や回答の精度などが落ちるのでは？と思って、問題なく扱うことができるのか、実際にSABOROTを利用して確認してみた。
ワンクリックで検索可能！誰でもすぐに利用できる簡単な操作性！
SABOROTはその操作の簡便さが売りだ。世に出ている対話型AIサービスは操作画面が英語であったり、必要な操作過程が多かったりと一般の方には使いにくい点がいくつかある。それに比べ、SABOROTは検索したい情報をテーマごとに当てはめることができ、検索を始める前にそのテーマに特化したAIを選定することが可能なため、スムーズに検索を開始することができる。
画像左側の大項目の中のリストを選択すると、さらに小項目に分類されたリストが表示される。小項目のテーマも具体的なので、検索したい情報に適したAIボットを見つけるのも簡単だ。目的別に準備されたAIボットは100以上とのことで、幅広い分野をカバーしてくれるところも頼もしい。
旅先の候補として東北の桜の名所をAIで探してみた！
今年の春にまとまった休みが取れそうなので、桜の名所を回ってみようと計画していた。特に、東北はあまり足を運んだ経験がないので、東北エリアでどこかオススメの旅先がないか検索してみた。
左側のリストの中から「旅行・おでかけ」の項目を選択し、旅行先の提案（国内）を選択。
旅行の時期と大まかな日程、旅行先の地域と出発地を入力する。旅行の目的はリストの中からも選べるが、直接入力するとキーワードから目的に適したものが自動で選択される。どんなシチュエーションかも選択でき、今回は一人旅をチョイス。
この条件で検索をかけると、オススメの旅行先が５つ提案され、それぞれの名所の情報が羅列され始めた。どの名所についても出発地からの所要時間と、その近辺の観光スポット、グルメ情報が添えられ、名所の簡単な特徴が紹介されている。
併せて、マップ情報や交通情報についての外部リンクも貼られているため、気になったらすぐにアクセスできる利便性の高さは評価できるポイントだ。これがとても便利。結局、検索して情報をまとめて、確実なサイトにたどり着く面倒をAIが省いてくれる。
弘前公園と蔵王の二つの候補地で迷ったので「オススメを聞いてみる」という少し無茶にも思える質問に対してもしっかり答えてくれた。
それぞれの旅行先の特徴を簡潔に紹介してくれ、最終的に「目的によってオススメは変わります」という回答には納得。しかもけっこう具体的な提案で驚く。まるで旅行会社のカウンタースタッフと会話をしているような感じだ。これは面白い。
旅行先の近くのオススメの宿を尋ねると、ホテルや旅館の特徴やアクセス情報まで答えてくれる秀逸さ。これもすごい。仮想の物件などや具体的な物件を出してくれるAIは今までなかった印象。宿探しの手間も省けてしまうので、利用しない手はないだろう。
色々と試してみたが、同じ旅程や行き先でも同伴者や交通手段、目的で候補地が微妙に違ってくるのが興味深い。言葉のトーンが選べるところにも、開発者の遊び心を感じ、どんどんSABOROTを試したい気持ちが高まってきた。
登録は無料！ついつい頼りたくなるAIボット！
SABOROTはメールアドレスを利用してアカウント登録することで、月に10件までチャットでAIに無料で相談が可能。１件あたりの回答でかなりの情報量を得ることができるため、10件あればたいていのことは解決できるだろう。
病気の解説やTOEIC対策などユニークなテーマでも活用できるSABOROT。登録は無料で行えるので、気になる方はぜひ使用してみて欲しい。
登録は下記URLから。
