【TOEIC900点くらい】なるべく無料!おすすめ英語勉強法まとめ
青年海外協力隊の応募前、訓練中、任期中、それぞれいろんな英語の勉強法をしてきた。なるべくお金がかからなくて面白い方法を模索していたので一挙紹介してみる。
自分のTOEICのスコアは4年前にとった775点が現在持っている正式スコア。青年海外協力隊の任地であるチュークおよびミクロネシア連邦ではTOEICを受けることができず、さらにコロナの影響で帰国後もTOEIC試験が延期になっており、受けることができない。そんな状況なので人生で最も英語力がついている今すぐ公式スコアが欲しいけどできない。。。
一応、半年前にチュークにいるときにTOEICの公式模試を2回、実試験と同じ時間と形式で行ったところ、200問中10~15問ミスだったので、まぁ自分のスコアは900くらいってことにしておきます(笑)→追記:2020年11月にTOEIC受験しました。スコアは885点でした。1回の試験で模試通りいくわけないかー。でもまぁ800以上取れたし良かったです。
英語以外の言語を勉強したい人にも、勉強手法の参考になれば幸いです。ポッドキャストなんかはどんな言語でもいくらでもある。
- 【TOEIC900点くらい】なるべく無料!おすすめ英語勉強法まとめ
- 自分の英語に対する考え方
- オンライン英会話
- 脳科学英単語学習アプリ iknow!
- iKnow!ポップアップ辞書 / Google Chrome 拡張機能
- Grammarlyを使う / GoogleChrome 拡張機能
- 英単語の語源を知る
- Podcastで英語番組を聞く
- スマホやパソコンを英語表記にする
- フェイスブックやクローム、Gmailなどを英語表記にする
- フェイスブックやインスタグラムで海外のページをフォローする
- 自分の好きなジャンルの英語のメルマガを購読する
- 海外のラジオを無料で聞く
- Kindle Unlimitedで洋書を読む
- 英語で映画を見る
- 洋画の台本(Screenplay)を読む
英語の勉強法もいくらでもあるので、これらがお薦め、というよりもざーっと見てもらって面白そうなのがあれば取り組んでみてください。中には「当たり前だろそんなのもうやってるわ」と思われそうなのもありますがスルーしてください。
自分の英語に対する考え方
偏っていますが、自分は英語についてこう考えている。
英語でコミュニケーションをとることが目的なのであれば、最優先すべきはリスニング力と単語力。基本、相手はネイティブかアジアンイングリッシュの人たち。こちらの文法が多少おかしくても理解してもらえる。ただし、リスニングで聞き取れなかったり、単語がわからなければそれすらできない。だからステータスはリスニングと単語力に全振り。文法は無視。
かなり極端ですが(笑)
でも実際は文法がひどすぎると相手も困るし、なにより「こいつバカだな」って思われる。駒ヶ根訓練所の英語の先生に「あなたはどうして単語力もあるしスピーキングもけっこうできるのに、文法が中学生以下なの?」みたいなこと言われてめっちゃウケた。
でも実際、自分が日本語を話す外国人の人と会話していて、相当文法がおかしかったり、単語だけの会話でもこっちはネイティブだから勝手に補完して理解できるんだよね。だから英語コミュニケーションを最短で身につけるなら、と思って上記思考に。実際、社会評価や本当のコミュニケーションはそれじゃ全然ダメなんだけどね。あくまで最低限。
単語力がついて、リスニングができるようになると勝手にコミュニケーションできるようになるからスピーキングは後からついてくるものだと思う。
筆記も普通ならパソコンでメールを打つくらいで、Gmailなどなら予測変換やスペルミスは指摘されるからそこまでしなくていいかな、と思う。ていうか正確なスペル覚えてなくても実生活では困らない。
しかし!テストでは点がとれないので注意。
オンライン英会話
Skype英会話、などとも呼ばれるインターネットを経由した英会話レッスン。これがなんだかんだ一番いいかもしれない。自分はもう数年続けているが(辞めたり続けたり)総合的に英語力が伸びるし、なにより安い(年々値上げされているがやめられない)。これさえやっておけばとりあえずはいいかもしれないね。
ちゃんとテキストが作られているのでTOEICや中級向けテキストでひたすら授業やってると、頻出単語や文法なども身についてくる。
自分はやりたいときにやればいいや、くらいで契約しているのであまり毎日詰め込まないのも続けるコツかも。だるくなったら次の月は更新しない。あとは最初はとにかくいろんな人の授業を受けまくって、お気に入りの先生を複数見つけることもコツ。
仲良い先生や気の合う、話しやすい先生さえ見つければ英語勉強のハードルは下がる。
DMM英会話
自分が一番最初にやったオンライン英会話、DMM英会話。2年くらい続けた。1日1レッスンなのが良いところでもあり悪いところでもある。しかし、最大の利点は単語学習ソフトiKnow!が無料で使えるところ。これを目的にして英会話はオマケでもDMM英会話を契約する価値があると思う。
- テキストが豊富
- 教師数が多くて、お気に入りが見つけやすい
- レッスンが予約制なので予約していれば必ずできる
- 【最強まじおすすめ】iknow!が無料(後述)
- 退会休会の手続きがしやすい(退会しても契約日まで使える)
とりあえずSkype英会話をしてみたい、という人におすすめ。25分のレッスンが2回無料なので、とりあえずそれをやってみるのを薦める。
ネイティブキャンプ
青年海外協力隊になってからやっているオンライン英会話、ネイティブキャンプ 。チュークではネットが不安定だったので、予約なしでレッスンができるネイティブキャンプが最適だった。ネットが繋がった時にレッスンできる形式が助かった。しかもなんといっても無制限にレッスンができる。これはネイティブキャンプ最大の利点。
- レッスン受け放題
- 予約なしでも即レッスン可能
- 上級向けテキストが微妙。。
- 休会退会が即日なので、手続きが面倒(退会した日に退会になる)
時間もモチベーションもあるならネイティブキャンプ一択。英会話をやりまくれる。
とりあえずまずは無料7日間を申し込んでみよう。7日間、毎日本気でやれば相当なレッスンが無料で受けられる。
脳科学英単語学習アプリ iknow!
これ最強です。課金する価値あり。
(※無料とかタイトルにつけておいて有料サービスを薦めてて意味不明ですがDMM英会話をやっていれば無料なので、無料サービスということで!?)
インターネット回線をつかった、脳科学にもとづく単語学習アプリ「iKnow!」。有料サービスだが、課金する価値は十分にあり。DMM英会話有料会員なら無料で使える。
1つの単語に対して、英日変換、日英変換、筆記、リスニングなどありとあらゆる方法で自動出題。しかも回答率に応じて出題単語も変えてくれる。単語帳も豊富にあって、飽きることがない。
TOEIC点数別の単語帳など目的に的確な単語帳を選ぶことができる。DMM英会話のテキストにも対応していて、併用すると英語力が急速にアップする。無料で体験ができるので、まずはやってみてほしい。
そして、自分が一番利用しているのはマイ単語帳となる「カスタムコース」。自分だけの単語帳を作り、それをiKnowのプログラムを使って自動出題してくれる。
単語は日々の勉強や生活でわからない単語を書き留めておいて週1回追加している。少し手間はかかるが、自分のわからないところだけ埋めていったほうが効率的。テキストから抽出もできるので、iPhoneなどのメモにリスト化しておけば1つ1つ入力する必要がない。
用意されているプリセットの単語帳は知っている単語も多かったりして、非効率な部分がある。それに、自分で単語帳を作っていったほうが「あの時にわからなかったやつだな」とか「あの記事についての単語だな」とか連想できて身につきやすい。
もし、気に入って有料プランを買うなら、下記の紹介コードを使って欲しい。12ヶ月のプランを購入すると3ヶ月分無料になる。
iKnow!ポップアップ辞書 / Google Chrome 拡張機能
勉強には直接つながらないかもしれないが、便利なので紹介。前述のiKnow!のポップアップ辞書。Chrome拡張機能。マウスオンするだけで単語の意味を表示してくれる。
英語の記事などを読んでいて、わからない単語を一個一個調べていると疲れて結局読まない。だったらこの機能でサッと調べられるだけでも英語の記事を最後まで読み切るハードルはすごく下がる。単語につまづいてめんどくさくなって読まないよりもこれを使って最後まで読み切る方が絶対良いし面白い。
残念なのはマウスオンして調べた単語を履歴などで一覧で履歴で見れないこと。これができるとわからなかった単語を一気にiKnowに登録できるのになぁ。
Grammarlyを使う / GoogleChrome 拡張機能
GoogleChromeの拡張機能。文法やスペルミスなどを精度高くチェックしてくれる。日本語サイトでも動作してしまうのがちょっと邪魔だが、グーグル翻訳などに頼って英作文するより全然マシ。無料なのでどこまで正確かわからないが、なんとなくは問題なさそう。心配な公的文書などはこれでチェックしている。
Grammarly: Free Online Writing Assistant
英単語の語源を知る
意外と知らない人が多いのが、英単語の語源を知ることで単語力が一気にアップすること。簡単な例だと輸入、輸出の意味であるimportとexport。
importはim(中へ) + port (運ぶ)で成り立っている。
exportはex(外へ)+ port (運ぶ)で成り立っている。
こんな感じで単語をばらして語源で覚えることでim、ex、portなどの語源がある他の単語も覚えやすくする方法。例えばopportunity, potable, immigration, extend などなど。語源で覚える英単語については下記。
英単語は“語源”で覚える!仕組みから覚える大人の英語学習者のための語源7選 | English Lab(イングリッシュラボ)┃レアジョブ英会話が発信する英語サイト
中でもJames Isaac Brown さんが研究した「14 Master words」という理論がある。14つの単語とその言語を覚えるだけで14000単語を覚えたことになる、という理論。まずはこれを覚えるだけで自分でもびびるほど英単語力が伸びるのでお試しあれ。詳しくは下記記事参照。
魔法の語源 - 14 master words - Gogengo! - 英単語は語源でたのしく
そして、知らない単語を覚える時に面倒だが語源を調べておくと語源を理解することでより覚えやすかったり、他の知っている単語の仲間だったりして覚えやすい。語源を調べるのに便利なのが下記のサイト。
Podcastで英語番組を聞く
無料で聞けるPodcast。とにかくたくさんあるので、お気に入りを探して欲しい。自分は寝る前に15分とか、風呂に入ってる時などに聞いている。15分程度で1話終わるものが集中して聞けるので望ましい。下記は自分がよく聞くpodcast。参考になれば。
Go Natural English Podcast
Go Natural English Podcast | Listening & Speaking Lessons ポッドキャストを聞こう
10分前後で毎回1テーマに対してネイティブ英会話の解説やTIPSを紹介してくれる。時間がちょうどいいし、途中でクイズもあって聞いていて楽しい。
Real English Conversations Podcast
Real English Conversations Podcast - Listen to English Conversation Lessons ポッドキャストを聞こう
会話形式なのが聞いていて楽しい。テーマが色々あるのも楽しいポイント。ネイティブがスラスラ話すので、これが理解できてくると「俺、英語聞き取れてる~」って自己満悦に浸れるのでよく聞く。でもいつも大して理解できない。
NHK World radio Japan
English News - NHK WORLD RADIO JAPAN ポッドキャストを聞こう
NHKのニュース英語版。少しレベルは高いけど、よく聞く。日本のことだからわかりやすいし、アメリカのニュースを聞くよりはよっぽどまし。
TED talk daily
言わずとしれたTED。正直、あまりは自分は好きじゃないが、たまに気になった内容があれば聞いている。世界中の人が出ているので、各国の英語の違いや非ネイティブの英語を聞き取るトレーニングにもなる。
Modern Love
ニューヨーク・タイムズ紙のコラムみたいなやつ。現在の愛、という名前で、アメリカ中からラブストーリーを募集している。あまり早口ではないし、聞いていて面白いラブストーリーが多いので好き。ただちょっと長い。
映像化されていて、アマゾンプライムビデオにある。こっちも面白かったので興味があれば是非。
アマゾンプライムビデオ:モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~ (字幕版)
アマゾンプライムビデオは30日間無料体験できる。
スマホやパソコンを英語表記にする
iPhoneは英語。最初はしんどいかもしれないが、すぐに慣れる。何より、速読力がかなりつく。とにかく英語に触れる時間を増やす。
フェイスブックやクローム、Gmailなどを英語表記にする
上記と同じく、少しでも強制的に英語に触れる時間を増やす。これもすぐ慣れる。
フェイスブックやインスタグラムで海外のページをフォローする
興味のある分野なら英語でも楽しく読める。自分であればサッカーやダイビングの英語アカウントをフォローしている。日本だけでは世界が狭い。海外のページをフォローしておくと、日本のメディアでは紹介されないような色々な情報が手に入って面白い。
自分の好きなジャンルの英語のメルマガを購読する
SNSと同じような感じだが、英語のメルマガを1日1通読むだけでも効果はある。自分はアメリカの大手旅行メディア、コンデナスト・トラベラーのメルマガを購読している。
Condé Nast Traveler - Travel Reviews, News, Guides & Tips - Condé Nast Traveler
なんといっても、日本とは違うメディア視点での記事が普通に面白い。中にはかなり難しい英語記事もあるが、大体はなんとか読める。日本や東京を紹介した記事だと、普通に行ってみたい居酒屋が紹介されていたりして、情報源としても良い。
海外のラジオを無料で聞く
日本で聞けるアメリカ軍のラジオ AFN(American Force Network)や 世界中のラジオを聞ける TuneInラジオで海外のラジオを聞く。集中して聞いてなくても、たまに知っている単語やこれなんて意味だったかな、という単語が聞こえてくるのでそれを調べたりするだけでも良い。
自分は音楽が好きなのでTuneInでよく聞いている。特にTuneInラジオにはありとあらゆるジャンルの局があるので選ぶのも楽しい。音楽を聞きながらなので作業中にも聞けるし、別にずっとトーク番組じゃなくても間に挟むCMや軽いトークなどで英語を聞いてられる。自分が特によく聞く5局は下記。
Jazz24, KNKX-HD2 88.5 FM, Seattle-Tacoma, US | Free Internet Radio | TuneIn
Sound of the Strand | Free Internet Radio | TuneIn
94.9 The Surf, WVCO 94.9 FM, Myrtle Beach, US | Free Internet Radio | TuneIn
The School of Rock | Free Internet Radio | TuneIn
DooWop Cafe Radio | Free Internet Radio | TuneIn
車に乗っているときはAMのAFN Tokyoを聞いて、パソコンやスマホではTuneInラジオで海外のラジオをよく流している。
AFNのCMだけを集めたこのテキストは面白い。ネイティブのギャグ、スラングなども学べて本当に面白かった。チュークに持っていって、付属のCDを何回も何回もテキストと照らし合わせて聞いていたら音楽のようにCMが口ずさめるようになった。ここに出てくる単語やスラング、話し方はネイティブが使うものだし、スピードも早いので良い英語のトレーニングにはなる。
Kindle Unlimitedで洋書を読む
時間がある時くらいにしかやらなかったが、Kindle Unlimitedで興味のある分野の洋書を読んでみよう。日本の観光案内やロンリープラネットなど、英語で読むと内容が面白かったり興味があるからそんなに読む進めるのは苦ではない。下記あたりが読んでいて面白かった。ページ数が多いので読むのに時間かかるけど。TRAVEL BOOKの方は子供向けなのでわかりやすいし、世界中の国が解説されている。青年海外協力隊の友達の顔を思い浮かべながら読んだのが懐かしい。
amazonのKindle Unlimitedは対象電子書籍が月額980円(税抜)で読み放題のサービス。自分も使っていて、雑誌やマンガ、小説などありとあらゆる本が読める。初回の登録であれば最初の30日間は無料なので、とりあえずこの自宅待機期間の登録だけでもOK。
英語で映画を見る
多くの人が登録している、アマゾンプライムビデオやNetflixには吹替版と字幕版が用意されている。ただ映画を楽しみたければ吹替版が楽だが、字幕版で見ると英語のトレーニングにもなる。ただし、映画を見ているだけでは英語は上達しない。
映画を見ながら、字幕と聞こえてくる台詞を脳内ですぐ翻訳して見ていれば「こういう英語だったのに日本語訳するとこうなるんだな」「日本語でこういう言い方は英語ではこうなんだな」「この単語なんだっけな、この前勉強したけど忘れてるな」などの気付きになる。もう一度言うが、映画を見ているだけでは上達しない。あくまで補助ツールだと自分は思う。
洋画の台本(Screenplay)を読む
洋画の台本をスクリーンプレイと呼び、台詞中のスラングや略語、ギャグの背景などが説明されていてすごく面白い。好きな映画があればそれを読み込むのもかなり面白い。自分はバック・トゥ・ザ・フューチャーが大好きなので、スクリーンプレイ片手によく映画を見ながら、台詞を真似して遊んでいた(相当暇じゃないとそんなことしないな普通は)
有名な映画のスクリーンプレイならPDFがネットにあったりするので、調べてみては。けっこう台詞を読み込んでみると面白くて、好きな映画をより一層好きになれるよ。