腕時計革ベルトの尾錠を自分で交換してみた
お気に入りのシチズンライトハウスのムーンフェイズ。腕時計は全然興味ないし、1年に数回しかつけないが、このムーンフェイズだけはすごくお気に入り。ムーンフェイズが大きいデザインで安価な腕時計がなかなかなかったが、数年前に見つけたお気に入りの時計。文字盤も革ベルトも気に入っているが、尾錠の色が文字盤の枠と違うのが気になっていたので、自分で尾錠だけ交換した。
美錠?尾錠?バックル?腕時計ベルトの金具の名前。
腕時計の革ベルトの留め具、金具をビジョウと呼ぶ。漢字は2通りある。尾錠と美錠。意味は一緒で、どっちでもいいらしい。ビンテージのセイコーの美錠になると10000円したりするらしい。英語ではバックル。ベルトのバックルと一緒。バックルの方が覚えやすい。
参考: 腕時計の尾錠について
交換用ベルト、尾錠は100均に売っているか?
大きめの100円ショップに行ってみたが、尾錠だけは販売していなかった。
売っているのは腕時計本体ばかり。交換用ベルトもなかった。一部の100円ショップでは腕時計交換用ベルトだけ販売しているはずなので、要チェック。尾錠を止めているバネ棒を外す器具さえあれば、ベルトや腕時計本体だけ買って、尾錠を外して流用することもできる。
ただし、バネ棒外しはこのダイソーにはなかった。金属ベルトのコマを外す工具はあったので、これで尾錠のバネ棒を外すことはできなくはない(後述)
交換用の尾錠はamazonで購入した
美錠はベルトの幅で基本的に決まる。自分のは16mmだった。金色でシンプルなデザインの美錠であればなんでもよかったので、amazonで購入。
グッチの偽物のようなフォントで笑える。
腕時計の専門オンラインショップでは尾錠をたくさん扱っているところもあるので、ネット通販で購入することも可能。あまり、普通の時計屋では尾錠だけ販売してくれるお店はないらしい。
時計ベルトの 尾錠/美錠 は日本一揃っています。 - 大阪 松重商店
これが革ベルトの美錠を交換した、シチズンのライトハウス「ムーンフェイズ」
美錠が銀色で、文字盤が金色なので色をあわせたかった。
革ベルトの美錠交換はとても簡単!5分くらいで自力でできた。
これが交換用に購入した尾錠。
バネ棒外しも同梱していたので、これ1セット購入するだけで腕時計の尾錠は交換可能。
バネ棒外しなので先はY字に分かれている。
まずは交換用の尾錠のバネ棒を外して分解する。
ちなみに、このamazonで購入した尾錠には予備のバネ棒も入っていた。
次に腕時計についている美錠を外す。
これが意外と外れにくく、ベルトの革が硬く、美錠幅がピッタリなのでなかなかY字のバネ棒外しが隙間に入らない。
やっとはずれた。同じように交換用の美錠を差し込んでいく。ピン、バネ棒、美錠本体の順番。くれぐれも順番を間違えて先にバネ棒を入れないように。
バネ棒を縮めて、美錠を押し込むのが意外と難しい。けっこうバネの力の反発力がある。
俺は結局、バネ棒外しを使わず、爪と手でうまくスライドさせた。
腕時計革ベルトの美錠交換完了!
文字盤も美錠も金色になって、色が合った!
全行程は約5分!かなり簡単だったな。
【動画】腕時計革ベルトの尾錠を自分で交換してみた
こちらの動画で交換している様子を全て撮影。ご参考にどうぞ。