Travel Kurarin

旅行ガイドブック出版社サラリーマンの旅のメモと青年海外協力隊(2018年1次隊、ミクロネシア連邦チューク州 観光)のメモ

ペリリュー島の旅行情報まとめ。自転車で戦跡観光【ホテル、レストラン、レンタサイクル、戦跡、インターネット、Wi-Fi、パラオ】

パラオのペリリュー島の観光、戦跡をまわる

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パラオのペリリュー島は第二次世界大戦で激戦地になった場所の1つ。いまでは穏やかな時間がながれる島だ。2015年に天皇陛下が慰霊に訪れた島で、それによって道路などが綺麗に整備された。 

ペリリューの陸地観光は主にコロールからの日帰りツアーで訪れることができる。その場合、ガイド付きで車での移動になり、快適だ。今回は自力でペリリュー島の観光地、戦跡を見て回った。

ペリリュー島への行き方(定期船)

ペリリューはパラオの中でも流れの激しいダイビングポイントとして有名であり、200本以上経験してないといけないなどの条件があるが、コロールから遠征ダイビングで訪れることもある。また、日帰りの陸ツアーもいくつかある。しかし、陸での滞在を目的にコロールからペリリューに行く場合は定期船での渡航が主となる。定期船については下記記事参照。

www.kurakurakurarin.com

ペリリュー島のホテル、インターネット、Wi-Fi

ほとんどが簡素なホテルで、中心街に集中している。ほぼ全てのホテルがインターネットで予約ができないので、現地に行って交渉するか、国際電話、パラオの旅行会社経由での予約になる。

インターネットはパラオのSIMカードがあれば3G回線に繋がる。Wi-Fiは各ホテルなどにあり、有料。2日間使い放題で2ドル。

ドルフィンベイリゾート

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観光客向けのホテルがいくつかあるが、一番はドルフィンベイリゾートだろう。日本人スタッフがいる。一泊180ドル程度。

ドルフィンベイリゾート & ペリリューダイバーズ in パラオ

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ペリリュー島で唯一のお土産、ギフトショップが併設している。オリジナルTシャツなどあり。

アイランドテラス

予算を抑えたい人には、アイランドテラスを強くオススメする。中心街に位置し、島で一番大きなスーパーも近い。なにより、レストランが実質ないペリリューにおいて共同キッチンで自炊ができることが最大の魅力だ。一泊70ドルくらい。

ペリリュー島のレストラン、食事

ペリリューでの観光で困るのが食事だ。ドルフィンベイリゾートに宿泊していれば全食ホテルで食べることができるが、それ以外のホテルの場合は自炊が基本になる。

ドルフィンベイリゾート

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レストランはあるが、閑散期などは営業していなかったりするので注意。俺が行った日は店員がおらず、営業していなかった。

イエローウォールレストラン

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定期船が着く、ノースドックにあるが閉店している。

フィッシャーマンズコーナー

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定期船が着く、ノースドックにあり、お昼にはスパムむすびなど少しだけ食事が売っている。入り口がわかりにくく、写真の看板下ドア右側。

ITWONG STORE

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定期船が着く、ノースドックにある。アイランドビューモーテルの1階。お昼にはスパムむすびなど少しだけ食事が売っていることがある。カップ麺などを店内で食べることができる。

ストーリーボードビーチリゾート

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レストランはあるが、宿泊客以外には提供していないそうだ。行ったら断られてしまった。

OKストア

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中心街で唯一レストランが併設しているお店。といっても冷凍食品やカップ麺しかないのだが。夕方以降は事前に予約しておかないと食べることができないそうだ。

ペリリューアイランドイン

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ペリリューアイランドインの1階にあるストア。中心街にある。場所は下記のあたり。行けばわかる。

ここのストアがペリリュー島で一番大きい。タバコ、ビールも販売している。品揃えは他のストアと一線を画するほど揃っている。カップ麺、パン、お菓子などが売っているのでここで食料を調達して、自炊するのが基本となる。

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物価は日本と同じくらい。

ペリリュー島を自転車で観光する(レンタサイクル)

ペリリュー島にタクシーはないので、現地人のドライバーを雇ったり、ホテルに相談して車を手配する方法もあるが、今回は節約のためにレンタサイクルでペリリュー島を観光した。

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自転車を借りたのはOKストア。中心街から南に少し行った場所にあり、目立つのでわかりやすい。

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自転車は1日15ドルで17時まで使える。ギアはない。ハンドブレーキはなく、ペダルを後ろ向きに漕ぐことでブレーキがかかる。慣れないと上手く乗りこなせない。タイヤの空気は入れてくれる。

ペリリュー島の道は大体舗装されているが、南の戦跡が多いエリアは砂利道だったり、獣道になる。正直、自転車でペリリュー島の戦跡観光をするのはしんどかった。

中心街とノースドック以外にはお店はないので、自転車で戦跡観光に行く場合は必ず十分な量の飲料水と食料を持っていくこと。1つ1つ見ているとけっこう時間がかかり、暑いので汗をかく。このブログに載せている戦跡を見て回るだけで1日かかった。

メインロードを外れると案内板などがないので、迷いやすい。夜になると真っ暗なので危ない。グーグルマップのダウンロードやコンパスアプリなどの準備をしよう。

ペリリュー島の戦跡観光

激戦地であったので、歩いているだけでトーチカなどを見ることができる。主要な戦跡は南側に集まっている。天皇陛下が訪れた慰霊碑は島の南端にある。

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ノースドック近くのトーチカ

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ノースドックと中心街の間には横に長いトーチカのようなものがあった。苔に覆われているが、銃身を出す穴は今でも並んでいる。

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ノースドック近くの高射砲。

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アイランドテラスホテルの庭には水筒や飯盒、不発弾、当時のビール瓶やコカコーラ瓶が無造作に置いてある。

千人洞窟

ノースドックと中心街の間にあり、一番行きやすい戦跡が千人洞窟。当時、1000人の日本兵が洞窟に籠もって戦ったことが名前の由来。メインロードに面して穴がいくつかあいており、中に入ることができる。懐中電灯必須。

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当時の地図が案内板に載っているが、半分くらいは埋まってしまっているようだ。怖くなければ一番奥まで行くことができる。カニやコウモリなどの生き物がいた。

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洞窟は部屋などに別れている。

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卒塔婆などで慰霊が行われた痕跡がある。

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中は暑い。

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砲弾のケースだろうか。

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チュークの沈船でも見ることができる、当時のビール便。キリンや大日本麦酒の名前が書かれている。

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お皿などの生活用品がそのまま残っていて、生活感がある。

墓地

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ペリリューの現地人の共同墓地の中に日本兵の慰霊碑などが建っている。

メインロードを自転車で走っていると、見落としがちなので気をつけよう。 

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いくつかの慰霊碑などを見ることができる。

ペリリュー第二次世界大戦記念博物館

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当時の日本軍の施設をそのまま利用している、博物館。ここでペリリュー島観光税を払うことになる。一人15ドル。

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建物自体のインパクトもすごいが、周辺には集められた不発弾などがびっしり並んでいる。

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広島で被爆した石板が寄付され、展示されていた。

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博物館ではお土産のTシャツが売っている。1枚25ドル。ただ、デザインが微妙。館内はエアコンがかかっていて、ペリリュー島自転車観光の休憩にピッタリ。

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戦争に関係する、ありとあらゆる物や資料が集められて展示されている。半分が英語、半分が日本語になっていて、両軍の資料がある。かなりの資料数なので、興味がある人なら1時間以上はいれる。英語のビデオコーナーもあった。ペリリュー島に来たらここだけでも行くべきだ。

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写真資料はアメリカ側の物が多く、ペリリュー島での戦闘がどんなものだったか見ることができる。

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パラオの沈船ダイビングに関する資料があった。人気の船である石廊の乗組員の方が実際にダイビングで沈んだ石廊に行った話について展示がされていた。

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当時の米軍の資料。ペリリュー島の日本軍の施設についてかなり細かく書かれている。

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中にはショッキングな写真もある。

オレンジビーチ、米軍の慰霊碑

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米軍がペリリュー島に上陸したオレンジビーチには慰霊碑がある。近くに教会跡もあり、当時の写真が載っていて、爆撃で完全に荒野と化したペリリュー島を見ることができる。

メインロードから少し入ったところにあり、案内板などがないので地図アプリを頼りに探そう。

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今ではジャングルになっているペリリュー島からは当時の荒れた様子が想像できない。写真と米軍慰霊碑の場所は同じ場所だ。

サウスドック、天皇陛下御休憩所

ペリリュー島の南端にある、港にはダイビングの水面休憩などで寄ることがあるが、陸には慰霊碑などがある。港だが、お店などはない。

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岬の先端には米軍の慰霊碑がある。

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サウスドックで見ておきたいのが、2015年に天皇陛下が訪れた際に新設したご休憩所だ。ひときわ目立つ色で、すぐわかる。中に入ることができる。

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中には誰もいないし、特に何も案内がない。

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募金箱と天皇陛下がペリリュー島に慰霊に訪れた当時の写真が並んでいる。

ペリリュー平和記念公園

ペリリュー島の南端、天皇陛下が慰霊に訪れた慰霊碑。中心街からは6キロくらいあり、自転車で来るのは大変だった。

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海を見渡す場所にある、慰霊碑。風が気持ちいい。目の前のドロップオフはペリリュー島で有名なペリリューコーナーがある、ダイビングポイントだ。

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松が生えている公園には特に何もなく、慰霊碑があるだけ。来る途中、案内板がほぼないので、道を間違えないようにしよう。

日本軍95式軽戦車

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三叉路の中心にポツン、と置かれている日本軍の95式軽戦車。状態は悪く、砲身などはない。

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メインロードから内陸に入り、95式軽戦車、日本軍司令部などを見るのが定番ルートだが、案内板はないので、地図アプリで迷わないように進もう。

日本軍のペリリュー島滑走路

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この滑走路をめぐって激戦をひろげた日本軍と米軍。滑走路跡が残っている。

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平和記念公園からドローンを飛ばして撮影したペリリュー島。写真左側に滑走路跡が残っているのが空からもわかる。

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アスファルトが残っており、滑走路があった場所だけ樹木がない。

日本軍司令部跡

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滑走路跡の横には日本軍司令部の跡地が残っている。おそらく2階建ての建物は強固で、未だ崩れずに残っている。樹木がたくさん生えていて、退廃的な雰囲気だ。

中に入ることができるが、2階は危ないので立入禁止と書かれている。

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爆撃の跡は屋上から貫通しており、爆撃の激しさを物語っている。

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おそらくトイレの跡。

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お風呂の跡だろうか。

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洗面台かな。

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2階への階段。

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ドローンで撮影した、2階の様子。タイルなどがまだ残っている。

司令部跡のすぐ近くにも日本軍の建物が残っている。おそらく電力工場の跡地。

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日本軍大砲跡と米軍の戦車

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日本軍の大砲跡の横にあるのは米軍の戦車と思われる。

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階段を登ると大砲が残っている。この辺りの道は上り坂が多く、自転車での移動はきつかった。

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この大砲についての詳細が案内板に書かれている。

ブラッディーノーズリッジ

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米軍が最も苦戦したと言われる、この辺りの山はブラッディーノーズリッジと呼ばれる。米軍が戦後に設置した展望台があり、ペリリュー島を一望できる。案内板には当時の写真が載っており、洞窟に立て籠もって戦い続ける日本軍に米軍がかなり苦労したようだ。火炎放射器などで地道に攻略していくしかなかった米軍。その攻撃によって荒野になっている戦地の写真と現在のジャングルを見比べると同じ土地とは思えない。

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ブラッディーノーズリッジへは徒歩で15分ほど登ることになる。階段などが整備されている。途中には不発弾や日本軍の遺留品、たくさんの防空壕、慰霊碑などを見ることができる。

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ブラッディーノーズリッジの展望台からドローン撮影。

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展望台は風が気持ちいい。

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米軍によるモニュメントがある。

ペリリュー神社

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戦後、日本の遺族会が建設したペリリュー神社。戦時中もこの場所にペリリュー神社が実際にあったそうだ。慰霊碑などがいくつか並んでおり、案内板もあり、当時の様子を知ることができる。

参考:ペリリュー神社 - Wikipedia

漫画「ペリリュー ─楽園のゲルニカ─」

日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞した武田一義さんによる漫画。

ペリリューでの悲惨な戦いが柔らかいタッチで書かれている。ペリリュー島を巡る戦いの状況がわかりやすく、実際の戦争の悲惨さが伝わってくる内容になっている。試し読みができるので、興味ある人は下記リンクから。

漫画「ペリリュー」試し読み / ヤングアニマルWeb

 

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