動きの悪いトラックボールはボナンザで解決
マウスをトラックボールに変えてから早数年。汚れが溜まって動きが悪くなる。ボールの滑りが悪くなる、ゴミが溜まる、マウスカーソルの動きが断続的になる、細かいマウスの動きができない、反応が悪い、などの問題を1発で解決できるものを見つけた。それがボナンザだ。
ボナンザは大阪の株式会社ボナンザが製造している商品名。
トラックボールのコーティングに使えるボナンザとは?
本来は釣具などに使われるフッ素コーティングの液体で、特殊フッ素樹脂表面処理剤というらしい。Amazonでは本来のその使い方よりもトラックボールのコーティングにすごく良いというコメントが目立つのが面白い。
複数の商品が出ているが、自分は1番安いこの液体タイプを購入した。スプレータイプでもトラックボールには使用できるが、値段が高い。
トラックボールだけに使用するなら1本でも数年は保つので安い液体タイプで十分。
トラックボールをボナンザでコーティングする
裏面にはボナンザの説明が書かれている。どんなに読んでもトラックボールに最適だとは書かれていない。が、全く問題ないことは先輩ネット民たちが照明している。
まずはトラックボールマウスの掃除
トラックボールマウスのボールを取り出す。背面の穴に指をぐっと押し込むとポンっと取れる。この時、トラックボールに傷がつかないように爪は立てない。ボールは意外と勢いよく取れるので落とさないように注意。
今回、ボナンザでコーティングしたトラックボールマウスはロジクールのSW-M570。
トラックボールを取ると、マウスカーソルのセンサーと3つの白い人工ルビーがある。この人工ルビーでできた小さな白い3つのボールの動きが悪くなるとトラックボールの動きも悪くなる。この周りにとにかくゴミが溜まりやすい。
綿棒で汚れをとっていく。最初は大きなゴミの塊が人工ルビーの周りに付着してるのでそれは指で取る。塵のようなゴミはセロハンテープで取るとよく取れて早い。
トラックボールにボナンザを塗る
掃除が終わったらボナンザを塗る。
ボナンザ液体タイプの口。
今回はティッシュで塗る。ティッシュにボナンザを垂れない程度に塗る。
まずはトラックボールのマウス本体側から。特に何も考えずガンガン塗ってよし。唯一注意すべきのはマウスカーソルのセンサーにボナンザが垂れないようにしよう。
そして指で人工ルビーを動かして、塗ったボナンザを馴染ませる。この時に指先にボナンザをさらにごく少量つけると塗り漏れがなくなって良い。
ボールにも同じようにティッシュでボナンザを塗りたくる。
ボナンザが潤滑剤となり、トラックボールの動きが復活!
全て塗り終わったあとは5分程度放置。もし液だまりがあればティッシュで拭いて、完成。とくに乾拭きなどは必要ない。
初めてトラックボールにボナンザでコーティングする場合は何度かしていくと、コーティングが強化?されてどんどん動きやすくなると個人的には思う。なので、こまめな手入れを薦める。
トラックボールにシリコンスプレーも悪くはないが、
ボナンザを知る前はギターやベースの弦楽器に使うシリコンコーティングのスプレー、フィンガーイーズを使用していた。
シリコンコーティングがうまく馴染むとボナンザを塗った時よりもトラックボールはぬるぬる動いて快適だったが、指の汚れなどですぐ取れてしまうようで、動きが悪くなるのが早かった。ボナンザでトラックボールの手入れをすると、すぐ動きが悪くなることはなく、長持ちする!
トラックボールにはボナンザでコーティングするのが最強なのだ。