Travel Kurarin

古着、ドクターマーチン、沈船ダイビング、海外旅行など雑記ブログ。Ex 観光ガイドブック出版社勤務、JICA海外協力隊 2018-1次隊 ミクロネシア連邦チューク州。月間約8万PV。訪問国は約50カ国。執筆依頼、取材、問合せはコチラ。

シューグーでドクターマーチンのかかとを修理してみた【DrMartens、ShoeGoo、自然色、透明、ナチュラル、メンズ、ソール、ヒール、修理、すり減り】

シューグー(ナチュラル)でドクターマーチンのかかとを修理してみた

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約10年履いている、ドクターマーチンの10ホール。ミッシェル・ガン・エレファントのギタリスト、アベフトシさんが履いているのに憧れて大学生の頃に買った。

渋谷のドクターマーチン正規店の店員さんにそれを伝えたら喜んでくれて、缶バッチをくれた。

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さすがに10年履いていると、かかとがかなりすり減る。

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まだエアソールの部分まではいっていないが、かなりすり減っていて、そろそろ限界かな、という感じ。

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このドクターマーチンのかかとのすり減りをシューグーの自然色(ナチュラル)を使って自力で直してみた。ちなみに、ドクターマーチンのソール剥がれにもシューグーは使えるので、1つ持っていて絶対損はない。

【別記事】クツショウテンでドクターマーチンの純正仕様ソール交換をしてみた!

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私がドクターマーチンをシューグー修理をしていた頃は、ドクターマーチンのソールは交換できなかった。しかし、2020年頃からクツショウテンが交換対応を始めてくれた!日本で唯一、純正仕様でソール交換をしてくれるのがクツショウテン。10年履いたブーツのソール交換をしてみた体験記事は下記。軽微な修正ならシューグーで良いが、ある程度の摩耗であればソールごと交換したほうが経済的だし見栄えも良いので、とてもおすすめ。

ドクターマーチンの純正仕様ソール交換をクツショウテンに依頼してみた【修理、種類、価格、純正、ビブラム、かかと、すり減り、削れ、亀裂、サイドゴア、公式、ブーツ】 - Travel Kurarin

ドクターマーチンのかかとにシューグーを塗るために削る

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まずは修理したいドクターマーチンのかかとをヤスリで削る。自分は付属の棒状のヤスリだと折れたりして削りにくいので市販の紙ヤスリを使っている。こっちの方が大きいし目が粗いともっと簡単に削れる。

ドクターマーチンのかかとにクリアファイルをつける

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その後、クリアファイルを切って貼り付ける。できればガムテープなどで強固にしたいが、テープの糊が残るのが自分は嫌でマスキングテープを使っている。

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できるだけ、かかとにぴったりになるようにつける。このクリアファイルがないと、シューグーがかかとより外に流れ出てしまい、そもそも修理にならない。このクリアファイルは無地透明を使うことを薦める。印刷があるとシューグーに色が移るのだ。

ドクターマーチンのかかとにシューグーを塗っていく

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今回はドクターマーチンの定番、10ホールと3ホールの2足のかかとを修理した。

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ひっくり返して放置するのに、ブーツはちょっと扱いにくい。箱などで置き場を作る。

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シューグーは自然色(ナチュラル)を使用。ドクターマーチンのソールのような飴色のシューグーだ。塗る棒は事前に濡らしておく。濡らしておくことで棒にシューグーがつかなくなり、塗りやすくなる。表面を整えるために仕上げを氷でやる、という裏技もあるそうだが、別に表面はどうせハサミで切ることになるので自分はしていない。

シューグー(自然色)をドクターマーチンのかかとに塗る

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なるべくクリアファイルとかかとの間に空洞がないように塗っていく。シューグーの粘度が高く、空気が入るとそのまま空洞化してしまう。

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シューグーは乾燥すると水分が抜けるのか、容量が2割ほど減るので、けっこう盛っておかないと理想の高さにはならない。慎重にやりたいなら二度塗りもあり。

シューグーを乾燥させる(乾燥時間は72時間!)

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シューグーの説明書やブログなどには「乾燥時間は24時間」を書いてあるが、絶対足りない。自分は最低72時間(約3日)を推奨する。24時間くらいだと、厚塗りした場合は最深部まで乾燥できておらず、クリアファイルがうまく剥がれなかったり、型崩れしたりする。

シューグーの乾燥後、クリアファイルを除去

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約72時間放置した。

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写真ではわかりにくいが、シューグーが乾燥して容量が減って、段差になっている。

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クリアファイルにシューグーがけっこう張り付いているので、カッターやハサミを使いながら慎重に剥がす。力づくに無理やり剥がすと、せっかく修理したシューグー自体も一緒に取れることがあるので注意。

ドクターマーチンのかかとをシューグーで修理、仕上げ!

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クリアファイルを剥がした状態。かなり修理箇所が目立つ。実際、見栄えを意識するとかかとを完全に埋めるのは難しい。シューグーの自然色(ナチュラル)と言えど、ドクターマーチンソールの色と全く同じではない。一応、これをしばらく履くと汚れてきて近い色にはなるが、それでも目立つ。

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このはみ出ている、部分をはさみで内側に向けて切っていく。

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かかとについたシューグーも丁寧に剥がしていくと、裏からみないとわからないくらいにはなる。

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ぱっと見、かかとが削れているように見えるが裏から見ると削れたかかとの内側にはシューグーで補強されている。

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それなりに厚塗りしたのがわかる。

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綺麗に内側に向けてカットできると、こんな感じ。あまり目立たない。

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3ホールの方はクリアファイルの色が移っている。

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ドクターマーチン3ホールの方も外側に出ているシューグーをカット。

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内側に向けて綺麗にカットすれば、、

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裏から見ない限りは見えない!シューグーでドクターマーチンのかかと修理完了!

シューグーで修理したドクターマーチンの数回使用後

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シューグーの飴色(自然食)がドクターマーチンソールと色が違う印象だったが何度か履くと汚れてわからないほど馴染んだ。どうしても修理した部分と本物のソールの境目や段差みたいのは目立ってしまうが、思ったより馴染んでいると思う。シューグーが薄く貼り付いている端や境目の部分がけっこう擦れてベロベロ剥がれるのが見た目が汚いので都度、丁寧に切っていれば何度か使用していくうちに自然な形になる。端が剥がれたから引っ張るとそこからシューグー本体も剥がれかねないので注意。

シューグーでドクターマーチンのかかとを修理してみた

三井アウトレットパーク木更津のDr.Martensアウトレットに行ってみた

ドクターマーチンのアウトレットの記事も是非!

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