「ラモーンズ」で巡るロスアンゼルス
まずこの記事を読み始める前に、カルフォルニアの太陽を感じてほしい。下記の動画の再生ボタンを押してから記事を読み始めてください。
アメリカ、ロスアンゼルスのハリウッドには「ハリウッドフォーエバーセメタリー」という墓地がある。ここにはたくさんの役者や有名人のお墓があり、ちょっとした観光スポットにもなっているらしい。
ここには俺の大好きなバンド「ラモーンズ」のメンバーのお墓がある。2018年にロスアンゼルスに行った時にお墓参りをしてきた。その時に色々調べたけどよくわからなかったので、まとめの記録としてこの記事を書く。さらに、ラモーンズの革ジャンや使用していた楽器や手形が見れるギターセンターにも行ったのでそのまとめも書いた。
- 「ラモーンズ」で巡るロスアンゼルス
- ジョニーとディーディーのお墓がある、ハリウッドフォーエバーセメタリー
- ジョニーラモーンのお墓
- ディーディーラモーンのお墓
- ラモーンズの手形がある、ギターセンター(使用機材は常設ではないかも)
- ギターセンターへの行き方、アクセス
- ラモーンズの手形
- チャックベリーやアンガスヤング、、ロックスターたちの手形
- ラモーンズの使用機材、楽器、革ジャン
- ロスアンゼルスでの移動
ジョニーとディーディーのお墓がある、ハリウッドフォーエバーセメタリー
ハリウッドにあり、意外とアクセスは簡単。まぁまぁ広い墓地だが、歩いて見て回ることもできる。入り口横に受付があって、墓地内の有名人のお墓の地図が売っているらしい(俺が行った時は工事中だった)。入園料はかからない。
ジョニーとディーディーのお墓はアクセスは簡単だ。バスの場合はメルローズアベニュー(通りの名前)かサンタモニカブルーバード(通りの名前)を走るバスに乗って、近くのバス停で降りれば良い。サンタモニカブルーバードを通るバスの場合は集合墓地の目の前にバス停がある。
電車の場合はちょっと遠い。最寄りの駅でも徒歩20分以上かかる。バス利用やウーバータクシーがおすすめだ。行き方は上部のグーグルマップからルート検索で調べるのが便利。
この墓地に眠る、ラモーンズ以外の著名人についてはこの記事が詳しい。
ロック墓参記 第2回/ロサンゼルス編:ジョニー・ラモーン、クリス・コーネル、フェイ・レイ他(山崎智之) - 個人 - Yahoo!ニュース
墓地内はけっこう広いが、歩いて回れる距離感だ。芝生が綺麗で、開放感がある。人がいないのでちょっと怖いが、気持ちよく歩ける。
孔雀が放し飼いにされてる!?
ジョニーとディーディーのお墓はここにある。ジョニーのお墓は目立つのですぐわかるが、ディーディーのお墓はちょっと見つけにくいかも。
ジョニーラモーンのお墓
お墓というかもはや銅像?ジョニーのお墓だけやけに目立つのですぐわかる。
柵にはラモーンズのロゴが!この4人がメンバーのロゴなんだね~。
完成度が高い!すげー!!正直、不謹慎だがお墓参りだということを忘れてテンションが上がる。ちゃんと革ジャン右肩のチェーンも再現されている。モズライトも完成度が高い。
綺麗なラモーンズカットの曲線も美しい。顔もまぁまぁ似てる気がする。
モズライトのヘッドもちゃんとMが書かれていて、トップのギザギザもある!
墓石?の左右と背面にはジョン・フルシアンテなど、仲が良かったバンド仲間からのコメントが書かれている。
この背中の反り具合!再現度がすごい。
ジョニーは火葬されたそうで、このお墓には眠っていないそうだ。
セルフタイマーで記念写真。誰も人が通らなかったので頼めなかった。写真を撮ったあともしばらく眺めてたら老夫婦が通りがけに声をかけてきた。「ラモーンズ好きなの?」「一番好き!」「まぁ、素敵ね!」
ディーディーラモーンのお墓
ジョニーのお墓から池の対岸に行くとディーディーのお墓がある。こちらは小さな墓石でひっそりとしている。
ただ、ジョニーとは違ってたくさんのキスマークやピックがある。愛されてるなぁディーディー。俺もベーシストとして敬愛するディーディーのお墓にピックをお供えしてきた。
背面にはなにもなかった。
こちらもタイマーで記念写真。ディーディーは実際にこのお墓に眠っているらしい。
ラモーンズの手形がある、ギターセンター(使用機材は常設ではないかも)
続いて、ラモーンズの手形、使用していた楽器や革ジャンを見に行こう。ウェストハリウッドのサンセットブルーバードにあるギターセンターは大きな楽器屋。
普通の楽器屋だが、過去のロックスターの使用楽器などが展示されている。一番の目玉はロックスターたちの手形だ。ハリウッドのチャイニーズシアターのウォーク・オブ・フェイムを真似て、多くのロックスターの手形が入り口に広がっている。こちらはロックウォークと呼ばれている。
2階はドラムフロア。階段の手すりがプロマークのスティックになってる!
バンドTシャツなどもたくさん売っている。おみやげ探しにもいいかも。
店内で試奏しているブルースマンも場所柄、かなり上手い。かっこいい、、、。
ちょっと買おうか迷ったヤマハのビザールギター。
店員も気さくで、ラモーンズの手形を見に来たと行ったら喜んでくれた。観光だからさすがに楽器は買えないんだ、と言うと「かまわないよ!好きなだけ見ていって!」と笑顔で答えてくれる。いい気分だ。
ギターセンターへの行き方、アクセス
大通りに面しているのでアクセスは簡単。
バスならサンセットブルーバードを走るバスで近くで降りればいい。電車の場合はメトロレッドラインのHollywood/Highland駅で降りて徒歩20分くらい。辺りは楽器屋やスタジオも多いが、夜間はちょっと物騒。行き方は下部のグーグルマップからルート検索で調べるのが便利。
ラモーンズの手形
手形や使用楽器が展示されているのはお店の正面入口。なのでギターセンターに行けばすぐわかる。
お店の入り口
ちょっと怖い笑
音楽業界に貢献した人を称えるためにこのロックウォークは1985年にできたようだ。日本人ではローランドの創業者とB'zの手形がある。B'zは使用楽器も置いてあった。
ラモーンズの手形あった!ジョーイだけ反対に押してる笑
ジョーイラモーン
CJラモーン。残念ながらディーディーの手形はない。
マーキーラモーン
ジョニーラモーン
ジョニーは俺の手よりちょっと大きい。
CJの手も大きい
チャックベリーやアンガスヤング、、ロックスターたちの手形
ラモーンズ以外にも好きなバンドの手形がたくさんあったのでそれらも紹介。
ロックンロールといえばチャックベリー!手めっちゃでかい。
ACDC!
アンガスの手小さい、、、笑
レミーはさすが。中指立ててる。
ラモーンズの使用機材、楽器、革ジャン
これらが展示されているのは同じく店内入り口横のショーケース。事前に調べた時はこういったものがあるのを知らなくて、びっくりした。あまりの嬉しさにちょっと泣けた。
マーキーのドラムセットも!
誰の革ジャンだろう。
アイコンのスニーカーはアディダスのハイカットだった。コンバースじゃないのがちょっと意外。
USのバッチがついてる。
ジョニーのモズライトも展示されている。ストラップ付近にテープかなにかのあとがある。
こっちも誰のかわからないけどほぼ同じような衣装。こうやって実物を見ると本当にボロボロだな、、、笑
ロスアンゼルスでの移動
ロスアンゼルスは意外と広い。俺はウーバーとリフトを使い分けて移動した。これらのタクシーアプリを使う時も、グーグルマップでバス路線などを調べる時も、現地のSIMカードがあれば便利。俺は日本から事前に買って行ったので到着してすぐ使えて、時間のロスもなかった。値段も別に高くないし、日本から買っていくのはオススメ。俺が買ったのはこれ。
細かい移動は歩くしかないが、長距離はかなり使える。電車があまり発達していないので、車移動の方が時間も節約できるし楽だ。ウーバーとリフトで目的地を入れて、値段が安い方でドライバーを呼んだ。
ーーーーーー
これら2箇所を回るだけでもすごくラモーンズなロスアンゼルスを楽しめる!あー、楽しかったなぁ!BGMはもう一度、ラモーンズのCalifornia Sunを爆音で聞きながら。ロスアンゼルスの古着屋巡りもしました!こちらもどうぞ。
kurakurakurarin.hatenablog.com
参考リンク
RAMONES FAN CLUB JAPAN - LOCO TIMES