引退競走馬のセカンドキャリアを応援する馬旅倶楽部が新規メンバーを募集中!

引退競走馬を再調教して、全ての競走馬が安心して第二の人生を歩めるように支援を行なっている団体、それが特定非営利活動法人日本乗馬普及協会だ。この協会がCAMPFIREコミュニティ「馬旅倶楽部」のメンバーを募集している。

馬旅倶楽部とは?!

日本乗馬普及協会が掲げるビジョン「日本における乗馬の普及により引退競走馬の持続可能な活躍を促し、すべての馬が取り残されない未来を目指す」のもと、競馬や馬が好きな人、乗馬に興味がある人、動物を愛する人みんながチームとなって引退競走馬を支援できるように立ち上げられたコミュニティ、それが馬旅倶楽部だ。

競走馬が引退後に歩む道は、乗用馬になることだけでなく、ホースセラピーや馬術競技など、馬の性格や性質によって多岐に渡る。馬旅倶楽部ではそれぞれの馬に合わせてセカンドライフが選択できるよう支援を行なっている。

私は乗馬ライセンスの初級である、5級を千葉の乗馬クラブで取得している。その時に乗せてもらった馬も元競走馬で、彼の経歴などを先生に教えてもらって、馬の個性を感じた。その経験があるので、募集を見た時に素敵な活動だな、と感じた。

馬旅倶楽部では現在2頭の馬を支援中

現在支援を行なっているのは「ゲヴュルツ」と「サトノグリアン」の2頭だ。

ゲヴュルツはサラブレッドとして産まれるも、速く走る才能が見出されず、一度も出走することなく競走馬としてその人生を終えている。引退後、トレーニングを経て、乗用馬としての道も模索したが、遂に買い手と巡り合うことができなかった。

しかし、馬旅倶楽部の支援馬になった後、馬術競技の素養があることが見出された。まだ5歳と若く、再調教も可能な年齢であるゲヴュルツは、馬術競技という新しい道で活躍してくれることを期待され、支援が続けられている。

アイルランド生まれのサトノグリアンは日本で競走馬となった。何度かレースに出場しているが、成績が振るわず、そのまま引退となっている。しかし、まだ6歳と若いサトノグリアン、そのセカンドキャリアを馬旅倶楽部が支援している。

馬名の由来となっている「グリアン」はアイルランド語で太陽を意味する。その名の通り、とても温厚で穏やかな性格のサトノグリアン。人が大好きな彼は、これから乗用馬としての活躍が期待されている。

馬旅倶楽部での支援の方法と気になるリターンは?!

馬旅倶楽部では980円/月(1口)〜コミュニティメンバーとなることができ、引退馬の支援に参加することができる。集まった会費は支援馬の日々の飼育管理やトレーニング、競技出場に係る費用などに充てられる。

これまでに集まった支援は300口を突破しており、400口を達成できれば3頭目の引退競走馬の支援が開始でき、また一つ引退競走馬の新しい物語を紡ぐことが可能となる。

支援口数に応じて下記のリターンを受け取ることができる。

  • 支援馬の近況を定期的に報告

ゲヴュルツとサトノグリアンの支援の状況や活動についての報告が週1回を目処に届く

  • 馬旅冊子、支援馬のポストカードの発送
  1. 乗馬普及協会が発刊するフリーマガジン「馬旅冊子」が年4回(春夏秋冬)をお届け
  2. 支援馬の姿を収めたポストカードを毎月お届け
  3. 支援者限定のコミュニティ内(CAMPFIRE,Facebook)でゲヴュルツとサトノグリアンの近況を報告

さらに、特典として馬旅の表紙を担当してくれているイラストレーター、おがわじゅりさんとのコラボグッズ、4種類のしおりセットを支援者全員にプレゼント中。愛くるしい馬のイラストが目を引くデザインで、A4サイズの台紙から好きなものを切り取って使える。ここだけでしか手に入らないオリジナルグッズだ。

もっともっと引退競走馬が活躍できる環境を整えたい

馬旅倶楽部の入会方法については下記URL。

CAMPFIREコミュニティ「馬旅倶楽部」みんなで引退競走馬を育てよう!

引退馬を育てることも必要だが、そのためには引退馬が活躍できる環境をもっと整備しなければならない。日本乗馬普及協会は、引退馬の教育と併行して乗馬の普及活動も行なっており、様々な発信を行なっている。協会HPは下記URL。

JHA日本乗馬普及協会