ニッカウイスキー余市蒸留所の工場見学に行ってみた!予約必須のツアー内容や、予約不要の売店、試飲、限定ウイスキーの値段も紹介。

札幌から余市へ、バスで移動

札幌から余市へ。車で行くのが良いが、酒が飲めない。電車とバスでも行けるが、楽そうなバスで行くことにした。

バスは全然本数がないので要注意。札幌市内からニセコいこいの湯宿いろは、行きに乗り、余市で降りる。

大型バス。

コンセントあり。

ニッカウイスキー余市蒸溜所に到着

工場見学は予約制。けっこう早く予約しないと大体満員。予約時間前に行って、先に売店を見せてもらうことも可能。ただし、余市駅側から一番近い写真の入り口から売店は反対側で、5分以上は歩くので時間配分に注意。

工場見学はウイスキー製造の流れを一貫して見ることができる。10名以上のグループは予約不可。

車の場合は売店は駐車場がある場所なので近い。売店、ニッカミュージアム(試飲できる場所)の2つは工場見学しなくても入ることができる。工場見学の試飲は別の場所で行われる。

工場見学エリアは予約がないと入れないので、石炭直火蒸溜などは工場見学でないと見れない。

売店の名前はノースランド。ニッカ会館の2階は工場見学者の試飲会場。ウイスキー博物館の中に一般も入ることができる試飲バーがある。名前がたくさんあってややこしい。

ニッカウイスキー余市蒸溜所の売店ノースランドで売っているウイスキー

売店では限定のウイスキーも多数売っている。予約不要で入ることができる。毎日商品が変わるらしい。

限定品は余市蒸溜所でしか買えないもの、限定のラベル、余市と宮城峡蒸溜所でも買えるもの、などがある。

オリジナルグッズも多数。

余市関連グッズもある。

お酒以外にもグッズが多い。

ニッカウイスキーのカフェウォッカ 4,950円。

ニッカ セッション4,180円。

ニッカカフェジン4,950円。

海外のお酒も一部売っている。

蒸溜所限定は何種類かある。種類によって本数制限もある。

シングルカフェグレーン 6,300円。

シングルアップルブランデー 6,300円。

プレミアムブレンデッドウイスキー鶴。13,200円。

余市蒸溜所でしか買えないのは余市のキーモルト3種類。シェリー&スイート、ピーティ&ソルティ、ウッディ&バニリック。500mlが6,800円、180mlが2,500円。これらは全て有料試飲ができるので、飲んでから好みのものを買うのもアリ。

3種類ともキーモルトだけあって、個性的な味が美味しい。

通常の余市、宮城峡はミニボトルで販売している。

これも蒸溜所限定。

ニッカウイスキーなどの通常商品も並ぶ。

蒸溜所限定のブレンデッドウイスキーも売っている。2種類あり、3,050円。個人的には価格が安いのに味は非常に良く、コスパが最も高いと感じた。

値段が2倍くらいする余市と飲み比べても遜色ないほど完成度が高いのに安い。

限定ラベルのお酒もある。

工場見学予約がなくても、ニッカミュージアムで有料試飲が可能

工場見学がなくても試飲はできる。試飲や売店は予約不要で行けるので、是非。

余市10年が500円!?

かなりたくさん種類がある。しかも1杯500円前後で安い。一人3杯まで試飲可能。コスパや珍しさで言ったら左上4種類か?

売店で売っているキーモルトも試飲可能。

ミュージアム奥が試飲バーになっている。

ロッド・スチュワートだ!

かっこいい雰囲気。

有料試飲で3杯注文した。頼めば写真も撮らせて頂ける。

工場見学終了時が混むので、タイミングが合えば貸し切り状態。

水も無料でもらえる。

ニッカウイスキー余市蒸溜所工場見学に行ってみた

工場内は広い。一部のみ散策する。一部は予約不要で入ることができる。蒸留所見学は予約必須。コロナ禍に比べて入りやすくなった印象。

ウイスキーの製造工程全体を紹介してもらえる。

出発地点の待合室には自動販売機あり。

コインロッカーもある。写真は使用中止だが、使えるのもあった。

見学開始。マイクでの紹介なので、聞き漏らしたくない人はガイドさん近くについていくのが良い。ウイスキー製造はいつもやっているわけはないので、HPで要確認。基本的に夏と冬は温度管理が難しいのでウイスキーは作らないそうだ。

余市蒸溜所 | NIKKA WHISKY

ピート。石狩のビートも一部使用しているらしい。

糖化のタンク。ビールと同じような、もろみのところが甘い香りがする。

 

石炭直火蒸溜を見学。実際に石炭を入れるのが見れた。動画禁止。

宮城峡との違いが解説されている。

しめ縄が巻かれているのが特徴。

貯蔵庫も見せてもらえる。ここは最初に建てられた貯蔵庫。430個の樽があり、奥までは50mくらいの大きさの貯蔵庫。腐葉土のにおいがした。手前の樽は展示用の空だが、奥にはまだウイスキーが入った樽がある。暑い夏ならウイスキーが香ることもあるそうだ。

樽の中身はアルコールが飛ぶので毎年数パーセント減る。20年で半分になるそうだ。このなくなっていくことをエンジェルシェアと呼ぶらしい。

貯蔵しすぎても美味しくなるわけではなく、余市は15から25年が一番美味しく、17や21年の物が人気だとガイドさんが教えてくれた。

貯蔵している中で最古は1945年のウイスキーが残っているが、それだけで商品化することは難しい。80周年の時にニッカにブレンドしたことがある。

石炭はインドネシアから輸入。一部、夕張の石炭を使用。

樽は栃木で製造し、修理は各工場で行っている。

工場見学ツアーの最後は試飲会場へ。

余市、スーパーニッカ、アップルワインの3種類が試飲できる。選ぶことはできない。

氷や炭酸、水などは用意されているので自分の好きな飲み方をすることができる。

見落としがちだが、試飲会場にあったヒストリーボードがわかりやすくて面白かった。