ロンソンのライター、ヴァラフレームを修理に出してみた(ガス詰まり修理)
アンティークショップで購入した、相当古いっぽいロンソンのライター、ヴァラフレーム。年代は不明だが一緒についていた説明書が70年代~80年代とかの不思議な日本語だった。
革のケースが気に入って、購入。しばらく使えていたがガスが入らない。ネットで修理できないか調べて、京都の中井白金堂さんに修理を依頼した。
【後日談】ロンソンのヴァラフレームのガス目詰まりを自分で修理してみた
1960-70sくらい?らしい、ビンテージのガスライター。英国製のロンソンのバラフレーム。ガスの粒子やゴミが詰まって、ガスの出が悪くなり、使えなくなった。古すぎて修理をしてくれる場所がなく、代理店のウィンドミルも修理対応不可。英語で調べてみると分解している動画があったので参考に、分解洗浄をしてみたら直った!安全のため、ガスは完全に抜いて、火の気がない場所で作業しましょう。
まずはウィンドミルに相談してみた
ロンソンのヴァラフレームは現在、日本ではウィンドミルが代理店なので修理依頼をしてみた。
結果、ウィンドミル社から購入したものではないということで修理不可。
ヴァラフレームライターを自分で修理できないか?
自分で分解して修理したり手入れをしている人のブログなどは出てくる。英語でも調べてみると中のオーリングなどの消耗品のスペアセットなども売っていた。ただ、肝心の分解の仕方が全然わからない。ていうか部品の入手方法がわからないし、一応ライターって火を扱うものだし、自分で不安だった。
古いライターを修理できるお店を探す
まずは自宅近くの東京や神奈川、横浜で探してみた。東京でもいくつかあるが、異常に高かったりして悩んでいたところ、京都の中井白金堂さんを見つけた。
ちょっとかなり古いウェブページで不安になったが、金額も5000円~と安価でだったのでとりあえずメールで問い合わせをしてみた。問い合わせ時にはガスが入らない様子を動画に撮って、YouTubeにアップして送った。
中井白金堂さんからは即レス。この返信の早さだけで信頼できる。動画があって、状態確認がしやすかったようだ。
ライター修理を中井白金堂さんに依頼
ウィンドミルのガス、ロンソンのフリントを使っていることを伝えると、ガスアダプターの番号などを教えてくれて、修理しなくてもガスが入るようにアドバイスしてくれた。なんて親切なお店なんだ。。。信じられない。
結局、色々アドバイスを頂いたものの、ガスがどうしても入らないので商品を送ることにした。定形外郵便で送ったので送料はすごく安かった。
先方に商品到着後、1ヶ月ほどで修理品が返ってきた。梱包もしっかりしていた。ウィンドミルのガスが卸価格で買えたので、1本追加でお願いした。
額はオーバーホールとガス周りのメンテンスで8030円。ライターごときに8030円は普通高いと思うだろう。でも気に入っているライターだからいいのだ。
届いたライターはたしかに火がついたが、自分でガスを入れようとすると入らない。そうこうしているうちに中のガスが全部抜けてしまった。問い合わせすると、ヴァラフレーム本体側のガス注入ピンの計上が相当古い、初期のものらしく、それで現代のガスアダプターが合わないらしい。
中井白金堂さんで使用しているというオリジナル?のガスアダプターを無料で追加発送してくれた。
しかし、それでも入らない。上の動画で使っている青いアダプターがそれ。中井さんからのアドバイスで知ったが、ウィンドミルのライター用ガスは振らないで真下に突き刺すように注入するのがコツらしい。
もう一度見てもらうために、送料先方負担で送り返す。結果、別のガスアダプターと一緒に送ってくれた。
他社のガスアダプターらしいが、これが合うのではないかということで無料で返送してくれた。二度目の発送返送でも送料はすべて先方負担だった。ありがとうございました。
結果、新しいガスアダプターだとガスが入る!正直、結局そもそも故障だったのか疑問。最初からこのガスアダプターがあればガスは入ったのでは?
とはいえ、それも修理に出さないとわからないことだったので、結果ヴァラフレームライターがこれからも使えるし、良しとしよう。