父島大村地区 ターンハウス美津に泊まってみた
ゴールデンウィークに小笠原諸島、父島に行った。キャンセル待ちで取れたおがさわら丸のチケットだったので、急遽泊まれるホテル、宿、ゲストハウスを探した。予約は電話。素泊まりで安い宿を探して、ターンハウス美津に宿泊した。
ストア併設、24時間出入り自由、自炊がしやすい、ダイビング器材洗い場や干し場が広く、泊まってとても良かった。オーナー家族さんは小笠原諸島初期から続く、欧米系家系なので話を聞くととても面白い。とても気さくに話ができて、すごく楽しかった。
ゴールデンウィークの繁忙期で、宿泊費は個室で1泊素泊まり7,200円だった。一律料金なのがわかりやすい。
ターンハウス美津 - 株式会社ナショナルランド/小笠原諸島専門旅行会社
ターンハウス美津(父島) | 小笠原諸島旅行・ツアー 東京発フェリーで行く!|トラベルロード
父島にはかなりの数のホテルがあるので、よほどのことがない限り困ることはない。リゾートホテルも多数ある。レストランや居酒屋が多いし、スーパーと生協、売店なども豊富で生鮮食品を除けば物価は東京と同じ。なので安く旅費を済ませたい場合は自炊できる宿がおすすめ。
安宿ではゲストハウス、ドミトリーがあるが、あまり数がない。安いところでは1泊素泊まり5,000円前後。
個室で安宿だと民宿、長期滞在用のホテル、宿が多数ある。1泊素泊まりで7,000〜9,000円くらい。ターンハウス美津もこの辺りの価格帯。
1泊10,000円以上のホテルが父島には多い。ダイビングサービス併設のホテルやリゾートホテルなど。
ターンハウス美津は長期滞在や出張、一人旅におすすめ
ターンハウス美津の入口。テラス席が気持ちいい。
テラスには灰皿が用意されていて喫煙可能。長いホースを借りてダイビング用品を洗える。
隣は美津ストア。自動販売機がある。
ターンハウス美津は小笠原諸島父島の二見港から徒歩10分ほど。おがさわら丸到着後、スーツケースを引いて港から歩いても来れなくはない。送迎はないので、事前にスーツケースは送っておくのが楽。大きな荷物がないとおがさわら丸の船内でも快適。
ターンハウスのターンって何かと思っていたら、英語のタウンなのね。確かにネイティブ発音だとターンに聞こえる。
ゴールデンウィークはおがさわら丸の運行スケジュール含め、変則的なので張り紙で通知がある。
ガソリンスタンドやATM、荷物の集荷や荷受けなどの時間が書いてある。
ターンハウス美津の部屋
角部屋だったので窓が二つあった。ティッシュあり。椅子と机があった。
机が広くて嬉しい。宿の諸注意とエアコン、テレビのリモコン。
ベッドは普通のシングル。タオルケット1枚のみだったので、夜は少し肌寒い。
化粧台、ゴミ箱、洗濯用のカゴ、テレビ、冷蔵庫。ダイビングなどのマリンスポーツやトレッキングなどの山用品で洗濯が増えるのでカゴがあるのが助かる。
2階の角部屋、21号室。ドアのバネが壊れていて、扉を離すとバタン!と大きな音を立てて閉まってしまう。靴下をドア枠に挟んで、消音対策をした。カギも閉まりにくく、開きにくかった。
ハンガーがかなりたくさんあるのがとても良い。外の洗濯スペースにも用意されているので、洗濯やダイビング用品を乾かすのに役立つ。
ターンハウス美津のロビー、共有スペース、キッチン、自炊
ロビー。下駄箱が部屋ごとに用意されている。スリッパとベランダ用の外履きは借りれる。
キッチンの流し台。
IHヒーターの調理台は2口ある。
お皿、包丁、スプーン、フォーク、箸、フライパン、鍋など自炊に必要な調理道具は全て揃う。海外のゲストハウスのような過剰な用意はなく、必要最低限の調理用品が綺麗に整理されていて使いやすい。
ウォーターサーバーはないが、水道水は飲める。自分はあまり味は気にならなかった。サラダ油、醤油など簡単な調味料が置いてある。
オーブントースターもある。
ホテルのロビーにはセルフ清算コーナーがあって、かなり助かる。お菓子、缶詰、レトルト食品、白米、お酒など自炊できる素材が揃っている。24時間、いつでも自由に購入できるのはかなり助かる。
カップ麺は滞在中の主食になってしまった。缶の中に小銭があって、自分で会計する。
歯ブラシなどもある。美津ストアでも思ったが、ちょっと変わった缶詰や酒のつまみがあって面白い。
カウンター式のキッチンになっていて、開放感がある。古い本がたくさんある。
炊飯器も借りることができる。自炊に困ることはない。
古い本が多かった。貴重な古書なんかもありそう。
ターンハウス美津のシャワー、洗濯、乾燥
シャワー、風呂はターンハウス美津内に複数箇所あって、困ることはない。電源の付きが悪いところもあるので、お気に入りを見つけよう。バスマットとカゴが備え付けてある。シャンプー、コンディショナー、ボディソープは大体の風呂に置いてある。お手洗いもホテル内にたくさんある。
バスタブはあるが、小笠原では水道水が貴重なため、使用禁止。
シャワーは普通に家庭用のタイプで、壁のスイッチを電源オンにすると、すぐホットシャワーが出る。水圧も十分。さすが日本。
電子レンジ、冷凍庫、冷蔵庫あり。
洗濯機はホテル内に点在。乾燥機もある。洗濯機は1回200円。乾燥機は100円から。
併設ストアの美津ストア
美津ストア店内。大体午後から夜に営業している。
生鮮食品はないが、それ以外はほぼ全て揃っている。お酒、お菓子、生活用品など全てここで買えるので困ることはない。
電源の入っていない冷蔵庫にカップ麺が並んでいるのが素敵。1個200円〜。
缶ビールや瓶のお酒なども十分な品揃え。
ターンハウス美津は仕事や出張など長期滞在のホテル、宿に使われることも多いそうだ。ドラッグストアに売っているような生活雑貨もなんでも揃っている。
おそらく、小笠原で最もタバコの品揃えが多い。手巻き用のタバコ葉も何種類かあった。
自炊用に調味料やパスタ麺など乾き物もたくさん売っている。
アイコスやグローのカートリッジもある。ここまでの煙草の品揃え、都内でも簡単には見つけられない。
スナック菓子、大きな瓶のお酒、旅行や長期滞在に必要な生活用品は全て揃う。しかも物価は特に高くはない。
アルバイトを募集していた。東京都なので最低賃金が高く、時給1200円。島に暮らす若い人は複数のアルバイトを掛け持ちしていることが多いそうだ。
父島内には自動販売機があまりないので、夜も助かる。お酒、ビールの自動販売機もある。