【TABI MONGOLIA】モンゴルで乗馬テントツアーに!3泊4日キャンプで絶景・星空・馬と暮らす非日常

モンゴルの首都ウランバートルへ乗馬をしに行ってきた。モンゴルといえば広大な草原や遊牧民の暮らしをイメージする人も多いだろうが、実際に足を運んでみるとその雰囲気を肌で感じることができる。空港で目立ったのは、乗馬ブーツ姿で飛行機に乗る旅行者の姿や団体客の多さ。やはり乗馬体験はモンゴル観光の目玉であり、日本からも多くの人が訪れていることを実感した。

利用した航空会社はMIATモンゴル航空。成田からウランバートルへの直行便を利用し、往復の航空券は103,280円だった。フライト時間は5時間ほどで、思ったよりも近い印象だった。到着後、機内で乗客たちが拍手をするという話を聞いていたが、それは本当で、現地の空気感を味わう最初の瞬間として印象的だった。

TABI MONGOLIAの乗馬ツアー

今回の目的は「TABI MONGOLIA」というツアー会社が提供する乗馬テントツアーに参加することだった。

TABI MONGOLIA (タビモンゴル)

https://www.instagram.com/tabimongolia

https://www.mongol-jouba-tabi.com/

4泊5日のパッケージツアーで、料金は基本102,000円。さらに1日1万円を追加して「ロングコース」にし、最終的に132,000円を支払った。ロングコースでは1日に10〜15kmほど多く走れるとの説明があったが、実際にどれくらい差があったのかは正直わからない。ただ、なるべく長い時間を馬と過ごしたかった私にとっては満足のいく選択だったと思う。

ツアーの流れは、到着した初日にツーリストゲルで一泊し、翌日から本格的に乗馬が始まる。モンゴルの馬は小柄で扱いやすく、日本で約50鞍ほど練習を積んで参加した私も無事に駈歩を体験することができた。ガイドが前を走り、馬たちが列をなしてついていく形式なので、完全に技術に頼らずとも楽しめるのは初心者にとって安心できるポイントだ。

装備と乗馬の工夫

心配していたのは長時間乗ることでのお尻の痛みだった。日本の乗馬クラブで使う鞍は硬めで、長時間だと痛みが強いことが多い。モンゴルの鞍も本来は同じように硬いが、観光客用の鞍はクッション性が高く、ブリティッシュやウエスタンとも違った作りになっている。さらに私はパッド入りのスパッツを二重に履き、追加のクッションも仕込んで臨んだ。結果的に痛みはほとんどなく、快適に乗馬を楽しむことができた。

一日のスケジュールは、午前に2時間ほど乗馬し、その後森や日陰で休憩。昼食を取り、午後に再び2時間〜2時間半ほど馬に乗る。合計で4〜5時間程度、長い日だと5時間以上馬上で過ごすこともあった。馬に揺られながら大自然を移動し、キャンプ地に到着してはテントを設営し、また翌日新たな場所へ移動する。これを繰り返すことで、まさに遊牧民のような体験ができるのだ。

キャンプと生活環境

宿泊はすべてテント泊で、一人一つのテントが割り当てられる。エアマット、毛布、寝袋は料金に含まれていて借りれる。初日に自分のエアマットが壊れていて不快だった。スタッフが設営してくれ、コックも同行するので食事の心配もない。スーツケースなどの荷物も馬車で運んでくれるため、参加者は最小限の装備で済むのもありがたい。トイレは簡易的なものが用意され、充電は大型バッテリーから少しだけ可能だった。スマートフォンやカメラを完全にフル充電するのは難しいので、モバイルバッテリーを持参するのが望ましい。

キャンプ地では夜に焚き火を囲み、満天の星空を眺める時間もあった。モンゴルの夜空は本当に暗く、星の数が圧倒的。天の川がくっきりと見え、まさに言葉を失うほどの美しさだった。防寒対策をしっかりしていったおかげで快適に星空観賞ができた。

ネット事情と通信環境

日本から事前に購入していったUnitelのSIMカードは、ツアー中ほとんど繋がらなかった。郊外に出るとどの携帯会社も同じような状況で、通信はほぼ不可能。ガイドはスターリンク衛星通信を利用していて、追加料金を払えばWi-Fiを使うこともできるらしい。どうしても通信が必要な人は事前に確認しておくと安心だろう。

気候と服装

行ったのは7月中下旬。日中は日差しが強く、30度を超える暑さだが、夜は10度前後まで下がる。寒暖差が激しく、特に夜の装備は非常に重要だ。私は上下メリノウールにダウンパンツとジャケットを重ね、さらにシェルで防風。カイロも持参し、それでも時折寒さを感じるほどだった。ネックウォーマーや帽子があるだけで体感温度がかなり違うので、防寒具は必須だと実感した。

食事の印象

食事は予想以上に美味しかった。牛肉や鶏肉を中心に調理されており、羊肉は一切出てこなかった。モンゴルといえば羊肉というイメージが強かっただけに意外だったが、味付けはどれも良く、日本人の口にも合う。

米も出てきて満足感があった。時々量が少なく感じることもあったが、おかわりが可能なので不満はなかった。インスタント食品を持参したが、一度も開封せずに済んだのは嬉しい誤算だった。

心に残った瞬間

ツアーの中で最も感動したのは、最終日にガイドが馬の群れを連れてきて、私たちが乗っていた馬をその群れに戻した場面だった。馬たちは一斉に草原を駆け抜け、仲間のもとへ帰っていく。その光景はまさに自然の一部に自分が溶け込んだような感覚を与えてくれ、忘れられない思い出となった。

ウランバートルの街歩き

ツアー終了後はウランバートルの市街地に一泊した。街歩きでは、意外にも物価は日本と大差なく、むしろスポーツブランドの靴や服は日本より高い印象だった。アディダスのサンバやコンバースのCT70など、日本未発売のカラーはあったが価格は2〜3割増し。

面白かったのは吉野家で、モンゴル限定の「マトン丼」が提供されていたことだ。味は普通だったが、現地の人々がカルピスを合わせて注文しているのが印象的だった。

他にも古着屋やデパートを巡り、ノミンデパートのお土産フロアは特に広くて楽しめた。革製品や雑貨など、質にばらつきはあるものの、モンゴルらしい土産を探すには最適な場所だった。ビートルズの記念碑や虹がかかる空、夜景を望むレストランなど、ツアー後の短い時間でも見どころが多く、都市としてのウランバートルの魅力も感じられた。

まとめ

今回のモンゴル乗馬ツアーは、自然と文化を同時に体験できる非常に貴重な機会だった。5時間ほどのフライトで異世界に行けるという距離感も魅力で、気軽に非日常を味わえる。初心者でも挑戦できる内容でありながら、経験者にとっても十分満足できる本格的な内容だった。

装備を整え、防寒対策をしっかりすることが快適さの鍵になる。通信環境は期待できないが、むしろデジタルデトックスとして割り切り、馬と自然に集中する時間だと思えば、それも大きな魅力だろう。食事も美味しく、スタッフのサポートも手厚く、不安はほとんど感じなかった。

乗馬が好きな人はもちろん、アウトドアやキャンプ、異文化体験に興味がある人にもおすすめできる。モンゴルの草原を駆ける体験は、人生の中でも特別な思い出になるはずだ。私はまた機会があれば再び参加したいと思っている。

旅の様子がわかる動画も作成したので、こちらも是非!

モンゴルで乗馬テントツアーに行ってみた!3泊4日キャンプで絶景・星空・馬と暮らす非日常 - YouTube