世田谷出身が教える、下北沢の古着屋おすすめ17店舗まとめ【安い、値段、評判、ビンテージ、雑貨、アンティーク、ヨーロッパ、アメカジ、ユーロ、ミリタリー、アクセサリー、メンズ、レディース、マップ】

下北沢の古着屋はどこも楽しい!

下北沢には一体何店舗あるのかわからないほど古着屋がある。私は世田谷で生まれ育ったので、高校生くらいから下北沢にはよく行っていた。その間に古着の流行り廃りも古着屋もどんどん変わるし、自分の収入や買う古着の価格も変わった。それでも、いつ行っても古着を楽しませてくれるのが下北沢の素敵な古着屋さんたち。

昔はもっと安い古着屋が多かったが、一変した印象があり、大型古着チェーン店が増えた。セカンドストリート、トレジャーファクトリー、デザートスノー、ラグタグ、ステップアヘッド、グリズリー、セイバーズなども必見。古着の街だからこその品揃えと低価格で見応えあり。結局、セカンドストリートばっかりで古着を買っていた、なんて日もある。そういえば逆にドンドンダウンとかなくなったな。

選ぶのが難しいが、最近気になっている古着屋をいくつか紹介。とはいえ、挙げた古着屋以外にもたくさんおすすめがある。シカゴやニューヨークジョーなどの有名古着屋も行くたびに欲しい物が見つかるし、適当に散歩していて思いがけず良い古着屋を見つけられるのも下北沢の楽しみ方。価格だけが古着の楽しみ方ではないし、趣味嗜好によって古着屋の良し悪しは人それぞれ。あくまで参考程度にして頂き、自分だけの下北沢のお気に入りを見つけて欲しい。

kroneko(クロネコ)

2023年にオープンした新しい古着屋。ジャケットをくわえている黒猫の看板がかわいい。

https://www.instagram.com/kroneko_used/

ウェブストアは着用写真が多く、サイズ感がわかりやすい。

https://kronekousedstore.stores.jp/

下北沢南口、徒歩数分。ビルの1階。

主にメンズの80s~90sのレギュラー古着を基本としつつ、見たことがない変わった古着も多く、とても面白い品揃え。定番よりもまさに一点物の古着が見つかる。こういったセレクト力や提案力のある下北沢の古着屋は値段が高いことが多いが、クロネコは良心的な価格帯。

特に、パンツ類の数が多く、見ごたえがある。スウェット、デニム、スラックスなど様々なあり、サイズも豊富なので探しやすい。価格帯は7,000~15,000円あたりが多い。

オリジナルのリメイクのバッグなども展開している。

3peace 下北沢(スリーピース)

関東倉庫が有名な巨大古着卸売チェーン店がついに下北沢にも、2023年6月オープン。

https://www.instagram.com/3peace_shimokitazawa/

ミスタードーナツの近く。駅からすぐ。

2階建て。スリーピースの店舗はとにかく巨大な印象があるが、下北沢は小さめ。それでも2階建てで、品数は多い。90sあたりのレギュラー古着も随分値段が上がってきたが、さすがスリーピース。下北沢の中でも相場より安い価格帯も見つかる。ビンテージはわずかに扱っているが、ほぼアメリカのレギュラー古着で、メンズとユニセックス。価格帯は2,000~5,000円あたりが多い。

MONK(モンク)

個人的に特に注目している下北沢の古着屋の1つ。

MONK Vintage & Archive

https://www.instagram.com/monk_vintage_archive/

下北沢駅すぐ近く。地下1階。

主にメンズ。広い店舗ではないが、商品の密度は高い。古着をある程度買ってきて、もう欲しい物はあまりないかな、と思っていてもモンクに行くと欲しい物が見つかる。今まで見たことがない古着や無名の古着への付加価値や再発見が素敵で面白い。Instagramの投稿も古着をただ紹介するだけではなく、ビンテージへの愛が溢れていて面白い。スタイリングや提案力も私の趣味と合っていて好き。なぜか1ドル札がポケットに刺さっている古着があったり、良い古着だなと思って手に取るとラックのディスプレイでも重ね着、レイヤードしている服だったり、細かいところが面白い。価格帯は8,000~20,000円あたり。

Crook vintage(クルーク ビンテージ)

ユーロビンテージを中心とした品揃え。

Crook Vintage -SOUKO-【古着屋倉庫】

https://www.instagram.com/crook_vintage/

新しいビルの半地下1階。横路地から入れる。

ペテン師、みたいな意味の店名だけど全然そんなことはない素敵な古着屋。主にメンズ、レディースも一部あり。ユーロビンテージの中でもハイエンドなセレクト。デザイナーズのドメスティックブランドやマッシモオスティに代表されるヨーロッパのブランドなどが並ぶ。ヨーロッパで買付されたグッドレギュラーな品揃え。価格帯は10,000~20,000円あたりが多い。

iot(イオット) / iot reverse(イオットリバース) / SELEN(セレン)

iot、SELENなど、いくつかの系列店があり、名古屋にも店舗がある。下北沢には3店舗あり、どの店舗も面白い。

iot

https://www.instagram.com/iot_tokyo/

https://www.instagram.com/selen_tokyo/

iotはここ。

iot下北沢はレギュラービンテージがメイン。メンズ、レディース両方あるが、ユニセックスで楽しめるような変わった古着が多いセレクト力の高いのがイオット系列の印象。定番が見つかる、というよりも探しにくい物や独自のセンスで選ばれたレギュラービンテージが揃っているので、常に好奇心が刺激される古着屋。価格帯は8,000~15,000円あたりが多い。

特にスペシャルビンテージが多いのがこっち、イオットリバース。

https://www.instagram.com/reverse_iot/

下北沢を挟んで北側がiot。南側にあるのがiot reverse。

レギュラービンテージがメインなのは同じでも、レディースが多かったり、よりスペシャル寄りな品揃えなので両方とも面白い。ネットでもなかなか見つからないスペシャルビンテージも見つかることがあり、店内は隅まで見たい。価格帯は10,000~20,000円あたりが多い。

Caka(カカ)

カカは下北沢に3店舗ある。同じ系列でadd (C) VintageとX Vintage、もう2店舗あり、規模の大きな古着屋。

Caka(カカ)下北沢古着屋、セレクトショップ

https://www.instagram.com/caka_shimokitazawa/

カカの1号店の場所はこちら。ビルの2階。

とてもセレクトのセンスが高く、独特な世界観がある。ジャンルレスでメンズ、レディース問わない古着が並ぶ。商品の密度は高く、どれも高品質のセレクトセンスを感じる古着たちで、1着ごとに出会いがあるような古着の面白さを再認識させてくれるお店。リメイクも扱っており、店舗ごとに見応えがある。他にはない1着や見たことがない古着に出会える。価格帯は20,000~50,000円あたり。

写真は別の店舗。カカ act2。

Vintage & used RAGLA MAGLA -shimokitazawa-(ラグラマグラ)

10年以上、下北沢にある古着屋。

https://www.instagram.com/raglamagla/

ビルの2階。

メンズ、レディース両方あり。10年前は向ヶ丘遊園に本店があり、下北沢にも複数店舗あった。町田に系列店あり。1,000円古着の元祖のイメージがある。安くて面白い低価格のレギュラー古着からビンテージまで幅広い品揃え。新しいアイテムや斬新な着こなし方の提案力も高い。価格帯は1,000~20,000円あたり。

MICMO下北沢(ミクモ)

下北沢の中でも格安の古着屋チェーンの1つ。

https://www.instagram.com/micmo_shimokita/

1号店はこの場所。ビルの2階。

時代とともに下北沢の古着の相場もずいぶん上がった印象があるが、ミクモなどの格安大型古着屋さんのおかげで安くて面白いリサイクル古着やレギュラー古着を探す楽しみがまだある。

どの店舗も在庫が多く、90s以降のアメリカ系レギュラー古着がメイン。メンズ、レディース両方あり。価格帯は1,000~5,000円あたり。ミクモは安いだけでなく、掘り出し物や相場より安い古着が見つかるので、個人的には下北沢で必見の安い古着屋の1つ。

ミクモは下北沢に6店舗ある。どこも高品質で安い古着が揃うので、全店舗行ってから検討するのもあり。

KIMAMA(キママ)

入り口からサッカー好きが伝わってくる。

KIMAMA | 下北沢 古着屋

https://www.instagram.com/kimama.furugi/

スタバのビルの2階。

値札がサッカーのトレーディングカードやポケモンカードなのが面白い。それも面白かったりするので、古着を見るのが楽しくなる。主にメンズ、レディースとユニセックスも一部あり。アウトドアやスポーツなスタイルが特徴的で、ミリタリーなどの古着も揃う。定番かと思いきや一味違うアイテムも見つかるので楽しい。

キママの一番の特徴はサッカーのビンテージ古着が揃っているところ。店内奥にはスペシャルなビンテージユニフォームが並ぶ。価格帯は5,000~15,000円あたり。セールコーナーは1,500円前後で安い。

DARAM -vintage clothing shop-(ダラム)

洗練されたレギュラー古着が見つかる。

https://www.instagram.com/daram_tokyo_/

ビルの3階。ちょっと秘密基地っぽくて好き。

主にメンズ。ユニセックスで楽しめる古着も多い。レギュラー古着の面白さは価格や年代だけで測れない古着の価値や正体不明だけど素敵な古着が見つかることだと個人的には思う。それを味わえるお店の1つがダラム。3,000~10,000円あたりの価格帯で、エッジの効いた面白い古着が見つかる。

tsumugu(ツムグ)

レディースメインの古着屋。

【古着通販】古着屋tsumugu 下北沢店 | 古着屋RAINBOW(レインボー)

https://www.instagram.com/tsumugu_vintage/

路面店で目立つ。

古着屋の街、下北沢とはいえレディースメインの古着屋はそこまで多くない。特に気に入っているのがツムグ。レトロファッションと簡単には言い切れないような独特なセレクトで、面白い古着の出会いがある。総柄や柄物、かわいいテキスタイルや思わず手に取ってしまう生地感の古着など、良い1点ものが見つかる。自分で着れなくてもついつい見てしまうほど、わくわくする服が並ぶ。デニム、ワンピース、ジャケットなどレディースの各ジャンルの古着が揃う。価格帯は8,000~20,000円あたり。

アクセサリーも豊富。

FINCH(フィンチ)

絶妙なバランスが素敵な古着屋。

FINCH vintage and archive store

https://www.instagram.com/finch.shimokitazawa/

ビルの2階。

ゆったりした店内。丁寧にセレクトされた状態の良い古着が並ぶ。値段や古着の質がちょうど良いバランスで、日常的に楽しめる古着、下北沢に来るたびに楽しめる古着屋、その存在が心地よい。主にメンズ。ミリタリーやデニムの定番からスーツスタイルやフォーマルな雰囲気まで揃うが、カテゴライズが難しい独特なセレクト。価格帯は8,000~20,000円あたり。

Mél(メル)

日本トップクラスのユーロビンテージ。名店の1つ。

https://www.instagram.com/mel_antique/

https://www.instagram.com/mel_antique_le_personnel/

ビルの2階。

ヨーロッパのビンテージに特化したスペシャルな古着屋。100年以上前の服や本当に貴重な古着が多いので、くれぐれも丁寧に扱って欲しい。初めて訪問する時はお店の案内を読み、カバンを預けるなど、訪問時はスタッフさんの説明を聞いて、商品の希少性や世界観をきちんと理解して訪問すること。決して排他的ではなく、すごく丁寧なお店なのでユーロビンテージ好きの多くが名店に挙げる古着屋の1つだ。ユーロのミリタリー、ワーク、リネンアイテムなどがびっしり並ぶ。価格帯は20,000~40,000円あたりが多い。

shara(シャラ)

三軒茶屋のsuiの系列店。

sui & shara

https://www.instagram.com/shara__vintage/

ビルの2階。

良い意味で古着屋っぽくない雰囲気が好き。セレクトショップのような開放的な雰囲気でラックが素敵でとても見やすい。メンズ、レディース両方あり。定番もあれば変わり種もあって、バランスが絶妙。定番っぽいけどそうじゃない、レギュラーっぽいけどそうじゃないようなツボをついてくる感じの品揃えが素敵。行くたびに発見がある面白い古着屋。価格帯は10,000~20,000円あたりが多い。

STICK OUT(スティックアウト)

もはや説明不要の名店。

古着700円均一|スティックアウト

https://www.instagram.com/stickout800store/

1号店はビルの2階。同じビル1階のセイバーズも安い。

変わらない下北沢がここにある、と毎回思う。もう古着1,000円均一みたいなお店はめっきり減ったけれど、スティックアウトだけは健在している。しかも品揃えが相変わらず良い。昔から下北沢を知っていて1号店は行ったことがある、という人は多いと思うが、現在3店舗になっていることを知っている人は意外と少ない。2号店は駅近くでレギュラービンテージも取り扱いあって、安い。さすがスティックアウト。3号店は1号店のほぼ目の前ですぐ近く。ぜひ、2号店と3号店にも行ってみてほしい。

RubyTuesday(ルビーチューズデー)

ヨーロッパの古着がメイン。

RubyTuesday

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路地を入ったところにある。1階。

主にメンズ。ユーロビンテージを中心としたイギリス、フランス、ドイツあたりの雰囲気が楽しめる古着が多い。ジャケットスタイルのフォーマルなビンテージからアディダスなどのジャージ、トラックトップも揃う。下北沢では珍しいユーロビンテージの古着屋。価格帯が安い印象で、5,000~15,000円あたりが多い。

hickory(ヒッコリー)

下北沢の有名古着屋の1つ。

https://www.instagram.com/hickoryshimokita/

お店の前の椅子がトレードマーク。

下北沢には有名な老舗古着屋がたくさんあるが、価格帯やアイテムのバランスで個人的に特に好きなのはヒッコリー。主にアメカジ。メンズ、レディース両方あり。革靴やベルト、帽子などの服飾雑貨が多いのも魅力。商品は定番古着がベースで、信頼できる安定したセレクト。価格帯は5,000~15,000円あたりが多く、相場より安い。

【閉店】HAIGHT & ASHBURY(ヘイトアンドアシュバリー)

1992年創業、下北沢を代表する老舗古着屋。

2022年11月に閉店。