家を持つと幸せになれる?!持ち家女子になるためのマインドを紹介する書籍がAmazonで発売中!

最近、家を買う女性が増えてきているようだ。久しぶりに会った私の友人も、まだ独身だが少し前にマンションを購入したらしい。投資用マンションではなく自分で住むために。その友人と話をした際に紹介された書籍がこちら。

私もいつかは自分の家を持ってみたいと考えていたので読んでみた。今回はその内容を少し紹介したい。

将来の家について考えるとあなたの人生が動き出す!

著者、石岡茜さんは、長い不動産業界での勤務を経て、2013年に「ことり不動産」を設立。以来、多くのお客さんの家探しを支援し、その数は5000人にも上る。本書では、印象に残っているお客さんのエピソードを織り交ぜながら、女性が家を持つことで得られる幸せや、人生に起こる変化について自身の考えを綴っている。

家を持つ、つまり家を購入するということは、人生の中でも大きな決断になるため、人によっては一種の怖さを覚えてしまうイベントでもある。その一方で、人生の大半を過ごす家についてしっかり考えることは、自分の生き方と向き合うことでもあり、そこから先の人生をイメージするためにも大切な過程となる。

“人生の比較的早い段階で家を持つと、人生の選択肢を増やすことに繋がる“

こんな言葉を本書の中で見つけた。ローンや大金、所有してしまうことの拘束感など、家を持つと人生の選択肢が狭まってしまうと私は考えていた。最初は疑っていたが、本書を読み進めるにつれ、家を買うことに対してのこれまでの常識がどんどん変わっていった。自分の固定概念や誤った印象がどんどん変わっていくのが快感で、一気に本を読み切った。

女性向け物件探しのプロが教える家探しのルールが満載

家を選ぶときにみなさんは何を重視するだろうか。通勤の利便性、間取り、または不動産としての資産価値。条件を挙げればキリがないが、みなさんが求める全ての条件を満たす物件には中々出会えないと思う。そんな時は、どんな風に家を選べばいいのだろう。

このような問いに対しての答えも、本書では準備されている。石岡さんは、女性向け物件探しのプロである。本書の中では女性が家を買うときに、押さえておくべきルールが、プロの視点でいくつも紹介されている。

男性の私が読んでも、そうか!こんな風に家を選ぶと幸せになれるのか!と納得のルールが満載だった。これから一緒に住む物件を探したいと考えているカップルやご夫婦にも家探しのヒントがたくさん盛り込まれているのでおすすめだ。

幸せになるために、家を持つという選択を

このところ様々な書籍やS N Sで「賃貸vs持ち家」の構図を目にすることがある。個人的な考えではあるが、私は本書を読むまでは“賃貸派”だった。持ち家のメリットがあまり見出せなかったからだ。しかし、本書を読んで、家を持つことで得られるメリットもたくさんあることがわかった。

本書では、家を持つことで幸せを手にした女性のエピソードがいくつか紹介されている。ただし、その幸せは受動的に享受したものではなく、家を持つという選択をしたことで、能動的に掴んだ幸せであり、決して個人の努力なしに得られたものではないことに気づいた。

家を持つという経験は、それ自体が個人の自信に繋がるとともに、人生の様々な場面で活かすことができる。その結果、幸せになる可能性が高まるということを、本書を通じてたくさんの女性に伝えたいのかもしれない。

この一冊があれば、家選びには困らないはず

本書を読めば、もう家を選ぶ際に迷うことはないだろう。可愛いイラストや漫画風のタッチも盛り込まれているので読みやすい。女性だけでなく、男性にもおすすめだ。