北海道の千歳水族館にサケの遡上を見に行ったら、悪天候でサケが見れず、ライブカメラで事前に確認しておけば時期を外さなかったかもしれない話。

サケのふるさと千歳水族館でサケの遡上を見る!

9月はサケが海から川に帰ってくる時期。北海道の各地でサケの遡上が見れる。ちょうどその時期に札幌に行く予定があったので、新千歳空港近くの水族館に行った。

千歳水族館はサケが遡上してくる千歳川に隣接しており、水族館の中から川の中を見ることができるのが特徴。もちろん、サケなどの魚もたくさん展示されている。

水中観察ゾーン | サケのふるさと 千歳水族館

一番の目玉はサケの遡上が上から見れる橋と、保護のために捕獲するインディアン水車が間近に見れること。それを楽しみに行ったが、かなりの悪天候で川の水量が多く、サケは1匹しか見れなかった。あまりの豪雨で写真すら撮らずに意気消沈して帰ってきた。

ライブカメラでサケの遡上が見れる!?

実際にサケが遡上している様子を見てみたかったので、動画がないか調べてみた。

北海道千歳市にある「サケのふるさと千歳水族館」すぐそばの千歳川(ちとせがわ)に設置されている捕魚車(インディアン水車)。千歳川へ遡上したサケをインディアン水車による捕獲。年間およそ20万尾のサケを捕獲する捕魚車。水力で24時間回り続けます。
インディアン水車は例年7月中旬に設置され、8月中旬頃から捕獲開始、12月中旬頃に捕獲終了となります。
撮影日(2022年10月27日)のサケ捕獲は、メス3,892匹・オス4,569匹の合計8,461匹で、2022年この日までの累計は378,223匹。前年同日累計250,415匹、過去5年累計181,782匹、過去10年累計170,854匹と比べても大幅な捕獲となりました。
水車の管理は日本海さけます増殖事業協会。

なんと、千歳水族館のライブカメラ映像があり、サケの遡上のハイライトシーンの動画があった!過去最大級の捕獲時の映像で、ものすごい勢いでサケが遡上しているのがわかる。画面左が下流、右が上流。サケを捕獲し、卵を採取して育てて毎年数万匹の稚魚を放流する保護のための捕獲。

この映像がカメラマンではなく、ライブカメラで撮影されたことに感動。しかもライブカメラということは旅行中にリアルタイムで川の様子を見ることができた。ライブカメラを使えば豪雨の中、びしょ濡れになって水族館まで行かなくてもよかったかもしれない。

真冬に見てみたら、インディアン水車の土台ごとなくなっていたので冬は水車がなくなることも意外な発見。しかも千歳水族館のライブカメラはパソコンで操作できてズームなどもできる。ライブカメラすごくない!?

http://chitose-river.cam.miemasu.net:50002/CgiStart?page=Single&Language=1

日本全国のライブカメラをまとめたサイト「ライブカメラDB」

ライブカメラのすごさを知って、他にも面白いライブカメラがあるのか調べてみると日本全国のライブカメラをまとめたサイト「ライブカメラDB」を発見した。

ライブカメラ掲載数が28,242台、日本国内市区町村カバー率は96.09%という驚異的なとんでもないサイト。凄すぎる。しかも海外のライブカメラも掲載している。

ライブカメラDB

日本全国の都道府県別に並んでいる上に、ジャンル別でカテゴライズされている。

しかもカテゴライズが細かすぎてヤバい。洞窟、ラウンダバウト、田んぼアート、洞窟、オーロラなどマニアックだけど興味がそそられるカテゴライズがたくさんある。次々面白そうなライブカメラが並んでいるので、見ていて楽しい。天気予報や混雑状況の確認、河川の氾濫などの災害防止にも使えるかもしれない。

年末年始に活躍しそうな、神社や除夜の鐘のライブカメラもあった。初詣などの混雑状況や、外に出なくても除夜の鐘の聞くことができる。

除夜の鐘ライブカメラ一覧 | ライブカメラDB

神社ライブカメラ一覧 | ライブカメラDB

海外のライブカメラも多数掲載。話題になった砂漠のライブカメラもある!

海外のライブカメラが見れるのが楽しい。ニューカレドニア、サウジアラビア、ジャマイカ、キルギスなど不思議な場所のカメラは見ていて飽きない。

世界各国のライブカメラ一覧 | ライブカメラDB

動物園のライブカメラではトラのお昼寝をずっと見ていられる。

サンディエゴ動物園キリンライブカメラ(アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ) | ライブカメラDB

以前ネットで話題になったナミブ砂漠のライブカメラもある。

Namibia: Live stream in the Namib Desert - YouTube