ジープ島への持ち物!ダイビングやシュノーケル、ドルフィンスイムを楽しむために

ジープ島への持ち物、防寒具は忘れずに!

ジープ島の宿泊小屋、トイレ、シャワーなどを紹介!発電機で充電もできる

いざ、無人島と言われても何が必要なのかわからない。ジープ島は基本的な設備は揃っているので、自分が必要な物や最低限のアメニティがあれば事足りる。チューク在住時に見てきた、旅行客のよくあるミスとしては防寒具忘れ。みんな口を揃えて思ったより寒い、と言う。特に天気が悪いとかなり寒い。海での遊びがメインになるので、身体も冷える。夜も風があるとけっこう寒い。

ジープ島の旅行情報を網羅した、"ジープ島" 在住者が教える旅行情報まとめ!記事はこちら

https://www.kurakurakurarin.com/entry/2018/11/14/161206

旅行の持ち物、服装、天気

ジープ島の宿泊小屋、トイレ、シャワーなどを紹介!発電機で充電もできる

ジープ島やチュークには南国をイメージして多くの旅行者が訪れるが、夏でも日本より涼しい。あまり薄着で来ると寒い。下記に服装に関する注意すべき点をまとめた。

  • 1年中、雨が降ったり風が強いと寒い。普通に上着がないと寒い。
  • ホテル内やレストランは非常に冷房が強い。食事中など、上着がないと寒い。
  • 過度な肌の露出はチューク現地のマナー違反。特に女性が太腿を出しているのは要注意。ジープ島内ならよいが、本島やブルーラグーンリゾートでビキニなどでうろうろするのは控えたい。
  • 紫外線が日本に比べて、非常に強い。サングラス、長袖を推奨。ビキニなどで遊んでいて日焼けで痛い思いをしている人をよく見る。ちなみにサングラスは偏光レンズであれば海が綺麗に見える。
  • ジープ島周辺は遠浅の海のため、サンゴなどで簡単に手足を切りやすい。日焼け対策にもなるので、シュノーケル時は上下長袖推奨。ビーサンは痛い。マリンシューズの方が快適。
  • ドルフィンスイム時に稀にクラゲがいることがある。刺されると痛いし痒いので上下長袖推奨。過去にはビキニで潜ってクラゲに刺されまくった人もいた。
  • ダイビング時もできれば上下長袖5mmスーツを薦める。ボート上に風除けはなく、雨風の日にダイビングに行くとボート上は寒い。また、沈船ダイビングにおいては船体で手足を切らない保護にもなる。

ジープ島への持ち物

人によって必要なものは異なるので、下記はあくまで参考程度に。よくある旅行客のミスや勘違いを防げるように、注目してほしい持ち物を選んでみた。

マリンシューズ

ジープ島は砂浜、のような書かれ方をしてるけど実際はサンゴのガレだらけで痛い。完全に要塞になっている。ジープ島上陸時もここを歩くのでマリンシューズは必須。

ジープ島は砂浜、のような書かれ方をしてるけど実際はサンゴのガレだらけで痛い

延長コード

部屋にコンセントが少ない。水中カメラやスマホの充電に必要。

ソーラーパネル

日中は充電ができないし、発電機が壊れると電気は完全になくなる。どうしても常に充電していたい!という人にはソーラーパネル発電があると便利。晴れていれば半日でスマホくらいは充電できる。わざわざ買うほどではないかも(笑)

上着、防寒具

風があったり、雨が降ると寒い。夜も寒い。必ず1枚上着は必要。想像以上に寒いのがジープ島です。アウトドアで使うマウンテンパーカーやウィンドブレーカー、防水などのものがボート上で役に立つ。ダイバーであればボートコートがあると便利だけど、日本から持って行くとなると荷物になるのが難点。

キャンドル

夜のジープ島にはキャンドルが似合う!風が吹いていることが多く、小さいキャンドルや安いキャンドルだとすぐ消えてしまうので、少し大きめのキャンドルや、グラスに入っているキャンドルがおすすめ。島にはキャンドルの用意はない。

ヘッドライト

日によっては早めに電気が消える。案外、電気が消えた後も星の写真を撮ったり歯を磨いたり、やることが多い。ジープ島の夜は真っ暗なので、ヘッドライトがあると楽。スマホのライトだけだと使いにくいし、雨が降っているとさらに不便。

フィン

シュノーケルやイルカとしっかり泳ぎたい人はフィンは良いものを買おう。GULLのミューフィンが定番でお勧め。安いプラスチック製のフィンや短いフィンよりも速く、楽に泳げる。ある日、ジープ島の近くでイルカの群れに会ってたくさん遊んでくれたが、その時に最後までイルカに付いていき、一緒に遊べたのはミューフィンを履いていた私だけだった。

ジープ島のダイビング、シュノーケル

ジープ島の宿泊小屋、トイレ、シャワーなどを紹介!発電機で充電もできる

チューク、ジープ島の魅力の1つ、スクーバダイビング。ジープ島周辺での体験ダイビングもできる。手入れがきちんとされた、機材レンタルもある。

ジープ島に滞在するダイバーの多くが沈船ダイビング、サンドパラダイスなど、複数のダイブポイントを回り、天気が良ければキミシマ環礁に行く、というプランを好む。

沈船ダイビング

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チュークは世界最高の沈船ダイビングができる場所、として有名。私も沈船ダイビングが目当てでチュークに住んでいた。ジープ島からもいくつかの沈船にダイビングに行くことができる。ただし、移動時間などの都合で行ける沈船が限られるので、沈船ダイビングをがっつりしたいのあればブルーラグーンリゾート泊を薦める。

キミシマ環礁

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ジープ島旅行者に人気の場所。ジープ島のあるチューク環礁から外洋に出て遠出した先にある美しい環礁。日本統治時代に君島環礁という名前だった。現地名はネオチ環礁。外洋に出る必要があるので、波の状態や天気が少しでも悪いと行くことは難しい。

キミシマ環礁に行きたい、とリクエストを伝えておけば条件が揃うと行けることがある。遠征費用が追加で必要など、オプショナルツアー扱いになるので要確認。キミシマ環礁でダイビングも可能。移動に時間がかかるので、基本終日のツアーになる。ボートの数が限られているので、他の宿泊客やアクティビティとの兼ね合いなどで行けないこともある。

サンドパラダイス

ジープ島の宿泊小屋、トイレ、シャワーなどを紹介!発電機で充電もできる

略してサンパラ。チューク環礁の外枠で、白い砂浜が綺麗なエリア。ダイビングもできるが、基本的にシュノーケルで楽しむ。白い砂浜が少ないチュークにおいては貴重ないろが鮮やかな場所。行く度に、綺麗だな~と思う。

シュノーケル

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マスクとフィンはブルーラグーンダイブショップで借りることができるが、持参を薦める。サンゴが多く、遠浅なのでラッシュガードなど上下長袖を薦める。サンゴで肌を切ると痛い。綺麗なサンゴが残っている場所もあり、魚も簡単に見ることができる。島の周りは自由に泳いでOK。ただし、夕暮れ時になると一気に真っ暗になるので、安全管理はしっかり各自行うように。

イルカと泳げる!ドルフィンスイム

ジープ島の宿泊小屋、トイレ、シャワーなどを紹介!発電機で充電もできる

ジープ島の旅行者の目的の1つ、ドルフィンスイム。東京の御蔵島が有名だが、チュークに通っているイルカ好きの方も多い。水中でがっつりイルカと泳ぐには多少のスキルや体力が必要だが、海面から眺めるのは簡単で誰でもできる。ライフジャケットなどもあるので、子供でもできるアクティビティだ。初めてイルカを見た感動は素晴らしいし、イルカを見つけると子供や旅行者が喜んでいるのも印象に残っている。ジープ島の思い出になってくれる魅力的なドルフィンスイム。

ドルフィンスイムはボートでチューク環礁内を移動しながら、ボートの上から目視で見つける。風がなく、波がなければイルカは見つけられることが多い。イルカを見つけても、一緒に泳げるかどうかは運と参加者のシュノーケルスキル次第。 水面に浮いているだけでも、イルカを見ることはできる。

もし、好奇心旺盛なイルカの群れを遊ぶことができたら、一生の思い出になるだろう。一番楽しかったドルフィンスイムの動画はこちら。30分くらいは一緒に遊んでくれて、すごく楽しかった!

イルカを目的に来るなら夏がおすすめ。冬は風が強い日が多いので、夏の方がイルカは見つけやすい。ただし、夏でも低気圧などで風が強い日もあるので確実ではない。野生のイルカと泳ぐのは天気に左右されることを理解しておこう。