香港には3回行ったことがあり、好きな国の一つだ。香港のご飯が好きだし、香港の雑貨が好きだし、ぎっしりつまった街の様子やビルが好きだし、好きが高じて「香港観光スペシャリスト」の資格も持っている。そんな香港が今、混乱している。しかし、日本ではあまり報道されていない。自分でも色々調べてみたが、わかりやすく説明しているアカウントがあったので、ブログでもシェア。わかりやすく、まとめなおしてみた。少しでも多くの人に知ってもらいたいと思う。
※自分で集めた情報を自分で勝手に理解しただけなので、一部間違っていたり個人の思想が入っています。間違っていてもご了承ください。
この話にショッキングを受けたのがこの動画。7/21に起きた謎の一団による、一般市民への無差別攻撃。
昨日、香港の元朗で、白シャツを着た反社会的勢力の一団が、ショッピングモールや地下鉄の駅、そして車内でまで無差別に市民を襲いました。しかし香港警察は彼らを放置し、身元や持ち物を調べることも、阻止することも逮捕することもしませんでした。
— 周庭 Agnes Chow Ting (@chowtingagnes) July 22, 2019
↓ pic.twitter.com/WLjbqtfFc9
逃亡犯条例とは
簡単に言うと、「香港内で怪しいことがあったら、中国の独断で逮捕できるようになるかもしれない」ということ。言論の自由がある香港で、それができなくなることは実質の支配を表していて、それに対して香港市民が抗議を初めた。
私たちはなぜそこまで反対するのか。この文章を読んでみたら、絶対分かってくれると思います。私たちは必死に戦ってます。#HKnewsJAP #noextraditiontochina #extraditionbill #ExtraditionLaw #antiELAB #NoExtraditionToChina #容疑者引き渡し条例 #反送中 #香港 #逃亡犯条例 #拡散希望 #香港人加油 pic.twitter.com/L1Ton1SF2Q
— 「逃亡犯条例」の改定案を反対🇭🇰 (@HKnewsJP) June 11, 2019
簡単な時系列
ツイッター上にあった時系列がわかりやすかったので引用させていただきます。
引用元:デーモン (@hkgdemon) | Twitter
動画
これらのデモでの様子などはメディアではなく、SNSを通じて拡散されている。あまりに衝撃的な映像で、これが現実だとは思えない。
7月21日元朗駅にて中共に雇われた香港マフィア登場の瞬間。数は200人。全員白シャツ。45人が負傷。 pic.twitter.com/WlC1yxkvvB
— Suzuko Hirano🇯🇵🇭🇰 (@suzutaro18) July 24, 2019
傘、木刀、竹刀、そして集団リンチ。誰だろうと容赦はしません。 pic.twitter.com/8VisLfwprV
— Suzuko Hirano🇯🇵🇭🇰 (@suzutaro18) July 23, 2019
不適切な動画かこしれませんが、昨日元朗駅の様子です。女記者さんが病院へ行って、傷口に四針も縫われた。
— デーモン (@hkgdemon) July 22, 2019
(再アップ) pic.twitter.com/RwgzjBiyab
昨日7月21日に起こった事件のまとめ。#HKnewsJAP #HKnewsJP #noextraditiontochina #extraditionbill #ExtraditionLaw #antiELAB #NoExtraditionToChina #容疑者引き渡し条例 #反送中 #香港 #逃亡犯条例 #拡散希望 #香港人加油 #FreedomHK #香港加油 #香港反送中 #暴力 #警察暴力 pic.twitter.com/k48RcyzgTp
— 「逃亡犯条例」の改定案を反対🇭🇰 (@HKnewsJP) July 22, 2019
— 「逃亡犯条例」の改定案を反対🇭🇰 (@HKnewsJP) July 22, 2019
昨晩、中共による雇われ香港マフィアは木刀で無差別テロを起こしました。電車の中の彼等は帰宅途中の一般市民です。 pic.twitter.com/OXJyFQINUM
— Suzuko Hirano🇯🇵🇭🇰 (@suzutaro18) July 22, 2019
7月21日上環。彼等はまだ若く幼く未来がありこの先50年以上の人生があります。返還22年目。時代の変わり目に生まれ現実に絶望しながらも祖国を愛し祖国を守る為に戦っています。pic.twitter.com/bCIyq4bjnY
— Suzuko Hirano🇯🇵🇭🇰 (@suzutaro18) July 24, 2019
簡単な説明
デモが続き、混乱が続く香港だが、政府と市民の衝突だったこの争いに警察が介入してくる。警察は政府寄りで、メディアに向けて攻撃したり、市民を守らなかったりと問題になっている。
6/15には21歳の女子大生が香港政府への意見を壁に書いてそのまま飛び降り自殺。しかし、その報道は消された。
BBCニュース - 香港デモ、参加者はどうやって警察に立ち向かったのか https://t.co/gKYfd9ZVVf pic.twitter.com/ijWfq2ncA6
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) June 14, 2019
そして、7/21におきた謎の襲撃事件では警察は全く動かなかった。同日には上環駅でも大規模なデモが行われ、警察による催涙弾などで鎮圧が行われた。
【速報】立場新聞の記者が元朗駅で生中継をしている際、白tシャツの集団に木製丸棒や竹の棒で殴られた。殴られていたとき、「記者?知るか!」などの言葉が聞こえた。 pic.twitter.com/shHnL9RCAv
— 「逃亡犯条例」の改定案を反対🇭🇰 (@HKnewsJP) July 21, 2019
一般市民を無差別に攻撃し、中には妊婦さんも攻撃にあったらしい。この集団は謎の集団であるが、一部では政治上層部とつながりのあるマフィアではないか、と言われている。
デモに向かって催涙弾を打った警察はイギリスが指導している、という記事もある。
香港はイギリスの植民地で、中国に返還された。しかし、今でも警察上層部を牛耳っているのはイギリスから派遣された幹部たちだそうだ。
政府に対するデモを警察がもみ消し、強行手段に出る。そして、政治上層部とつながりのあるマフィアが一般市民を襲撃する、、、。一体香港はどうなってしまうのだろう。
難しいことはわからないが、中国に飲み込まれることなく、香港の自治を勝ち取ってほしい、思想の自由を維持してほしい、と思う。
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