夏油温泉ではauの4G回線が使えた。インターネット接続、通話可能。
携帯電話が圏外になるほどの秘境、なんて言われている岩手県の夏油温泉(げとうおんせん)。実際に行ってみたら普通に電波が使えた。
夏油温泉(げとう温泉)オフィシャルホームページ│みちのくの秘湯│日本秘湯を守る会│
駅からのシャトルバスは時計が全然合ってなくて笑える。
紅葉が綺麗な季節だった。かなり山奥だが、道は舗装されていて意外と快適。
宿泊は元湯夏油
宿泊先の元湯夏油。夏油温泉にはもうひとつ、夏油国際観光ホテルがある。宿泊施設は2つのみ。元湯山荘は廃業している。夏油国際観光ホテルのロビーにはWi-Fiがあるらしい。
フロントには食堂、自動販売機などがあり、困ることはない。秘境のわりには特に値段も高くはなかった。
部屋は最低限の設備。トイレは共同。部屋でも十分電話があった。auの携帯回線を使用していたが、仕事もできるレベル。YouTubeや動画ありのウェブ会議は少し不安定だったが、それでもなんとかなるくらいの速度。少し遅い程度で、特に不自由は感じなかった。部屋にコンセントが少ないので、延長コードがあると便利。
スマホが使えない、携帯電話は圏外になる、インターネットに繋がらない、など色々な口コミを見てきたが、普通に電波が繋がるし、Instagramとかも見れた。
夏油温泉周辺はauの4G電波範囲になっている
仕事の連絡ができなくなるのは避けたかったので、事前にau公式サイトで確認したが、夏油温泉はauの4G回線がつながる。電話も問題なし。旅行代理店のパンフレットや夏油温泉のHPには携帯電話が繋がらないと書いてあるが、auは問題なかった。
フロントに言えばロビーでWi-Fiを使用可能だが、普通に携帯回線が繋がるので元湯夏油ではWi-Fiを使うほうが少し不便。
暖房は1台。飲料水などはないが、食堂で言えばもらえる。
部屋の鍵が特殊でコツが必要。
部屋からの眺め。
外履きと内履きを履き替える事が多い。ほとんどの人が適当に使ってしまうので、自分のサンダルやスリッパがなくなることが多い。心配な人は持ち歩くのを勧める。
食堂横に電子レンジがある。使用可能。自炊部、と呼ばれる宿泊棟ではキッチンが使えるが、本館でもお湯や電子レンジ程度なら厨房で対応してくれる。
日中は日帰り入浴などの休憩スペースになっている、大広間。
ここに飲料水がある。
岩手県の応援クーポンを夏油温泉で頂いたが、元湯夏油でスタンプが押されておらず、後で使えなかったことがあった。受け取る際に要確認。
洗面台などは綺麗。
洞窟の蒸し風呂は立入禁止
洞窟の蒸し風呂と滝があるらしいが、橋が崩壊している。一応渡れなくはないが、怒られそうなのでやめた。10年前は行けたようだ、行ってみたかった。
夏油温泉 洞窟むし風呂 | 身近な湯けむり紀行 - 楽天ブログ
宿泊した駒形館。
温泉までは少し歩く。坂もきつい。
今回行った時はツアーバスが多く、ほぼ満室の様子。女性は女性専用時間帯にみんな入っていて、大混雑していた。
川の色も綺麗。
元湯夏油 大湯のルール、温度、混浴
基本的に全て混浴。1つだけ女性専用。他の風呂は女性専用時間帯があるが、ほとんどが混浴の時間。大湯が1番有名で、一番人気。10月は少しぬるいらしく、44度くらい。熱すぎるが、かけ湯だけでも絶対してほしい、と宿からの薦め。できれば足だけは勿体無いので、1秒でも全身ですぐ入る方が温泉効果があるそうだ。足からゆっくり入るのではなく、一気に入るのがコツらしい。宿から一番離れている大湯のあたりでも携帯電話は使用可能。
夕飯後はほぼ誰もいなくなるので、貸し切り状態ですごく良かった。
脱衣所は簡易的なので、下着もつけず、浴衣を羽織るだけで風呂に入りに行くのが楽。とにかく軽装で行くのがオススメ。飲料水などは風呂場に行くとないので、持参必須。
夏油温泉は全て源泉を自然のまま溜めているそうで、珍しい。ガン治療で有名な玉川温泉よりもガンが治ると言われていた時代もあるそうだ。日によってお湯の温度が変わるそうだが、ぬるめは36度で通年で40度くらいが多い。
2022年10月現在、目の湯は雪の被害で橋が崩壊し、入れなくなっている。
タオルや湯浴みは基本的に風呂には入れていけない、と強く宿の案内で言われるが、タオルのまま入っている客もいた。
大湯はたしかに熱かったが、個人的には一番好みの温泉。かなり熱いので数分が限界だが、出入りを繰り返すのが気持ちいい。外気温が低く、川が流れているので休むのも気持ちいい。
宿には喫煙所あり。
元湯夏油の売店
お酒なども売っている。
おかしやおつまみもあり。
熱いお風呂のあとのアイスクリームは美味しい。
お酒やビールは自動販売機でも売っている。
ソフトドリンクは160円で良心的。現金のみ。
お昼は日帰り入浴者向けにランチ営業もしている1品1,000円あたり~。