9日目のルート
カンヌ(フランス)
レッドカーペットを歩く
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グラース(フランス)
香水工場を見学し、オリジナル香水を作った
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どこかのマクドナルド(フランス)
今後の旅程を話し合う作戦会議
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ゴルド(フランス)
山の上にあるフランスの美しい村。
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ミヨー橋に向かう途中のどこかのサービスエリア(フランス)。車中泊
車中泊からカンヌへ
9:00頃起床。カンヌへ向かう
カンヌの駐車場に止める時、俺が運転していた。アキが降りて、周りの車との車間距離を見てくれていた。しかし、「バキッ!」と嫌な音がした。二人共不注意で、車の後ろのナンバープレートをどこかにぶつけてしまった。ナンバープレートを止めているプラスチックの部品が壊れて、ナンバープレートが装着できない状態になった。
出発時に持っていく必要がないのでは、とアキが言っていたが俺は絶対必要、と言って持ってくることにしたガムテープがここで大活躍。ナンバープレートをガムテープで止めて残りの旅程を全て乗り切った。
カンヌは道中に通るし、映画祭っしょ?くらいの軽い気持ちで立ち寄った。カンヌ映画祭のグッズショップもあって、さすがにセンスが高かった。かっこいいグッズが並んでいた。
街中のお店でお昼ごはん。この時に俺のJCBカードが利用限度額になったので電話して直してもらった。LINE outで電話したけど、バリバリ使えた。JCBの対応も良く、すぐ利用限度額は増えた。
レッドカーペットで写真を撮る。
11:30頃にカンヌを出発。グラースへ向かう。
香水で有名な南フランスのグラース
13時くらいにグラース着。山の上でずいぶん坂を登った。まずはガリマール社の工場を見学。
ここの工場ツアーは基本放置。ガイド付もあるようだったが、時間もないのでさらっと見る。このツアー中でオランダ人の家族がいて、アキがオランダ語で話していた。家族の娘さんがアヤックスのユニフォームを着ていて、サッカーの話をしていた。この旅行中、アキのオランダ語が活きるシーンが正直あまりなく(笑)初めて目の前でベラベラベラベラ喋っているのを見て、まじかっけぇと思った。同時に、数年前に会った時よりも次元が違うくらいにオランダ語能力が上がっていて、この数年間アキがオランダで生きてきた、努力してきた、のが垣間見えてちょっと一人で感動していた。と、同時に俺もやらないと、、、と思ってこのヨーロッパ旅行の後に英語の勉強を少し増やした。
グラース、ガリマール社でオリジナル香水を作る
今度は隣のガリマール社の香水体験コーナーに移動。ここで世界にひとつだけの自分の香水の調合が可能。これはこの旅行の中でもけっこう楽しみににしていたことのひとつだ。
この時、ニースで海水浴してから防水ケースのまんまで動画撮ってるから音が全然入ってないな。。。めんどくさがらずにきちんと変えておけばよかった。
日本語が喋れる人が一人いるので、簡単に教えてもらう。基本、英語で進行するが、かなりゆっくりなので大丈夫。
香水は大きく分けると3段階の構造になっているらしい
- トップノート
- ミドルノート
- ベースノート
この3つを下から順番に決めていく。
まずは10個くらいの瓶から好きな匂いを複数個選ぶ。その組み合わせを見て、先生が好みを判断してくれる。その好みで大まかなコンセプトが決まる。俺は動物由来の香りが多かった。ヤギ、クジラ。アキは花とか柑橘系が多かった。
そこからはそのベースとなる香りによって選べる香りが変わってくるので先生の指示にしたがって、指示されたカテゴリーから一本一本、瓶の香りを嗅いで、ミドルノート、トップノート、と決めていく。
選んだ香りはバランスを先生が判断して調合容量を決めてくれるのでそれを自分でビーカーに調合していく。
すべて終わると完成。けっこう二人ともこだわって作ったので2時間くらいかかった。
ここで作った香水のレシピはガリマール社に半永久的に保存され、いつでも追加注文が可能。
最後には修了証とパッケージされた自分の香水をもらえる。この真中の白人のおばさまが日本語を話す。まるでAg+のCMのGOOD!って言うおばさんそっくり?
終了後に、ガリマール社のギフトショップへ。ここで女子向けのお土産をいくつか買った。
ちなみに、アキとこの時につくった香水のコンセプトは「好きな女の子の香り」。アキはフルーティなギャルっぽい香りになって、俺のはほんわかしたゆるふわ系の香りになった。帰国後、たまに自分でこの香水をつけるけど、自分で作ったストーリーも含め好評。香りも男性がつけていても違和感ない香りに仕上がった。16:40頃にガリマール社を出発。
南フランスの計画をマクドナルドで考える
実は、これ以降の予定が全く決まっていなかった。アンゴラに行こうとかパリに行こうとかモンサンミッシェルに行こうとか、案はあったがきちんと話すために近くのマクドナルドへ。
マックフルーリーは世界中どこに行っても美味しい。このマックで地球の歩き方の電子書籍版をDLしてみたけど、普通に使える。いい感じ。
マックで地図を広げながら、地球の歩き方を読みながら旅程を決める。やはり車で旅行している強みを活かすために、普通では行けない、行きにくいところを目指すことにした。主にはフランスの村。
南フランスの村、ゴルドへ
17時前にマックを出発して、まずはゴルドを目指す。途中で給油したり、オランジーナのんで休憩したり。フランスで飲むオランジーナはやはり美味しい。
20時頃にゴルド到着。
丘の上に建つ、古い町。フランスの美しい村の一つだ。街の中心地までは坂を登る。車で中心地まで行くことができる。街中を歩く。
眺めも素晴らしい。
ゴルドは町並みがとても綺麗だった。坂が多いのでアップダウンがきつかったけど。
センスある手すり。
レストランもある。小さな街だが、歩くにはちょうどいい大きさ。綺麗な町並みがかわいい、素敵なところ。街から山を下る道を少し進んだところには逆に街を眺められる展望台がある。
今更だけどヨーロッパ旅行な上にヨーロッパで生活してるのにアキはなんでアメリカのTシャツ着てるんだ。
21時少し前にゴルドを出発。
給油。この時、これから先にガソリンスタンドがあるかわからないから値段が高いけどしておこう、みたいなことを話し合った気がする。
夕陽が綺麗だったな。
南フランスのどこかで車中泊
22:30頃に適当なサービスエリアに到着。この日の旅程は夕方以降がきつくて、かなりの強行軍。ずっと運転していた。アキがかなり眠いと言ってても運転してくれていたので俺も寝ないようにたくさん話しかけた。サッカー部時代の話でとても盛り上がった。
お待ちかねのパスタ。この頃になると俺らの中では自分たちで作るパスタが最強の一番美味しい食事になっていたので夕飯が楽しみでしょうがなかった。
サービスエリアで夕飯を食べながら、部活話でずいぶん盛り上がった。この日は気分が良かったので二人でビールを空けた。リヒテンシュタインで買ったビールを飲んだ。炭酸がすごい強かった。
パソコンで昔の部活時代の写真を二人で見返して懐かしんだ。藤井(まもるん)がナンパしてる動画も見た。
今夜のサービスエリアはトイレで温水が出た。大きなサービスエリアだったので、身体を洗いにお手洗いにチャリで行き、頭と身体を無理やり洗う。建物の近くでWi-Fi使ってスマホいじって、25時頃に就寝。
(2015/7/6)