7日目のルート
ロクブリュヌ・カップ・マルタン(フランス)
ル・コルビジェの休憩小屋があるが、時間がなくて行かなかった
↓
モナコ(モナコ公国)
モナコの四つ星ホテルフェアモント・モンテカルロに宿泊
南フランスへ
8時過ぎに起床。揃えたわけではないが、ふたりとも黄色のサンダルがお揃い。朝、頭と身体を洗いにお手洗いに行った。ふたりとも、ほぼ全裸の状態で濡れタオルで身体を拭いたり、手を洗う洗面台に頭を突っ込んでる。それを見た欧米人がびっくりしてた。「なんだこの黄色人種は!?」
ここのサービスエリアのお手洗いにはジェットタオル(風圧で手の水を飛ばして乾かすやつ)が胸の高さくらいについてて、髪を乾かすのに最適だった。うん。まじで快適だった。10時頃に出発。
フランスの高速道路のサービスエリア
この辺渋滞してた。
途中の高速道路内のガソリンスタンドで給油。
ロクブリュヌ・カップ・マルタンに到着
14時頃、ロクブリュヌ・カップ・マルタンに到着。このあたりからかなり暑くなってきた。まさに南仏!カラッとした空気とジリジリ照りつける太陽。
ロクブリュヌ・カップ・マルタンは山の斜面に沿った小さな街。少し散策してみた。
ネコがたくさんいて、楽しかった。特にこの子はずっと付いてきて一緒に散歩した。
ここにはル・コルビュジェのお墓や休憩小屋があるので、行こうと思っていたが、予約が必要なことと、場所がいまいちわからず、歩いてたら暑すぎてバテたので行かずに切り上げた。14:45にモナコへ向けて出発。
モナコ
15:40頃にモナコに到着。旅行の前から、モナコではお金を使おうと話していたが、アキがここまでにけっこうお金を使ってしまったので安いホテルで過ごそう、ということに予定を変更した。しかし、地球の歩き方によると高級ホテルでも部屋数が多くて安いところもあるようで、見るだけ見るだけ、と言ってホテルフェアモント・モンテカルロに行ってみた。ちょうど前を車で通ったということもある。
とりあえずフロントに行って、値段だけ聞いてみようと。泊まるつもりがなかったので汚いサンダル、首元がヨレヨレのTシャツ、ジャージでフロントに行った。
フロント「こんにちは」
俺「今日、部屋は空いていますか?」
フロント「why?」
_人人人人人人_
> なんで? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
えっ?なんで?あまりの冷たい対応(しかし終始フロントの方は笑顔で気品を感じる)にたじろぐ俺。うぇーいみたいなノリで値段だけ聞きにきた勢いを一瞬で消し去られた
うろたえる俺。
俺「えっと、、あのお、、、泊まりたいですけど、、、一番安い部屋はありますか?二人なんですが、いくらですか、、、?」
ここで、せめてもの反撃にJCBゴールドカードを取り出す俺
フロント「お待ち下さい」
・
・
・
フロント「一番安い部屋だとこちらですね」
フロント「一泊470ユーロです」
_人人人人人人人人人人_
> 一泊470ユーロです <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ひぃい
毎日車中泊で一食3ユーロくらいのパスタを食べていた私達に470ユーロ!?
俺「ちなみに、、、駐車場は有料ですか?」
フロント「はい、1台50ユーロです(ニコッ)」
_人人人人人人人人人_
> 1台50ユーロです <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ただの駐車場に50ユーロ!?
ふぇえええ
俺「カ、、カードは使えますよね」
フロント「もちろんです(ニコッ)」
なんか変な汗かいてきた、、、。しかし、実はこういうホテルで豪遊するために俺はわざわざ日本から洋服の並木で仕立てたスーツ一式を持ってきていた。アキにもフォーマルな服を持たせて来た。そもそも、もともとモナコに来たのは散財し、こういう高級なホテルに泊まるのが目的だったんじゃないのか!?
俺「友人と相談してきます」
車に戻る。経緯をアキに話す。少し、アキは悩んでいたがせっかくだから、ということで宿泊を決意。一泊で520ユーロを出すことにした。
四つ星ホテル!ホテルフェアモントモンテカルロ
フェアモント モンテカルロ予約 - モナコ | エクスペディア
(あとから調べて知ったけど、470ユーロって高すぎじゃね、、、エクスペディアで予約したら250ユーロくらいなんだけど、、、あの時、テンション高すぎて気付かなかったけど、あの場でエクスペディアで調べてその場でネット予約すればよかったんじゃ、、、)
無事チェックイン。車は別の駐車場にスタッフが運転して移動してくれるということで、引き渡し。高級車ばかりの中で汚れた俺らの車が目立つ。しかも車内はゴミだらけで、洗濯物が生乾きの状態でぶらさがっている。心なしか、くさい(実際はくさくないよ☆)
一度、夕方くらいに車に荷物を取りに行きたくて、フロント言ったら、別の駐車場まで連れて行ってくれた。けっこう遠くて、荷物取りに行くだけで15分くらいかかった気がする。
モナコ、ホテルフェアモントモンテカルロ
ふたりとも変なテンションになっていて、うひょーー!みたいな感じで部屋に入る。
お、、、おおぉ、、、、
おおお、、、
水色のペールトーンを貴重とした落ち着いた部屋。シャワーもバスタブもついてる!
部屋に入って、冷静を取り戻す。一度、シャワーを浴びて(俺はバスタブにも入った)スッキリしてから着替えて散歩へ。
モナコの四つ星ホテルであるこのホテルでもシャワーの温水調整は大雑把だった。日本のように、微量単位での温度調整は難しい。日本は少しひねればきちんとその動きの大きさに合わせて温度が変わる。とても繊細。こんな高いホテルでも日本の温水調整技術には敵わないんだな、と感動。日本すごい。
ホテルのロビーに高級車がとまってる(売ってるのかな)。俺は調子にのってサスペンダーを着用。
宿泊した、ホテルフェアモントモンテカルロにもカジノはあった。
モナコの市街を散歩
ホテルフェアモントの正面にはモナコグランプリでも有名なヘアピンカーブがある。その名もフェアモントヘアピン。ここをいかに攻めるか、が見どころでもあるそうで、モナコグランプリの時期はこのホテルはいっぱいになるそうだ。
カジノ・ド・モンテカルロに来た。ホテルからは歩いてこれる距離。観光客がたくさん。このカジノはドレスコードがある。カジノの前には高級車がたくさん。ガードマンも数人いる。フロントガラスの注意書きには「写真は撮るな、触るな、罰金するぞ」など忠告がされていた。
そのまま周りを散歩。おお、これが地中海。豪華なクルーズ船が行き交っている。
中心地から少し離れたところまで散歩。
お昼は結局、マクドナルド。ここWi-Fi使えてよかった。結局、モナコ滞在中に2~3回位行った。
デパートやスーパーマーケットもまわった。やはり庶民の味方スーパーマーケット。少し値段は高いが、全然買える金額だった。ここでビールやワイン、お菓子などを購入。一度、 ホテルに戻る。
ホテルの前を通る車のメーカーを読み上げて笑ってる。くだらねぇー!笑
プールに行ってみる。バスローブを見つけて嬉しそうなアキ。
俺たちは宿泊客だからプールは使っていいはずなのになぜか緊張する。場違い感を感じる笑
動画を見てもらえると、おお~って感じが伝わると思う。この日は偶然、アメリカの独立記念日でアメリカ国旗の水着のお姉さんたちがプールサイドで踊っていた。アメリカ国旗も装飾されていた。
ちゃんとDJもいた。
みんなプールサイドでダラダラしてるだけで、プールには全然入らない。風が気持ちよくて、暑くもないし寒くもない、ちょうどよい気候。良い時間だったな~~
バスローブにサングラスでタバコをふかす、なんて一生に何回するだろうか。せっかくだから葉巻買おうぜ!とか言ってプールの前に葉巻屋さんに行ったけどよくわからないので買わなかった。
インドのコルカタで買った偽物のレイバン
プールで涼む。陽が少し落ちてきて、肌寒くなってきたので、部屋に戻る。二人共正装でカジノモンテカルロへ向かう。
モナコ、カジノモンテカルロ
この写真撮ってるときに、お金持ちそうな欧米人にカッコイイスーツだな!って褒められたのが嬉しかった。
カジノの中は撮影禁止なので写真はないが、外装から分かる通り、綺麗だった。最低ベット額も高いものばかりで、俺らには手が出なかったので、近場の別のカジノで運試し。
俺はルーレットで勝った。50ユーロが70ユーロくらいになった。アキは最初、俺はやらないと言っていたが俺が勝ったのを見てアキもやった。アキは20ユーロだけやる、と言って大きな勝負に出た。一回目に10ユーロを赤にかけて外れた。2回目も10ユーロを一気に黒にかけて外れた。なんと2回目は0にボールが入った。0にかけていれば一気に大勝ちなのに、、、ということでアキは一瞬で20ユーロを失った。終了。
外に出ると、陽が沈みはじめていた。世界三大夜景の一つでもあるモナコの夜景はさすがに綺麗。映画の中みたいだ。
ホテルフェアモントに戻る。
昼間に買ったワインとかお菓子をベランダで食べる。
屋上のプールで1杯だけ飲もう、ということで屋上のプールへ。
夜はまた全然雰囲気が変わってゴージャスに。オトナの世界。
地中海の上では、クルーザーでパーティーが行われている。
あまり値段は覚えていないが、なんかなんでも高かった。確かビールを頼んで12ユーロ。隣のテーブルでは花火付きのワインとかシャンパンみたいなやつがガンガン開けられていた。セレブの世界を垣間見た。
眠くなってきたので部屋に戻り、25時ごろ就寝。アキは気付いていないかもしれないが、俺はなかなか寝付けなくて、夜中2時くらいにホテル内のカジノに散歩しに行った。そこでルーレットやって、確か5ユーロだけ勝って、部屋に戻った。
(2015/7/4)