1日目のルート
アペルドールン(オランダ)
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モンシャウ(ドイツ)
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エヒテルナッハ(ルクセンブルグ)
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ルクセンブルグ(ルクセンブルグ)
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バッハラッハ(ドイツ)
古城ユースホステルに宿泊。
アペルドールンを出発。まずはドイツのモンシャウへ。
早朝6:30発。眠いが、否が応でもテンションが上がる。なんていったって2週間の長旅の始まりなのだ。
荷物は全て後部座席に積んだ。生活に必要な小物はコンテナに入れた。街中を巡るために自転車を2台積んだ。あとは寝袋、スリーピングマット、布団、着替え、バックパックなど。俺が日本から持っていった大量の地球の歩き方は運転席横に山積みにした。
今回の旅行のために購入したGoPro3をこの旅行中、かなり使った。適当に車の中を撮影したり、大活躍だった。 二人で話してる内容がわかるけど、見返すとなんかアホくさくて笑える。
まずはオランダとドイツの国境を越え、モンシャウを目指す。天気は快晴。日差しは熱すぎず、気持ちいい。
ドイツのモンシャウに到着。
9:30頃、モンシャウに到着。国境沿いにあり、知名度は低い。かなり僻地の場所だ。山の中なので涼しい。人が全然いない。川沿いに路駐して、歩く。坂が多い。
モンシャウは石畳が素敵な小さな村だった。ゆっくり泊まってみたら面白そうだが、今回は1時間の滞在のみ。
モンシャウの街中には川が流れている。周りの山々の緑と川が清涼感があって気持ちいい。この気持ちの良い気候が日本にはないなぁ、とヨーロッパやアメリカに行くと毎回感じる。
少しずつ、昼に近づくと人が出て来る。といっても本当にチラホラ。観光客もほとんどいない感じだ。
街中の展望台に登った。無料。階段がけっこうキツイ。そもそもこの街、山の中にあるので坂が多い。石畳だから歩きにくい。1時間散歩して、モンシャウを出発。
ドイツのモンシャウからルクセンブルクのエヒテルナッハへ
次はルクセンブルグのエヒテルナッハに向かう。車窓からはひたすら田園地帯が広がっている。田舎だ。ルクセンブルクなんてもう一生行かないだろうし、というか旅行で訪れる人がどれくらいいるのだろうか。せっかくなのでルクセンブルグに入ってすぐ、スーパーに寄った。
さすがにユーロ内だけあって、やっぱ商品などは普通に揃っていて、何も劣っていない。ルクセンブルク産のビールを探して買った。
ルクセンブルグなんて普通に旅行してたら来ないんだろうなぁ。なんか小さいし、よく知らないし、特別視してたけど、実際に来てみればなんてことない綺麗な国だった。本コーナーでは数独が売ってた。数独って日本の文化なのね。知らなかった。とりあえず相撲にしておけばいいや、という感じ?
スーパーの掲示板。バイク譲ります、とかソファあげますとか書いてあるっぽい。東京のスーパーではほとんど見ないから羨ましい。
スーパーを出て、引き続き移動。
ルクセンブルクのエヒテルナッハに到着
13:00 エヒテルナッハ到着。中央広場では蚤の市が行われてた。陶器とかが多くて、結局買い物はしなかったけど見ていて楽しかった。
近くの駐車場では何かの催し物が行われていた。ステージとかもあったけど、昼間だからか人もまばらでなにも行われてなかった。文字がいまいち読めないので何のフェスだろうね?と予想していたが結局、そこらじゅうにあるロゴマークが「人がなにかを運んでいる」という理由で「引っ越しフェスティバル」なんじゃないかという意味不明な結論を二人で出して爆笑してた。くだらねー笑
エヒテルナッハにいた猫様。
エヒテルナッハからルクセンブルクへ
15:00頃、ルクセンブルグに到着。ルクセンブルクの首都だ。町中での駐車場は、アキの持っていたカーナビに登録されている駐車場を目標に探していった。初めて自転車を出して街を散策する。普段の海外旅行で自転車に乗ることなんてほとんどない。歩き、電車、車、バス、自転車の中で言ったら海外旅行で最も乗る機会が少ないのは自転車だろう。海外旅行中に、自転車に乗っているのは不思議な感覚だった。
看板が可愛い下着屋さん。
しかし、自転車めちゃくちゃ楽。超早い。ルクセンブルグくらいの規模の街でも歩いて回ったら半日かかるし、それがあっという間に一通り回れる。あと、バス代なども節約できる。
ルクセンブルク中央駅
ルクセンブルグ中央駅へ。真っ白な内装が綺麗だった。天井の絵の色が綺麗。なんかヨーロッパの駅って、いいよね。日本の駅も近代的でいいんだけど、効率的に作られてて、別物。外国の駅は土地があるから、あんなに上下階層にわかれてないし、ただただ横に広い。
あとこういうアナログな掲示板もいいなぁって思う。パタパタ~って回ってるの。日本だったら早く表示しろよとか言われるんだろうな。
ルクセンブルク中央駅の前で記念写真。
お昼ごはんはルクセンブルグの広場でマクドナルドを食べた。ヨーロッパによくある屋外席。気持ちいい。物価高い。マックも高い。
駐車場に戻る途中、公園に寄って休憩。
ルクセンブルクからドイツのバッハラッハへ
ルクセンブルグを出発し、ドイツに再入国。今日の宿であるバッハラッハを目指す。
初めてのガソリンスタンド
この旅行で最初の給油。ヨーロッパ中、色々なところで給油したけど、ガソリンがどれだかわからなくて困ったことが何度かあった。
レギュラーとかハイオク、とかじゃないから全然わからないし、読めない。
初めてのサービスエリア
続いて、この旅行で初めての高速道路のサービスエリア。ヨーロッパと言えど、サービスエリアは別に日本と変わらない。というか今まで行った、中国もベトナムもマラウイもバングラデシュも世界中どこでもサービスエリアにあるものはあんまり変わらない。お手洗い、食べ物が買える、たまにお土産が売ってる、以上。最低限のものしかない。ただし、中国のサービスエリアはひたすら広かったな。人も多かったし。この旅行中、今後は車中泊の場所として高速道路のサービスエリアに大変お世話になる。
ヨーロッパは都市部を離れると何もない。ひたすら森と草原が広がっているか、農作物の畑が広がっている。
ドイツのバッハラッハに到着。シュターレック城へ。
19:00。バッハラッハに到着。この明るさで夜19時。夏のヨーロッパの陽の長さは本当にびっくりする。ライン川のそばにあるバッハラッハは街につくとすぐお城が見えた。あの丘の上に経っている中世の古城が今日の宿、シュターレック城だ。
ライン川の河川敷から街を眺める。右側の丘の上にあるのが古城ユースホステル、シュターレック城だ。
ひと目見ただけで素敵。本当に中世からそのままなので、まるでハリーポッターの世界。中には石の螺旋階段もあった。テンション上がる。中庭からはライン川が眺められる。
シュターレック城
ユーゲントヘアベルゲ ブルク シュターレック (Jugendherberge Burg Stahleck) -バカラック-【 口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
日本からは事前にメールで予約。俺らは当日直接行って、泊まった。
これが宿のフロントデスクの入り口。絵本みたい。中はリノベーションされていて、かなり綺麗なんだけど、一部は石造りのままで雰囲気があった。
部屋はこんな感じ。普通に綺麗。ホットシャワーも出た。宿に落ち着いたあとは、チャリで町中へ。
適当にレストランを探して夕食。1リットルビールを頼んだら隣の欧米人夫婦に笑われた。美味しい。
ドイツ語で全く読めないので適当に注文すると、素のパスタとケチャップだけ来た。やべぇ質素。
ドイツらしい、木をつかった家が並ぶ。夕食後も自転車で街を散策してみた。やっと日が落ちてきた。夕暮れが似合いそうな街だ。ここもほとんど観光客はいなくて、人もまばらだった。
車は宿の前の坂に路駐。問題なかった。
夜になると、一層お城感が出てきて雰囲気満点。
月とライン川。風が気持ち良い。いい眺めだったな。
(2015/6/28)