真鍮の指輪の緑青が指につかないようにネイル用トップコートを内側だけ塗ってみた【指が青くなる、錆びる、経年変化、予防、防止】

真鍮のリングをつけっぱなしにしても指が緑にならない方法、コーティングして錆止め。

一番好きな真鍮のアクセサリー。シルバーアクセサリーより金色が好きで、ゴールドのアクセサリーより鈍い金色の真鍮のアクセサリーの方が好き。真鍮の指輪をしていると、指が青くなる。これは真鍮につく緑青が指に付着することで青くなる。見た目が悪いし、気になるので、指が青くならないようにネイル用のトップコートを内側だけ塗ってみた。

緑青(ろくしょう)とは?

真鍮は銅と亜鉛の混合金属。その成分のうち、銅が空気中の水分や肌の汗などに反応してできるのが緑青。錆の一種。毒性はない。古いアクセサリーやジャケットにびっしり付着していることがあるが、大体擦れば取れる。

緑青の発生を防ぐことはほぼ不可能なので、指につかないように対策する方が良いと個人的には思っている。今回紹介しているトップコートで真鍮を完全に覆ってコーティングすることも可能だが、真鍮特有の鈍い輝きが失われるので、私は内側だけ塗っている。

真鍮の指輪で指が青くならないようにトップコートを塗る

真鍮の指輪をしたことがある人なら、指が青くなってことがないだろうか。私はいつもなる。手を洗うときに毎回外すのがめんどくさいし、手汗もかく。もう仕方ない、と思っていたが、ある時に両手ともかなり青くなっていて、見た目が気持ち悪かったので緑青が指につかないように対策を考えた。結果、ネイル用のトップコートを塗るのが最も効果があった。

トップコートを塗る前。トップコートは真鍮に塗っても特に反応などはしないので問題ない。

今回はこの3つの真鍮のリングに塗る。塗る前に洗浄をする。すでに緑青がついている場合は綿棒などで落とす。緑青がひどい場合はお酢や重曹などに付けておくと落ちやすい。もしくは超音波洗浄機にかけるとすぐ取れる。

塗る前の内側はコーティングしていないので反射は鈍い。

100円ショップのトップコートを使用。ダイソー、キャンドゥ、セリアなど100均ならだいたいどこでも売っている。

これはダイソーの速乾性トップコート。

ネイル用のトップコートなので筆先が細く、指輪などのアクセサリーに塗りやすい。

塗って、しばらく乾かす。コツはダマにならないように薄く何度か重ね塗りすること。あと厚みのある指輪の場合、側面も少し塗っておくとさらに指が青くなりにくい。

トップコートを塗るとどうしてもテカりが出る。つや消しタイプのマットトップコートを使うとテカりがなく、マットな質感になるので、全体に塗りたい人はマットを選ぶのがオススメ。今回は実験的にトップコートを塗ってみたが、緑青がつきにくくなり、指が青くなりにくいことがわかったので私も次回からマットのトップコートを使う予定。

塗って乾かしておけば完成。実際に着用して1日過ごしてみたが、指が青くならない!完全にコーティングがうまくできていれば全く指に緑青がつかないので感動した。こんな簡単なコーティングで効果があるなんて。手洗いの時などで少しずつトップコートはなくなっていくので、塗り直す必要があるが1日つけただけでは落ちない印象なので毎日真鍮の指輪をしなければ長持ちするかも。