ジーンズのボタンフライ、タックボタンの修理、交換を自分でやってみた
デニム、ジーンズのフロントボタン、Gジャン、デニムジャケットのボタン、などは共通のボタンで、タックボタンになっている。色々な名前で呼ばれているが、正式名称はなんなんだろう。
ビンテージデニムなどだとボタンフライが欠けていたりするだけですごく安く売っていることがある。今回も80sのリーバイスがボタン欠けで2000円だったので即買い。自分でボタンを交換、修理した。
タックボタンはどこに売っているのか?Amazon、楽天で買える。
今回購入したタックボタンはこれ。
リーバイス公式が販売してくれたら高くてもそれを買うんだけど、流通していない。1番デザインが近いものを選んだけど、プラスチック製なのでちょっと安っぽい。まぁほとんど見えないし自分は気にならない。
並べると、色は似ているが実物だと全然違うさすがにビンテージデニムだとエイジングの雰囲気が全く違う。ジーンズタックボタンの大きさは主に2種類。1番上のボタンが16mm、ボタンフライの股部分が14mmくらいのようだ。
取り付け方は簡単。画鋲のように指すだけ。うまく外すことができれば、元々ついていたタックボタンの再利用もできそうだ。Amazonや楽天には500~1000円くらいで幅広い色、デザインのフロントボタンが揃っているので、自分のデニムや元々ついているボタンに合うものを探してみよう。
100円ショップ、100均でジーンズの修理キットなどを探してみたが、ない。普通のボタンなどはあるが、タックボタンは取扱がなかった。
フロントトップボタンが欠けた、リーバイスのビンテージデニム
元々ついていたタックボタンが壊れたのか、普通のボタンが無理やり縫い付けられていた。
しかも割れていて機能しない。
まずは裁縫を切って、ボタンを外す。
新しいタックボタンがボタンホールに入るか確認。
タックボタンの裏側をセット。画鋲のように裏から普通に刺すだけ。
装着。
裏側。あとは布をかぶせて軽くハンマーで叩いて、最後の押し込み仕上げ。これをしないと結構簡単に外れるので面倒だが、きちんと押し込もう。
ボタンフライが欠けたビンテージリーバイスをタックボタンで修理、交換
80sのリーバイス501。フロントボタンのボタンフライが1つなくて安かった。
ここが1つない。
前述のデニムと同じタックボタンを使用する。
大きさは16mm。元々のリーバイスについているタックボタンはより少し大きいが、ボタンホールが広がっているので、通ることを確認。
これで問題なさそうだ。
タックボタンはこうなっている。普通にただの画鋲。
裏側からタックボタンの裏側パーツを通す。
表側からタックボタンを押し付ける。
ハンマーなどを使って押し込む。この時、面倒で握力トレーニングの道具で押し込んでみたが、やはり力が足りず、簡単に外れた。
横から見た図。
ビンテージデニムのボタンフライを自分で修理、完成!
大きさも色も違うし、目立つな。。ちょっとダサイかも?
まぁでもボタンフライだし隠れるから良し。こんな良いビンテージジーンズが安く買えたんだし。
いや、やっぱ目立つな。。。
タックボタンのエイジング加工に挑戦。ビンテージの風合いは出せるのか?
さすがに光沢がありすぎて目立つので、フロントボタンのエイジングに挑戦。が、結論から言うとエイジングはできなかった。
まずはヤスリで表面を削る。
そして塩につける。本当はサンポールで錆だらけにしたかったが、サンポールがなかった。
で、一晩経ってみたが。うーん。ここで気付いたが、プラスチック製なのでエイジングできるわけがないのだ。アホだな自分。ただ、やってみて思ったのはニッケルメッキなのでヤスリでメッキを剥がすだけでも色合いと光沢が落ち着くので、やらないよりはマシかな。
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