ブルージャイアント アメリカ編の舞台、ニューヨークとニューオーリンズに行ってみた!【BLUE GIANT EXPLORER、BLUE GIANT MOMENTUM、ジャズ】

ブルージャイアントの聖地巡り アメリカ編

画像引用 : BLUE GIANT MOMENTUM 1巻(小学館、石塚真一、ビッグコミックス)

大好きな漫画「BLUE GIANT」。大がアメリカに渡航してからニューヨークと到着するまでを描いた「BLUE GIANT EXPLORER」に登場するニューオーリンズ。ニューヨークが舞台の「BLUE GIANT MOMENTUM」に登場する場所、聖地巡りをしてきた。

仙台編と東京編の記事はこちら。

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BLUE GIANT MOMENTUMはニューヨークが舞台!

ニューヨークに到着した大たちはブルックリンに家を見つけ、それぞれが活動しながら新しいバンド活動を模索している。主な舞台はマンハッタンとブルックリン。電車ですぐ行ける隣のニュージャージー州も登場する。有名観光地のスタテンアイランドフェリーや公共図書館なども描かれている。

個人的にはビレッジバンガードとスモールズが一番良かった。ただし、座る場所でかなり良し悪しが変わる。先着順が多いので早めに行って、「ステージの近くに座りたい」など自分の希望を伝えることがコツ。大体どこもミニマムオーダーがあって、何か注文が必要だが、ビール1杯など、最低限の注文を推奨。私は食事しながらライブを見るのが好きじゃないのもあるが、ライブ会場での食事はあまり薦めない。とにかく値段が高いし、味は微妙。時間があるなら周辺の他のレストランも楽しめると、より広くニューヨークが楽しめると思う。

ブルックリン・ブリッジ(Brooklyn Bridge)

ニューヨークとブルックリンを結ぶ橋。1883年からあるから貫禄がある。1巻の表紙を見てから行ったら実物はそんなに茶色くなかった(笑)

セラードッグ(Celler Dog)

作中での名称はセラーキャット。大のバンドにとって、ニューヨークでの初ライブの場所。

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ライブ演奏はほぼ毎日ある。主にジャズ系だが、ファンクやフュージョン系もある。日本人アーティストの出演もある。スケジュールは公式サイトやInstagramで確認できる。

https://www.instagram.com/cellardognyc/

お店は地下。入口で必ずIDチェックがあるのでパスポートを忘れずに。チャージ(入場料)が曜日によって異なり、5~10ドルかかる。クレジットカード決済など可能。

入るとまずは右手にドリンクカウンター、左手にテーブル席。

奥右手がステージになっている。チャージだけで気軽に入れるので、滞在中に3回行った。どうしても日本人アーティストを一度見てみたかったがスケジュールが合わず、残念。客の多くはライブを見に来ているわけではなく、他で遊んでいる。

ビリヤード、卓球、ビアポンなどができる広々した遊び場になっていて、ブルージャイアント作中ほどではないが、賑やかな場所。治安が悪い感じも受けなかったし、最低限の危機管理をしていれば全く問題ない印象。若い人が多く、遊び場として人気のようだ。休み前の夜は混んでいて、入場に並んでいる日もあった。ここで爆音で演奏したら、そりゃお客さん怒るだろうな~と想像して笑ってしまった。

ドリンクカウンターはキャッシュオン。わりと騒々しいので、英語が伝わり難い場合はスマホでメモを見せるなどすると注文が楽。ほとんどビールで、種類は多い。値段は12-15ドルあたり。クレジットカードなどで決済可能。

ブルージャイアントにも登場!ニューヨーク ジャズバー セラードッグ(cellerdog)に行ってみた! - YouTube

スモールズ(Smalls)

大たちがニューヨークに着いて最初にジャズライブを見に行く場所。

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小さいライブハウス。当日券で入場したが、早く到着したのでまだ席がけっこう空いていた!

ステージ最前列で鑑賞。ドラムがバチバチでめちゃくちゃかっこよかった。

ニューヨーク スモールズジャズクラブ(Small’s jazz club)に行ってみた! - YouTube

ヴィレッジバンガード(Village Vanguard)

作中ではヴィレッジズバンガード。言わずと知れた超名門ジャズクラブ。ジョナサン・ブレイクのライブを鑑賞。セラードッグ、スモールズに近いのでハシゴも可能。

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古いお店なので、かなり狭い。伝説の場所すぎて許容されている感があるが、店の構造がそもそもライブハウスに向いていない(笑)。後ろの席だと多分ほぼ何も見えないのでは。とにかく前の席を薦めるが、バンド編成によっては最前列だと楽器で何も見えないこともあるので要注意。

演奏中は撮影不可。店内には伝説のジャズミュージシャンたちの写真が飾ってある。

終演後にアーティストが気さくに話しかけてくれたり、楽しい場所だった。ここが伝説の場所なんだ、と思うと感慨深いものがあった。帰りにジョナサン・ブレイクと握手した。

ブルーノート ニューヨーク(Blue Note NY)

名門ブルーノートの本店、ニューヨーク。日本のブルーノートは高級感があるが、ニューヨーク本店はもう少しカジュアルな感じ。そしてこちらも見にくい席が多い(笑)

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早めに行ったが良い席はほぼバンド関係者の予約席だった。ステージが高く、最前列だと逆に見にくいので、席取りが難しい。2階ではグッズがたくさん売っていた。

エンパイアステートビル(Empire State Building)

大とアントニオが訪れた、一大観光地。完成からほぼ100年経っているのがすごい。

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とても良い眺め。シティパスで行くと安いし便利。他の展望台も行ったけど、あまり差を感じなかった。アントニオが感じていたように、ここに立って、ニューヨークで戦うんだと想像すると、不安になるかも。今のところありえないけど、自分もサラリーマンとしてニューヨークで働くことになったら、どうだろうか、なんてことを景色を見ながら考えていた。

バードランド(Bird Land)

作中の名称はバードネスト。こちらも有名ジャズクラブ。1巻末ではセラーキャットで大たちに衝撃を受けた店員は後にバードネストのバーテンダーになっていて、大たちがここで演奏したことが語られている。つまり大たちは世界最高峰のジャズクラブの1つまで辿り着く、ということだ。

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タイムズスクエアの近くにあり、高級感のある観光地という感じ。他のジャズクラブよりも観光客が多かった。ここは席が指定されていることが多い。ステージが近いバーカウンターに座るのもアリ。ちゃんとしたシアター型でどこの席からもある程度見やすい。ここで大のサックス、聞いてみたかったな!

タイムズスクエア(Times Square)

玉田と大が観光で訪れるタイムズスクエアの階段はいつでも観光客でいっぱい。スリなども多いので気をつけて。

セカンドストリート

大が古着のジャケットを購入したのは日本の古着屋、セカンドストリート。マンハッタンに何店舗かある。作中の外観はNoHo店が似ている。アントニオが中古ピアノを見つけるのもセカンドストリート。実際は質屋のようなセカンドストリートはブルックリンにはなかったが、似たような総合リサイクルショップ、スリフトストアはけっこう多かった。

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ニューヨークにはたくさんジャズクラブがあって、日本よりも身近に感じた!

初めて行ったニューヨーク。円安とはいえ、大物アーティストのチケットは日本で見るより安いし、ジャズクラブによっては2,000円程度で本場のライブが見れるのが良かった。他にはSMOKEなど有名ジャズクラブもブルージャイアントの作中には登場する。

想像よりもストリートミュージシャンは少なかった。たまーに地下鉄構内で見かける程度。

セントラルパーク近くにあるディジーズクラブ(Dizzy's Club)。夜のセッションは15ドルで見れる。夜景が綺麗で、高級感があった。

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バンド演奏が終わったあとは深夜のジャムセッションが始まる。アントニオがいないかと思ってしまうような、若いジャズマンが楽器片手に集まって自由に飛び入りしていくような雰囲気だった。色々なアーティストが代る代る入るのは変化があって、これはこれで見応えがあって、面白かった。深夜になるから帰りの交通さえ確保していれば長時間見ていられるので、コスパは一番良いかも。

ニューヨーク ディジーズクラブのナイトセッションジャズライブに行ってみた - YouTube

ロックの老舗、ビターエンドも行った。

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デビットガーフィールドのライブ。totoの曲をやってくれたが、なんだか全体的に微妙だった。PAが日本人で、箱の音はとても良かった。

ニューヨークの老舗ライブハウス ビターエンド(bitter end)でDavid Garfieldのライブに行ってみた! - YouTube

郊外まで電車ででかけて、TOTOとJOURNEYの2マンライブも見に行った。ルカサーのギターに感動。

NY4 ニューヨークのSOHO散策、TOTOとJOURNEYのツーマンライブ - YouTube

BLUE GIANT EXPLORERに登場する、ジャズの聖地 ニューオーリンズ

7~8巻で大たちが訪れ、しばらく滞在する街。ジャズ発祥の地、ニューオーリンズ。さすが、というか空港の荷物受取カウンターでジャズの生演奏!

今回はニューオーリンズ・ジャズ・ヘリテージ・フェスティバルの開催時期に合わせて行ってきた。ニール・ヤング、アース・ウィンド&ファイアーなどを見た。ニューオーリンズを拠点に活動している日本人ジャズマン Z2さんも出演していた。

NOLA3 ニューオーリンズジャズヘリテージフェス3日目、ルイアームストロング公園と銅像、アースウィンドアンドファイヤのライブを見た! - YouTube

大たちが演奏しているようなジャズクラブがもっとたくさんあるのかと思っていたけど、想像よりもジャズの聖地、という感じではなかった。現地のジャズマンたちが普段演奏している場所はフレンチマンストリートの周辺や郊外にある様子だった。あまり調べずに行ったのを後悔。ニューオーリンズ滞在中に体調が優れなくて、活発に動けなかったのも残念だった。

有名なレストラン、ガンボショップやカフェ・デュ・モンド、ミシシッピ川沿いなども登場する。

ルイ・アームストロング公園(Louis Armstrong Park)

画像引用 : BLUE GIANT EXPLORER 7巻(小学館、石塚真一作、ビッグコミックス)

ニューオーリンズ出身の伝説的プレイヤー、ルイ・アームストロングの名前がついた公園。ここに彼の銅像が立っている。

公園自体は普通の綺麗な公園で、特にミュージシャンがいるわけでもなかった。

バーボンストリート(Bourbon Street)

ニューオーリンズの最も有名な場所。もっとジャズクラブがあるかと思っていたが、ほぼない(笑)。重低音のダンスクラブみたいな場所やロック、ポップスメインのバーみたいなところが多くて、なんだかバンコクのカオサン通りみたいだった。プリザベーション・ホール周辺に少しだけジャズメインの店があった。

どこもワンドリンクで気軽に入れて、生演奏が聞ける。

プリザベーション・ホール(Preservation Hall)

伝統的なディキシーランド・ジャズを演奏するニューオーリンズの聖地。建物が1700年代から現存しているらしく、この辺りでは最古の建築物の1つらしい。実際に行ってみると、日本人の感覚からすれば他の建物もかなりビンテージだが、その中でもプリザベーション・ホールの建物だけ異質。中もなかなかすごい雰囲気。

ドリンクサービスはなしで、音響設備などはなく、本当に生演奏だけを聞くというスタイル。店員さんの衣装もレトロで、もう気分はタイムスリップ。ジャズが誕生した当時、人々はどんな気分で聞いて、どんな風に楽しんでいたんだろうか、と想像して演奏に感動した。トロンボーンが日本人奏者の菊池ハルカさんで、終演後に話ができたのが嬉しい。

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フレンチマンストリート(Frenchmen St)

ブルージャイアントのような、思い描いていたニューオーリンズの景色は、バーボンストリートから少し離れたフレンチマンストリートにあった。通りを挟んでたくさんのジャズクラブやライブハウスが並んでいて、チャラい感じが全くない!初日の夜からさっさとこっちに来ておくべきだった。

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渋い演奏のストリートミュージシャンもフレンチマンストリートの方がたくさんいてアツい!

ニューヨーク、ニューオーリンズ旅の動画はこちら

旅の動画をYouTubeにアップしています。だらだら撮っているだけですが、わりと何でも写したり喋っているので、ゆっくり見てもらえれば現地の雰囲気が伝わる動画かな、と思います。こちらも是非、見て頂けると嬉しいです。

ニューヨーク、ニューオーリングジャズヘリテージフェス - YouTube