Travel Kurarin

古着、ドクターマーチン、沈船ダイビング、海外旅行など雑記ブログ。Ex 観光ガイドブック出版社勤務、JICA海外協力隊 2018-1次隊 ミクロネシア連邦チューク州。月間約8万PV。訪問国は約50カ国。執筆依頼、取材、問合せはコチラ。

アルメニアの旅 16日目【アルメニア、エレバン、エチミアジン、ロンギヌスの槍、フリーマーケット、ストリップ、オメガ】

アルメニア、エレバンのドミトリー Hostel vagasy

疲れていたのか、ぐっすり寝た。8時過ぎな目覚ましかけて起きた。

紅茶を一杯もらって、シャワーを浴びる。きちんとホットシャワーが出る。暖かい。石鹸がなくなってきた。泡が足りない。

朝ごはんは宿のお母さん的な人が作ってくれる。にんじんの炒め物と米、魚肉ソーセージ、パン。この米がめちゃくちゃまずかった。鍋で炊いてるようなんだが、芯が残ってるというかもはやそのままで、パキパキいいながら食べるしかない。うーん、、美味しくない、、今日は失敗したのかな、、。

Hostel vagasy の会計を済ませる。ドミトリー1泊2500ドラム、朝食付き。 

部屋に戻って少しだけ片付け。イラン人が話しかけてくる。なんで日本人はみんなスマホばっかりいじってるんだ!?ソーシャルメディアやラインばっかりしている!って言われた。なぜ?と聞かれたけどうまく答えられなかった。

うーん、、そもそも俺はあなたに興味がないし、ドミトリーに泊まってるのは世界中に友達が欲しいとかではなくて安いからだし、、、。だから別に会話しないんだよ、だいたいあなた方の質問ってくだらない事ばかりだし。なんて個人的なことを考えたけれどもまぁそれも向こうにとってはどうでもいいよね。ってことはお互いどうでもいいんだよなぁ

挨拶すればマイフレンド、目が合っただけでマイブラザー。こんなのは普通で、真剣な受け止める俺も悪いんだろうね。コミュニケーション能力がないとか言うけど、一方的に話す人もコミュニケーション能力がないと俺は思うし、お互いが話そうと思わないと会話って成り立たないよね。なーんて考えるのもくだらないけど。どうでもいいし。話したければ話す。話したくなれば話さない。単純明快。って思ったけどバスとか地下鉄で考えてると、昔は外国人に話しかけられたら嬉しかったな。喜んでコミニュケーションとってた気がする。今回はその過去の経験の慣れと、仲良くなったところで別に面白くならないという個人的な経験と、なにより時間がないこと。時間の余裕がないので切り捨てるものは切り捨てる、と言う感じだな

エレバンの地下鉄

地下鉄に向かう途中にショッピングモールをのぞいた。ロシアモール。大したものは全くなくて、スーパーもなかった。フードコートがあった。

地下鉄はオレンジ色のブースで100ドラム払うとプラスチック製のコインがもらえる。写真撮ったら怒られた。なぜ途上国は電車の写真を嫌がるのだろう。

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この国も地下鉄のホームは暗い。英語表記が全くないので駅がわからない。コンパスで方角を調べて、南に向かう方に乗った。放送を聞いてると次の駅だ。vagasy からエレバン鉄道駅は隣なのだ。なんたる立地の良さ。

エレバン駅からエチミアジン大聖堂へバスで向かう

駅周辺を散歩。ドライバーが声をかけてくる。今朝からめんどくさかったからイライラする。無視。

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目的のエチミアジンはキリキアバスターミナルを経由する。キリキア行きの23番を見つけた。エレバン鉄道駅の東口出てすぐ右。駅舎の脇だ。少し待って乗り込む。

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あとにわかったことだが、俺が待っていたのはバス停ではなくて車庫みたいな、運転手が休憩するところだったようだ。さらに、走ってるとhostel vagasy の前も通った。気付いたら寝てた。まだ着かないのかな、と思ってたら乗り過ごしてたらしい。山奥でついに乗客が俺1人になって降ろされた。運転手が同じ23バスの運転手になにか言ってくれて、折り返し別のバスに乗った。きっちり片道分の100ドラムとられた笑

そこからまた30分ほど乗って、キリキアバスターミナルに着いた。この時点で初めて場所をグーグルマップ上で知った。意外と近いな、、

203番のバスを探す。あった。けっこう人が乗ってる。

エレバンからエチミアジンの行き方

まとめると

エレバンからエチミアジンの行き方は

hostel vagasy 前の道路またはエレバン鉄道駅から23番のバスに乗る。100ドラム。もしくは街中を走ってる67番バス。

それでキリキアバスターミナルに向かう。

キリキアバスターミナルに着いたら、大きな建物がある方に行き(地下通路)203番のバスに乗る。ここから30分くらいで着く。250ドラム。運転手が教えてくれた。降りるとすぐ目の前がエチミアジン大聖堂。バスでこんな簡単に来れるとは。

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エチミアジン大聖堂

クリスマス前だからか?人がたくさんいた。入場料もかからず、中に入れた。大聖堂を見た。神父さんがなにかを唱えていたり、ロウソクにみんな火を付けている。聖水?なのか水をペットボトルに汲んでもらってるところや、聖書と十字架なキスしたり、土下座していた。アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教とした国だけあって信仰が深いのかな。

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ロンギヌスの槍が見れる!?

周辺にはお土産屋や他の教会もあった。ミュージアムはエチミアジン大聖堂の入り口向かって右側の建物。ちょっとわかりにくいが、入り口に旗が出てる。ついにロンギヌスの槍が見れる!!はずだったのに今日はクリスマスの特別休暇で休みだった、、しょんぼり、、

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これがロンギヌスの槍。パンフレットを撮影。

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バスでエレバン市内に戻る

大聖堂から出てもお店が全然なくて、お茶するところもなかった。コンビニみたいな小さな売店はあるんだけど。お腹減ったなぁ、、、仕方ないのでバスに乗って街に戻る。バスはその辺の道に止まってる。

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またバスの中で寝てた。疲れてるのかな。すぐ寝ちゃう。キリキアバスターミナルについて、バスを探す。67番バスが来たから帰りはこれに乗ってみよう。 

これも23番とほぼ同じルートだ。共和国広場で降りる。そのまま歩いてアルメニアサッカー協会に向かう。隣にhummelのショップがあるらしく、何か売ってないかと期待。

途中、公園でフリーマーケットが行われていた。あまり大したモノはなかったが、見てるのは楽しかった。ムヒタリアンというアルメニア代表の選手がマンチェスターユナイテッドにいるのね。知らなかった。ユニフォーム売られてて知った。国のサッカーの英雄なのかな。

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やはり、というか残念ながらクリスマス休暇なのか、hummelは閉まっていた。歩いて櫻田(SAKURADA)という日本食レストランに向かう。1食500~1000円くらいで手頃でとても美味しいらしい。が、ここも年末年始休業だった。うん。そうだよね。櫻田さん、久しぶりの帰国かな。

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仕方ないので近くのカフェに入ってラテとクロワッサン2つ食べた。3000ドラム。けっこう高いな。 

疲れたので歩いてhostelvagasyに戻る。途中、スーパーマーケットで買い物。パスタとソーセージとボロネーゼのパスタソース、水を買う。ウォッカが冷やされてコーラとかと並んでて笑った。

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宿に着いた。例のイラン人は宿にいる。こいつ日中何してるんだ、、。ずっと受付のお姉さんに話しかけたり、客の女の子に話しかけてる、俺にも皮肉ってまたメールチェックか?と話しかけてきた。暇なんだろうね。。bored。

自炊。今回はうまく出来た。さすがにミスるってこともないけど。たくさん作って食べたので満腹。幸せ~。

共有スペースでパソコンをいじる。インド人なのかイラン人なのか、グループが料理を始めた。けっこう手が混んでる。イラン人も彼らと絡んでいる。

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宿でしばらくパソコンをいじる。ブログを更新したり、写真を整理したり。イラン人が話しかけてくる。君の髪は素敵だ、とかなんで黒いの、とか。めんどくさい。

そういえば、hostel vagasy に泊まってから身体が数カ所かゆい。ダニでもいるのかな、、。しばらくすると、宿の受付のお姉さんも話しかけてきた。なんでそんなにパソコンいじってるの?って。

ただ、話していて思ったのはイラン人とは違って軽さがあった。何日いるの?とか質問の雰囲気とか、なんとなく話が長引かない気がするんだ。質問も定番の質問なら、あぁはいはいって感じで答えるけどイラン人はどうでもいいことばかり聞いてくる。なんでそんなこと答えなきゃいけないのって思うとこっちもめんどくさくなる。彼は興味を持って聞いてるのかもしれないけど。2人で雰囲気が違う。姿勢とか目線とか、、、。でもイラン人はすごい話す体制に入ってくる。隣に座ったり、目の前に顔をくっつけてきたり。パーソナルエリアとでも言うのかな。その距離感というか感覚が彼と彼女で違うから普通に会話できる気がした。まぁ、もちろん女の子と話す方が楽しいってのも大きいけど。

アルメニア、エレバンでストリップショーを見る

21:00過ぎに作業を終えて、地下鉄でYeritasardakan駅に向かう、終電は23時くらいらしい。ストリップのお店、オメガに向かった。夜の気温は1度。寒いわけだ。22時オープンなので、少し早めに行ってまわりのバーとかパブで飲もうと思ったがオメガのまわりにはあまりお店がない。結局自由広場まで歩いてしまった。この旅行でもう吸わないと決めていたタバコをまた買ってしまった。だってアララト山のタバコ気になるしストリップ見ながらタバコってカッコいいし...(中二病)

今日がアルメニアかロシアのクリスマスらしく、広場ではライブが行われていた。

そもそも、アルメニアのエレバンと言えばストリップ!ということがブログに書かれていたので行ってみることにした。この旅行中、夜遊びという夜遊びもしてないしお酒もあまり飲んでない。

アルメニアは美女大国、美人が多いって有名(来るまで知らなかった)。街中で見てると、そうかもしれない気はする。過去の歴史もあるし、いろんな人種がいるようだ。顔を見てるとちょっと違う。中でも綺麗なのが多分、純粋なアルメニア人なんだと思う。3日間観察した結果、顔が小さい。金髪。肌が白い、顔立ちがはっきりしてる、細身、巨乳が多い(気がする)とまぁ、そこまで条件が揃うと大体美人に見える。そういう理論なんだと思う、と俺は結論付けた。

俺はAVでも洋モノが苦手なのでああ、綺麗だなと思ってもあまりなにも感じなかったが、確かに美人が多い気はする。カフェで見かけたちょっと幼い感じの顔の女の子は可愛かった。ジョージアやアゼルバイジャンに比べると、おっ、、?って女の子がたまにいる。そんな感じ。

そんな美人の国だから風俗、セックスツーリズムは確立しているのかと思いきや、貞操観念の問題なのか全然ないらしい。ストリップはあっても、本番までできるお店は実質ないようだ。だからオランダなどのヨーロッパ諸国の風俗店ではこういう国の女性が働いているのかな。

行ったストリップは自由広場の近くのオメガ。観光客向けの定番だ。ディーバというローカル向けのストリップもあるが、ちょっと郊外なので遠いしやめた。ディーバの方が良いって記事もあった。22時少し前にお店に行った。店員は英語が話せる。ショースペースに通してもらう。お客さんは俺1人だけ。

ショーが始まるとまずはストリッパーたちが全員出てくる。この日は5.6人。全体的なみんな身体がでかい。お尻がでかくてお腹が少し出ていて、という外国人の体つき。金髪巨乳、金髪貧乳、黒髪普通体型など。

この時、1人がいきなり隣に来て話しかけて来た。これは、、あれか、、キャバクラみたいな感じか、、(行ったことない)大体全員英語ができる。チップはしない、見てるだけと宣言した俺にも気さくに話しかけてくれる。

その後は曲に合わせて1人ずつ、ポールダンスをする。ストリップといっても、徐々に脱ぐという感じではなく最初からほぼ上裸で胸は見える。下はTバックって感じ。最初の方は俺しか客がいないのでみんな隣に来てくれた。Tバックだけの巨乳の人が隣に来たときはさすがにちょっと緊張した。。。胸に目がいく、、、。中には手を握ったりアピールしてくる人もいたが、ここで胸を触ったりはできない。

途中から他に2組客が来て、彼らはチップを持っていたからみんなそっちにアピールしに行った。1人男性が気に入った女の子と個室に行った。すぐ戻ってきた。

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原爆のきのこ雲をイメージしたであろう、ヒロシマというとんでもないカクテルがあった。

俺は1時間くらいいて、一通りストリッパーが一巡したので帰ることにした。クレジットカードが使えた。

アルメニア エレバンのストリップ、オメガ のシステム、料金

まとめると
入場料10000ドラム
ビール800ドラム(1番安いビール)
カクテルや軽食などもある。大体2000ドラム前後。あとはサービス料が1割くらいかかるみたい。

ストリッパーと触れ合うには追加料金が必要。チップは2000ドラムでチップ専用紙幣を1枚買える。このチップ紙幣をストリッパーの下着に挟んであげると、しばらく席にいてくれる。頬にキスくらいしてくれるが、胸に触ったりはできない。

10分20000ドラムくらいで個室で2人っきりになれる。そこではキス、胸を触るくらいはできるらしいがそれ以上はできない。お店のメニューとしてはそれが1番エロいやつだった。つまり、ヌキはない。

俺は入場料とビール1杯とサービス料で12500ドラムくらいだった。見た感想としてはそんなに面白くなかった。社会勉強ですね。

ストリッパーはアルメニア人はいなくて、ウクライナ、ロシア、カザフスタンから来たって言ってた。

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オメガからは歩いて帰る。23:30くらいでもクリスマスだから人通りはあるし、ネオンで明るい。あまり危険な感じはしなかった。無事に vagasyに到着。速攻寝た。