7時起床。日本人旅行者(以後Oさん)が朝食時間を間違えていたらしく少し遅れる。
朝食はパリパリのチャパティ(薄いナン)とコーヒー、バター、ゆで卵。味はまぁ普通に食べれる程度。食後には紅茶も出してくれた。
エスファハーンからカーシャーンへ
8時20分出発。タクシードライバーは英語がほぼ話せないが真面目そうな人。車は綺麗ではないけど全然okなレベル。タクシーではなく、ただの乗用車。
車の中ではOさんとずっと話していた。ドイツで働いている。アイスランドやパタゴニア、ガラパゴス諸島クルーズなどけっこう旅していて、俺が行きたいところばかり行っていて羨ましい。ドイツ人は朝はやく職場に来て、早く帰るらしい。あとは仕事を自分では作らないし、国の法律が厳しいのでマネージャーの管理も徹底しているそうだ。日本のように書類上は、ということはなく実際の勤務時間まで徹底しているらしい。あとは病気休みが国で認められているので今週は風邪で休み、みたいにたまにズル休みする人もいるらしい
カーシャーンの地下都市
11時くらいにnashbad到着。トリップアドバイザーやブログで読んだ、カーシャーン近くの地下都市。行ってみたかった。ドライバーも正確な場所は知らなかったそうでカーシャーンからは道行く人に聞いて、辿り着いた。under ground cityという標識があったので、そこに向かう。
2つ地下都市はあるが、今回は1が閉鎖されていた(理由不明)
No2に向かう。ドライバーもついてきた笑
彼の入場料は無料のようだが俺らは一人200000リアル
けっこう高いな、、、
一応、観光地なのか(といっても地球の歩き方には載っていない)英語表記があって簡単な解説の看板がついている。
階段を降りると、広い貯水部屋。その横から細いトンネルで都市内に入れる。
地下4階くらいまでの大きな都市のようだが、安全性がない、発掘されていないそうで行けるのは地下1階部分のみ。でもそれでも十分見応えがあった。
地下内は地上よりもジメジメしていて暑い。湿ったほこりっぽい匂いがする。
通路は大人の男性が少し屈んで歩けるくらい。ベトナムのクチトンネルよりは全然快適
いくつか部屋がある。ただの個室だったり、トイレだったり、通気口だったり、下の階への通路(階段ではなくただの筒なので、左右の壁を突っ張って昇り降りしていたらしい)だったり。
壁にはくぼみがあって、ろうそくなどを置いていたんだろう
奥の方に行くと、さらに部屋が増える。広い部屋もあった。
雰囲気満点。頭の中ではインディージョーンズのテーマが鳴り止まない。
他に一組、イラン人の客がいたのでガイドというか受付の人はその人につきっきりなのでこちらは自由に回らせてもらった。一人でひっそりしていると、とても静かでけっこう怖い。奥まで電気は通ってるので明るい
ドライバーも楽しんでるのが面白かった。自撮りしたり、動画を撮ったりしてた。最後は写真撮影をお願いされた笑
最後の方は階段になっていて、地下内でも階層があったことがわかる。そこを抜けると、舗装された新しいエリアに出て、そこでお終い。すごく小さなカフェが併設されていた。行かなかったけど、トリップアドバイザーでは良い休憩場所、と書かれていた。
地上に一度出たが、もう一度戻ることにした。戻って写真撮ったり、動画を撮ったり。
こうやって改めて戻ると広い。これが何階層にもなってるんだからすごい
入り口に戻ってきて、Oさんと二人で閉鎖されてる1の方で行ってみることに。1はやっぱりあいてなかったが、行き帰りの途中でモスクがあったり、素朴な町中を見ることができた。田舎なので廃墟が多いし、乾いた土色の家しかないので内戦のニュースで見たシリアとかアレッポみたいだった。
戻ってきてタクシーで出発。帰りは二人とも寝てた。エスファハーンに戻ったら解散するのかと思っていたけど、Oさんから昼ごはんに誘ってくれて嬉しかった。帰りのタクシーでブルースブラザーズの残りを全部見た。
15時ごろにエスファハーンに到着。abbasi ホテルに行く途中でケバブを食べた。80000リアル
abbasiホテルにサンタがいた、、、!イスラム教のこの国でサンタを見たのはここが最初で最後だった
abbasiホテルのチャイハネ、向かいのsafirホテルのチャイハネ、有名なチャイハネ azadeghanも回ったが、シーシャがない。
おかしい。シーシャ吸いにイランまで来たのに。
聞いてみると、なんと公共の場所でのシーシャ(水タバコ)は禁止になったらしい
頼めばバックヤードで吸わしてくれる、というブログもあったので頼んでみたけど全然ダメ。なんとどこでも吸えないらしい(自宅ではOKらしい)
まじかよー、、、。イランに来た目的が達成できないなんて。けっこう落ち込む
でもせっかくなのでazadeghanでシナモンティーを頼んで、お茶だけした。100000リアル。高い、、、
店内は撮影可能で、とっても綺麗。天井から無数のランプがぶら下がっている。欧米人もシーシャはないのか、と聞いていたので禁止になったことは知られていないのかな?
エスファハーンのエマーム広場
その後、夕方にOさんと別れて、一人でエマーム広場を散策。
雑貨がとてもかわいいし、雰囲気バツグン。世界の半分とはよく言ったものだ。素敵な街。もう一目惚れ、虜になってしまった。
ぐるーっと一周回ってみて、物色した。目星はつけたのであとは明日、比べて買おう。
マスジェデ・エマーム
マスジェデ・エマームの前までは入れたので見てみた。夜空が澄んでいて綺麗だった。
少し早めに宿に戻って、就寝。